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日本神話(記紀神話)について
素盞嗚尊は最終的に黄泉の国へ行きましたが
出雲にて櫛名田比売と暮らすいい場所を見つけて
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」と詠みましたよね?
これを歌ったのは黄泉の国へ行く前なのでしょうか?
それとも歌った場所は黄泉の国で出雲の中に黄泉の国があったということでしょうか?
そう考えると「根の国」は島根の「根」が語源とも考えられそうですが、どうなんでしょう?

A 回答 (2件)

66歳主婦です。



須佐之男命(スサノオノミコト)=素盞鳴尊

がこの歌を歌ったのは、黄泉国に行ってしまった亡き母伊邪那美命を

恋しく思い、父である伊邪那岐命から命じられた、「海の世界を治める」

という仕事を治めようとしません。

父である伊邪那岐命は、何故、命じた仕事をしないのか? と尋ねると

私は、おかあさんに会いたくて仕方ありません。

おかあさんのいるという、黄泉国(よもつくに)へ行って一目でよいので

おかあさんに会いたい思って泣いてましたと答えると

父である伊邪那岐命は、たいへんお怒りになって、

「もう、自分の好きなようにすればよい!!」と言うと

「それなら、わたしはこれからおねえ様である天照大御神のところへ行って

事情を話してきます」と、天照大御神の治めている高天原へ登って行きました。

その荒々しい足取りに、姉である天照大御神はお怒りになって

、、、ここから、天の岩戸の話に続くのですが、その後が、

「八俣の遠呂智(ヤマタノオロチ)

に繋がり、櫛名田比売に出会うことになり、

神剣・天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)、

(この剣は、日本武尊が使用してから草那岐剣と呼ばれるようになる)

を見つけて、自分のものとしないで天照大御神に奉献した時、

世にも美しく、清々しい櫛名田比売をお嫁にすることが出来たのです。

そして、自分たちが住むのにふさわしい御殿を美しい風景の中に建てようと、

理想的な土地を探しに歩いていると、

太陽も、空気も、水も、土も、、、天之御中主神の生命にあふれーー

しみじみとしていて、父、母の神を始め天照大御神の慈愛を深々と感じさせられる

理想の風景が目の前に現れ

「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」という

歌を作られたのです。

ですから、黄泉国に行った後になりますね。

そして須佐之男命から6代目の子孫に、大国主命が出てくるようになります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます^ ^
なるほど、やはり素盞嗚尊は黄泉へたどり着いてからこの歌を詠んだのですね!
黄泉というと伊奘諾の黄泉がえりの節で語られているように暗く淀んだイメージですが
そこに黄泉津大神となった伊弉冊の慈悲を感じるのは理解出来ても他の多くの神々の慈悲を感じるとはなんとも不思議です。
素盞嗚尊のお話のまとめもわかりやすかったです^^
ご回答ありがとうございました^^

お礼日時:2018/05/01 16:42

そう考えると「根の国」は島根の「根」が語源とも考えられそうですが、どうなんでしょう」←どうなんでしょう・・と 言われても・・?



死んだ人の言葉を どう解釈しても その人の本当の想いには 辿り着けない・・

ならば 本やウィキペディアに 書かれてる事を信じるか?・・ 信じず あなたが想像した事を信じるか?だけでは?

どちらも違うだけなのかも知れないのだから・・
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