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カメラについて
露出計の必要性を教えて下さい。

マニュアルモードで撮影する際、画面下に露出パラメータが出ると思うのですが、それを0に合うように絞りなどをいじるのは露出計と全く違う結果になるのでしょうか?

また、露出アンダーオーバーだから、設定を随時変更、色んな設定で撮影する、という使い方では露出計の結果で撮影した写真と同じものは撮れないのでしょうか?

A 回答 (6件)

カメラに内臓されている露出計機能は極論すればすべての被写体を一定の中間濃度の明るさに写すようにできています。


カメラを設計する段階で技術者によりそのように設計されています。
黒いカラスも白い雪も同じ灰色に撮るように作られているのです。
それでは実際には役に立たないこともありますから撮影者の判断で濃度調整する必要があります。
これはどんなに高級なカメラでも同じです。
ただ、スナップ写真などではそんなに極端に濃度が偏っていることは少ないので画面全体を平均化したオート露出のままでだいたいきれいに撮れるようになっています。
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同じものは撮れますよ


露出はシャッターと絞りで決定しますので

カメラの露出と
露出計の露出を合わせれば

同じものは撮れます
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カメラの内蔵露出計は反射式。

単体露出計(スポットメーターなどを除けば)は入射式。入射式は原則被写体位置で測光するので、被写体に当たるのと同じ光を測ることが出来る。誰が測っても標準露出になる絞り値(とシャッター速度)が得られる。
反射式は、被写体から反射された光を測るので、被写体の色の影響を受ける。黒い被写体と黄色い被写体では反射率が違うので、標準露出を得るためには撮影者の経験と知識による露出補正をしないと標準露出にならない。逆に言うと、撮影者に反射式露出計の知識がなければ使いこなせない、ということになります。

最近のカメラの露出計は距離情報も含めた分割評価測光になっているので、精度は上がってます。撮影者が撮りたいのはこれなんだろうな、とカメラが推測して、そこが標準露出になるようにコンピュータが決定します。
とはいえ、撮影者が意図している露出(適正露出・「ちょっと明るめに撮りたい」とか)は、カメラにはわからないので、そのカメラの評価測光の癖を掴んで(あるいはテスト撮影してみて)適正露出になるように露出補正する必要はあります。
評価測光のアルゴリズムはブラックボックスなので、それを嫌って中央重点測光で撮る人もいます。

露出計が出す出目は、あくまで標準露出なので、自分なりの適性露出を求めるならば露出補正が必要になることもある、ということは覚えておいた方がいい。
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…入射光式露出計、の事だよねぇ。



 カメラ内蔵のは反射光式な訳ですが、被写体に反射してきた光を測るという事は被写体の反射率が想定外だった場合には正しい結果が得られないという事です。具体的には標準の反射率は18%(よくいる日本人の肌の色に近い)ですが、これが90%だったり5%だったりすれば意図通りの測定値が得られない事はご理解いただけるかと。入射光式なら被写体に当たっている光自体を測る訳ですからややこしい事を考えなくても測るべき結果が得られます。

 カメラ内蔵の反射光式もデジカメの時代になって画面のどこが主要被写体でその被写体の反射率がどのくらいなのか推定する技術が進歩したのでそれなりの結果は得られるのですが、直接測るべき量を測るのと全く同じ結果を得るのは大変なのです。反射率18%の壁を全面に撮影すれば原理的には全く同じ測定値になる筈です。
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もう一つ追記。



比較的新しいデジタルカメラでは、マニュアル露出でも適正露出で撮れるISOオートと言う機能が備わっています。
この機能がONだと、露出計インジケータの指針が動かずISO感度のみ変化し、露出を固定した事にはなりません。
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>マニュアルモードで撮影する際、画面下に露出パラメータが出ると思うのですが、それを0に合うように絞りなどをいじるのは露出計と全く違う結果になるのでしょうか?



露出計インジケータ(目盛)の指針をセンターに合せると自動露出で撮るのと同じ結果になります。

>露出アンダーオーバーだから、設定を随時変更、色んな設定で撮影する、という使い方では露出計の結果で撮影した写真と同じものは撮れないのでしょうか?

インジケータの指針を+に振れば、露出を+に補正、-に振れば露出を-に補正するのと同じ事です。

では、何でマニュアル補正が必要なの?と素朴な疑問に至ると思うでしょう。
それは、露出計が使えない場面もあるのです。
例えば、打ち上げ花火とか展望台からの夜景ですね。星空景色も然り。
また、露出固定で撮りたい場合も多々あるのです。そんな時はAEロックも役に立たないのです。
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