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Photshopの画質調整機能に「自動レベル補正」「自動コントラスト」「自動カラー補正」がありますが、これらの違いがいまいちよくわかりません。

テキストを参考にしますと、「写真を明るくするには」という課題に対して一方では「自動コントラスト」を利用し、他方では「自動レベル補正」を使っています。

また、色調を修正する場合についても「自動カラー補正」を利用したばあいと「自動レベル補正」を利用した結果がほぼ同じになるということもあります。

自動補正を利用する場合のポイントや法則のようなものがありましたら教えてください。

A 回答 (3件)

はじめまして。


コメントを拝見しましたが「画像加工について人に教える立場になってしまいまして」人に画像加工を教えるのはたいへんな事かと思います。人それぞれの感性は違いますし、色についての感じ方も違います。それなら「自動レベル補正」「自動コントラスト」「自動カラー補正」を使ってある程度オートメーション化を計ろうとするのも良いですがこれらを使って良いと判断出来る写真は5枚に1枚程度だと思います。やはりマニュアルな部分は必要だと感じます。
デジタル画像の補正で重要な事はまず、それを評価出来る環境を作る事です。室内光などもありますが一番大きいのはモニタのキャリブレーションです。アドビガンマなどを使って最低限、コントラストの調整と色温度の設定はしっかりやる必要があります。そして、
ソフト側の補正については画像に最適な濃度を作る事、グレーのバランスをしっかり取る
事が一番のキモになります。
1、画像を最適な濃度にするという事は慣れないうちは難しいですが、一番良い方法としては0%~100%の濃度を使い切る事が重要です。目で確認するにはヒストグラム(レベル補正ならモニタ表示100%で)で確認する事が出来ます。黒い山を端から端まで使い切ったものの方が濃度再現が0~100%ありますので階調再現が優れていると言えます。
パステルカラーや霧の中に居るような写真などは0~70%くらいで納めた方がよかったり
するので使い切りが良いとは言えませんが。
そして0~100%まで使い切ったら今度は暗い写真か明るい写真か見た目で判断し、トーンカーブなどを使って中間調子を調節していきます。コントラストを低くするには逆S字カーブを作るように、コントラストを上げるならばS字に。これを機械に任せるなら「自動コントラスト」ですが、他の2つの自動補正よりもこれは当たりが多いでしょう。
2、次にグレーのバランスですがこれは「自動レベル補正」「自動カラー補正」が関係してくる項目です。前記2つの補正は出来れば使わずにこれから書く事を参考にしてみて下さい。まず、グレーのバランスを保つという事はデジカメで言うホワイトバランスを調整するのと同じことです。白い部分が白く、グレーの部分がグレーになるようにする事を指しますが自動補正を使うならばトーンカーブを開くと右下の方にあるスポイトツールの中間のものをクリックし、それを使って画面でグレーにならなければならない部分をクリックしてみて下さい。何回かクリックしていけば見た目で良いと思えるグレーバランスになると思いますのでそこでストップして終了します。厳密に言えばカラーバランスやトーンカーブで調整するべきですが、自動ツールを使うならこちらの方がまだ仕上がりは良好です。またバリエーションを使うのも良いかもしれません。
私も昔、画像補正を人に教える立場になり、あなたのお気持ちが良くわかるので回答させてもらいました。この他にも画像補正にはさまざまな課題があると思いますがまた困った事がありましたら質問下さい。
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この回答へのお礼

とてもよくわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/26 14:03

こんにちは。


仕事でたまに写真補正をしているものです。
あてになるか、分かりませんが回答します。

ちなみに紙媒体で出力する時はCMYKで作業します。
まず、自動レベル補正ですが…
その前に普通のレベル補正を見てください。
するとチャンネルを「CMYK」「シアン」「マゼンダ」「イエロー」「ブラック」で分かれているのが確認できるでしょうか?
CMYK表示の場合、全ての色はこの4色により表現されます。
各チャンネルをみると棒グラフ状になっています。

「写真を明るくするには」、チャンネル「CMYK」で真ん中の▲を左へ移動します。意味的には色の濃度を下げるという事です。

次に自動コントラストですが…
あまり使っていないので、何とも言えませんが文字通りコントラストを平均かさせる機能だったと思います。

最後に自動カラー補正ですが…
Ver5.5にはございませんでした。

ポイントは紙媒体という事を前提に説明します。
その一、画面上で補正を行いますが、その画面の色味は調節済みでしょうか?カラー設定で調節しましたか?
その二、自動という機能はあまり使っていません。
各チャンネルの濃度を調節する場合は「レベル補正」。各色味を調節する場合は「特定色域の選択」。
色のトーンを調整する場合は「トーンカーブ」で調節します。
その三、人によって色の調整は大分変わるものです。
だから法則なんてものはないと思いますが、何より経験だと思います。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。

今度、画像加工について人に教える立場になってしまいまして、なにわかりやすい表現や決まりがあれば、理解しやすいかと思い、今回の質問をいたしました。

その際は、参考にさせていただきます。

お礼日時:2004/09/25 19:32

直接的な回答になりませんが、ちょっと参考情報を。


私も以前、質問者さんと同様の疑問をずっと抱いておりました。たまたまこのコーナーで同様の質問が過去にあり、そのときに以下のサイトが紹介されており、私が抱いていた疑問が解きほぐされました。目からうろこが落ちる思いでした。

(紹介サイト)
「コーミンのフォトレタッチ教室」(下記URL)

(サイトの内容)
「自動レベル補正」、「自動コントラスト」の機能は確かに自動で画像補正してくれるが、必ずしも最良の結果を生まないということ。むしろひどい結果を招いてしまう場合が多いこと。これの対策として「トーンカーブによる諧調補正(明るさ、コントラスト等)」の使い方を推奨しています。

ここで説明すると長くなるのでやめますが、自動補正がなぜダメなのか?その理屈とトーンカーブによる補正がいかに理にかなった部分が多いかを理論的に説明しています。

(サイトの見方)
下記サイトに行って、画面左に「フォトレタッチ教室」という項目がありますので、そこをクリックして下さい。トーンカーブによる画像補正の技の数々が披露されています。これは本当にためになります。これを理解してからは私はphotoshopで自動補正は使わないようになりました。

異論はあるかもしれませんが、一つの理屈に基づいた筋道の通った考え方なので一度お読みになって下さい。画像編集が10倍楽しくなりますよ。

参考URL:http://www5e.biglobe.ne.jp/~komin/nihongo.htm
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この回答へのお礼

しばらくご回答いただけなかったので、多少、あきらめておりました。
参考サイトはとても役に立ちました。ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/22 22:30

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