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当方カメラはスマホぐらいしか使わないのですが、絵や図を描く際にパースやアイレベル、画角などについて調べておりましたら『非球面レンズ』という単語に辿り着きました。
以下の質問A〜Cについてご教授願います。

非球面レンズについて数式や理論など全く分からなかったのですが、とにかく[質問A]普通に撮ったら歪む画角の外側を補正するということでしょうか?(画角の狭い望遠レンズで撮ったときの見た目のように?)

[質問B]だとすれば望遠レンズには非球面レンズはあまり意味がない?

[質問C]人間の目に見えている状態を標準にするならば、広角レンズで撮影されたものは必ず歪んで見えるのですよね?それに非球面レンズで歪みを無くすとどのように見えるのでしょう?

そもそも、の理解が間違っている気がします…。どうぞ易しい言葉でお教えいただければと思います。

A 回答 (2件)

非球面レンズの話は横に置いておきますね。



【歪曲収差(直線であるべき線が弓なりに写る現象)】と広角レンズで立体物を撮った時に四隅が伸びる【ボリューム歪像】とは別もの。
ボリューム歪像は形を正しく写そうとする特性ですからレンズの欠点ではありません。
コインが、それほど伸びていないのに対しボールは大きく伸びている。
これが、ボリューム歪像。
「非球面レンズの見え方について」の回答画像2
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この回答へのお礼

私の返信に時間がかかったにもかかわらず、すぐに補足くださってありがとうございます。
なるほど、少し前に進みました。

望遠レンズの【歪曲収差/ディストーション】と
広角レンズの【ボリューム歪像】が別物であることがきもなのですね。

で、
非球面レンズは望遠レンズの歪みを補正するのであって、広角レンズのボリューム歪像を補正するのではないということでしょうか。
この認識が合っているのであれば、私の[質問AC]はおかしなことなのですね。

ということは、広角レンズには非球面レンズは用いられないということでしょうか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

では望遠レンズに用いられるとして、
回答1で教えていただいたように、望遠レンズにも(ボリューム歪像と別物の)W側とT側とそれぞれ歪みがあり、それを補正するためのものが非球面レンズであり、

さらに(ここはよくわかりませんが)望遠レンズの軽量化になる、と。
さらに(ここもよくわかりませんが)[質問B]の回答によると色収差を軽減するのに一役買っているので、望遠レンズに非球面レンズは意味がある、ということでしょうか?

お礼日時:2018/02/25 22:27

非球面レンズは、非点収差や樽型糸巻型ディストーションの補正に効果を発揮します。


が、それ以上に非球面レンズは、ズームレンズの小型軽量化に大きく寄与します。
ですから、非球面レンズを云々するのであれば、研削非球面単焦点レンズであり、普及タイプのズームレンズに用いられるプラ成型非球面レンズは議論しても意味がありません。

[質問A]
ズームレンズには、多かれ少なかれW側で樽型、T側で糸巻型のディストーションがあります。

[質問B]
難しい質問。望遠レンズで問題になるのは色収差。特にデジタルカメラではパープルフリンジと言う輪郭が色付く現象。
これを補正するのが、凹凸レンズの組み合わせによる色消しレンズエレメントです。

[質問C]
こちらをお読みください。
http://www.dxo.com/jp/photography/%E3%83%81%E3%8 …

端折った回答に付、補足があればどうぞ。
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この回答へのお礼

すみません。お伝えしている通り、スマホしかカメラを触らない私には専門用語の羅列はあまり理解できません。望むらくは専門用語を平易な言葉に変えてお願いしたく思います。

望遠レンズにW側とT側があること、ディストーションなどの単語を新たに知ることができました。また質問CのURL、参考になりました。
もう少し調べてみます。ありがとうございました。

お礼日時:2018/02/25 20:33

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