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イオン結晶の塩化ナトリウム型構造の配位数と金属結晶の立方最密構造はどちらも単位格子は同じ面心立方格子なのに配位数が異なるのですか?

質問者からの補足コメント

  • 塩化ナトリウム型構造と立方最密構造はどちらも単位格子は同じなのに配位数が異なるのは何故ですか?という意味です

    わかりにくい文章になってしまいました

      補足日時:2018/05/03 12:47

A 回答 (3件)

まず既に指摘があるように, 塩化ナトリウム型では塩化物イオンやナトリウムイオンだけを見れば面心立方格子になるけど全てのイオンを同等とみると単純立方格子になります.



そして, この場合「配位数」というのは「着目している原子 (やイオン) に対して『最も近くにある原子 (やイオン)』の個数」を表すので, 2つの構造の配位数は異なります. 塩化ナトリウムの場合塩化物イオンのとなりには 6個のナトリウムイオンが, またナトリウムイオンのとなりには 6個の塩化物イオンがあるので, どちらから見ても 6配位です.
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この回答へのお礼

着目したイオンのみを見るんですね

お礼日時:2018/05/04 08:14

塩化ナトリウム型構造は面心立方ではあありません。

スケスケです。
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冶金屋と無機化学屋の考え方や伝統的な用語等の使い方の違いがあると思います。


私は冶金屋なので、fccもhcpも配位数は12と考えます。

塩化ナトリウム型の構造ではどちらかの元素にだけ着目して考えるとfccと同じ結晶構造になるのですが、
塩素とナトリウムが結晶構造上交互に配置していて、両方の元素を等価に考えると6配位となりますね。

金属材料では、塩素からみたナトリウムの位置、ナトリウムからみた塩素の位置は、空隙で侵入型固溶体を作るような元素が入る部分になると冶金屋は考えます。
ナトリウムと塩素を等価に見るなら立方晶だろう…と冶金屋は考えますよね…。
ある金属の結晶格子があって、格子点の一つの位置に別の元素の原子が置き換わっているものを置換型固溶体といい、塩化ナトリウムは置換型的な考え方で6配位と言っていますね。

素朴な疑問なのですが、化学の分野によって用語の使い方や現象の示し方捉え方が違うという、非常に根本を突いた質問だと感じました。
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この回答へのお礼

そうなんですか!
ありがとうございます

お礼日時:2018/05/04 08:14

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