電子書籍の厳選無料作品が豊富!

なぜ有毒生物は毒を体内に持っていても平気なのですか?

A 回答 (3件)

毒の種類、および毒の持ち方によりますが大別すると以下です。



(a)毒が全身に回らないよう壁で仕切っている
(b)毒に対して耐性がある(毒がきかない)

(a)だと、蜘蛛や毒蛇の毒にみられる消化液の発展した溶かす毒、サソリの尾の毒があります。これらは同種の相手にも有効であり、間違うと自分も被害をうけます。

(b)だと、フグの毒がヤドクガエルの毒があげられます。これらは自身が持っている毒で被害を受けないよう自身の体質を変質させることで、自分自身は毒の被害を受けません。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

具体例もつけていただいてとてもわかり易かったです!
詳しい説明ありがとうございます!!

お礼日時:2018/05/05 09:08

1細胞の構造が違う。

2毒を体内で隔離してる(化学的、あるいは物理的に)。

フグの例
http://hyogo-nourinsuisangc.jp/6-mame/suisan/7.htm

簡単に言うと、フグは細胞の仕組みが他の生物と違うので自分の毒では死なないってとこです。

こういう作用を利用して
殺虫剤とか、抗生物質を作ります。
たとえば抗生物質は細菌にしかない細胞を攻撃するよう作られています。
細菌以外の生物は、抗生物質が攻撃できる細胞が無いので無害です(不正確な表現ではあるが、建前として)。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

フグの細胞の仕組みが他の生物の違うのは初めて知り、驚きました。
ありがとうございます!

お礼日時:2018/05/05 09:11

はい、なぜ毒によって体に害がおよぶかということ、体の中のたんぱく質に毒がくっつくからです。


有毒生物は構造的には違いはありますが、毒がくっつかない構造のたんぱく質を体内にもっており、それにより自分の体には被害がおよばないのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

たんぱく質が毒と大きく関連しているのですね…とても興味深い内容です!
ありがとうございました!!

お礼日時:2018/05/05 09:13

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!