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今度、オペラ座の怪人を観に行きたいと思うんですが、キョードー東京や劇団四季などいろいろあるのでどれを観たらいいのか決めかねています。
ミュージカル初体験なので、詳しい方よろしくお願いします!!

A 回答 (2件)

 No.1の方のおっしゃるとおり、オペラ座の怪人のバージョン(?)が違います。



 原作はガストン・ルルーの「オペラ座の怪人」ですが、これでもか、というくらい多くのバージョンがあります。(参考URLをご覧下さい)それぞれに、作曲家や演出家の名前を冠してバージョンを区別しています。
 劇団四季のはアンドリュー・ロイド・ウェーバー(ALW)が作曲した作品で、キョードー東京のはケン・ヒルが演出した作品。同じ原作なのに、衝撃的に話が違います。
 普通に「オペラ座の怪人」というと、あの有名なじゃーん、じゃじゃじゃじゃじゃーん(←わかりにくい)の曲が思い浮かぶ・・・とすると、それがALW版(四季)のバージョンです。

【ストーリー】
 ALW版は、主役3人(怪人、クリスティーヌ、ラウル)の恋愛模様に的を絞った作品です。少し悲しいラブストーリーです。が、いかんせん、何でも詰め込んだ感の強い原作の恋愛部分のクローズアップなので、尻切れトンボ感がなきにしもあらず・・・ストーリーはしっかり見ないで雰囲気に酔うほうが賢明です。

 ケン・ヒル版はシニカルな笑いの多い作品。喜劇作品と言っていいでしょう。オペラ座に集う人々のどたばたを描く作品です。そのどたばた感が、原作に近いと言われるゆえんです。特に、ALW版では、ヒロインの恋人役の二枚目ラウルが、一手にお笑い引き受け担当になっているのは衝撃的でした。(それも原作どおりといえばそうかも)

【音楽など】
 あの有名な「オペラ座の怪人」の曲は、ALWが作曲したもので、ケン・ヒル版には出てきません

 ALW版がとても有名になったのは、彼の作った美しい音楽ゆえ、だと思います。「で、結局どうだったの?」というあまり山場のなさそうなストーリーですら、名作たらしめるほどの美しい音楽。その場に身を浸すだけで、結構楽しめます。また、仮面舞踏会のシーンなど、見た目の美しさも楽しめます。
 一方のケン・ヒル版は、オペラの曲などのパクリがほとんどで、原曲を知っていると「ここで使うか!」と楽しめると思います。外国の方が演じているので、歌は上手いです。字幕つきで上演されますから、英語がわからなくても問題ありません。

【オススメ?】
 個人的には、劇団四季で美しい雰囲気のいわゆる「オペラ座の怪人」を見た後に、キョードー東京の「オペラ座の怪人」で衝撃を受ける、というのがオススメですが、1つだけ見るなら・・・好みもありますね。ALW版を評価しない友人もいましたので。

 あえて言うなら 
・笑いを求めるストーリー重視派ならケン・ヒル版(キョードー東京)
・美しい音楽と幻想的な雰囲気に浸りたいならALW版(劇団四季)
という感じです。

参考URL:http://www31.ocn.ne.jp/~phantomlover/
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この回答へのお礼

またも大変詳しいご説明をいただき、ありがとうございました。
やはり、今回は劇団四季を観ようと思います☆
本当に参考になりました!ありがとうございました!

お礼日時:2004/10/15 00:31

キョードー東京のは、ケン・ヒル版


劇団四季のはロイド・ウェーバー版
ですね。他にもあるのかな?

一般的に有名なのは、ロイド・ウェーバー版だと思います。ロンドンとかでロングラン公演しているのも、ロイド・ウェーバー版です。
実は私もロイド・ウェーバー版しか観たことありません。
が、周囲のオペラ座の怪人マニアから聞いた話だと、
ケン・ヒル版の方が古く、原作に忠実。が、暗く、ホラー的要素が強い為、そこまで人気が出なかった(もともとは映画だと聞いた気もするのですが)。
原作も小説としてはいまいち。
そこで、かどうかは知らないがロイド・ウェーバーがオリジナルの曲でミュージカルを作ったところ、大ヒット。
ということらしいです。
どうも周囲を見てると、ロイド・ウェーバー版から入り、更に深みにはまる為に、原作やケン・ヒル版に手を出す人が多いです。

という訳で私は劇団四季をおすすめします。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
CMではキョードーのほうをよく見るのですが、劇団四季もとても有名なので、ほんとに迷ってしまってたんです(^^;
とても参考になりました。ありがとうございました!

お礼日時:2004/10/15 00:27

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