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一陸技目線工学B(H27年1月期)の問題で「BPFを利用した送信アンテナ共用装置」に関するお尋ねです。
概略は理解できるのですが、問題文の一部で次の箇所が分りません(原文のまま)。
「他の送信機に対しては、分岐結合回路の分岐点から各BPFまでの線路の長さを送信波長の1/4の奇数倍とし、先端を短絡した1/4波長の奇数倍の長さの給電線と同じ働きになるようにして、分岐点から見たインピーダンスが無限大になるようにしている」(問題文全部ではありませんが、前後の文章はこの件に関してはほとんど無関係です)
先端短絡の1/4波長給電線の入力インピーダンスが無限大になることは分るのですが、給電線の先端をを短絡する方法が分りません。短絡された給電線で電波を通すことができるのでしょうか。ハイブリッドか何かを使って短絡するのかとも思いますが、具体的な方法が分かりません。
サーキュレータの1端子も吸収抵抗(給電線の特性インピーダンスだと思いますが)で終端されており、短絡ではありません。
原理的な考え方だけでも結構ですので、お分かりの方がありましたらご教示ください。

「BPFを利用した送信アンテナ共用装置につ」の質問画像

A 回答 (3件)

No2です。


実際は伝送路のショート又は解放にしても同じような
結果は得られます、しかし理論上の話と現実は違います
これらの実験はしたことがあります、無限大にはならないし、
帯域が広くて共振点が分かりずらいのが現実で使い物になりません。
現実にはこの回路は使えません、理論的には有るでしょうが実際の
現象を持ち出したら話にならないと思います。
BPFにしてもここはアンテナ整合用のL,C回路が妥当であってBPFの帯域から
他の送信機から来た周波数と整合が取れるのでしょうか?。
BPFは送信機内にあるもので、送信機の性能上必要な回路です、
外部に入れるのは送信機が十分な性能を持っていないことを意味するのでは
無いでしょうか。
(送信機は伝送路からほかの電波が来ることは想定しません、避雷はありますが)
このへんで辞めときますが昔からいろいろな理論はありました、
技術が後から実現させていくのがこの分野の特徴とも言えます。
(PLLが良い例だと思います)おつきあいありがとうございました。
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この回答へのお礼

こちらこそ何回もお付き合いして頂きありがとうございました。
ネット上の他の資料にも全く同じ内容の文章がありましたので(どちらが先かは不明です)、多分原理的な回路としては使われているのでしょうが、これ以上深追いするのはやめておきます。どうもありがとうございました。

お礼日時:2018/05/18 09:22

サーキュレーターは→方向にしか繋がらないと解釈しています、


1は送信機、2はBPF、3は吸収抵抗だと思いますが、1は2のBPFに
2は3の吸収抵抗に繋がると解釈すると、(1は3には繋がらない)
1つの送信機を送信状態にして、後の系統は2と3を繋げて短絡にすると
分岐結合回路は1つの送信機からの伝送はアンテナに通してあとの
2系統はIMPが無限大になっているのでIMPの不整合はおこらないと
したいのではないかと思うんですが?。
実際はサーキュレーターとはBPFの2をコモンとして送信機と吸収抵抗の
切替えスイッチと置き換えると納得行くんですが?。
この手の勉強をしてから数十年立っているのでばか言っているかもしれません。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。少し長くなりますが補足させていただきます。
最初の質問文で後半の文章を省略していたので、分かりにくかったと思いますが、次のような文章が続きます。
「しかし、一般に分岐点からみたインピーダンスが無限大になることはないので、他の3つの送信周波数のそれぞれのBPFのみでは十分な結合減衰量が得られない。このため、更にサーキュレータの吸収抵抗で消費させ、他の送信機への回り込みによる再放射を防いでいる。」
この文章からすると、他の送信機の電波の一部が分岐点から自分のBPFの方に流入し、そのBPFでいくらかは減衰させるものの他送信機の電波はまだ自送信機の方に向かってくる。そのため、自送信機とBPFの間にサーキュレータを挿入し、BPFを通って②端子から入ってきた他送信機の電波は自送信機側(①端子)には入らずサーキュレータ③端子に向かうようにする。③端子は終端抵抗で終端しているのでそこで他送信機の電波は消費されてしまい、①端子への出力はない、という動作だろうと思います。
もし、③端子を短絡すると、逆流してきた他送信機の電波が短絡点で反射し、その反射波が③端子に入力された形となり、自送信機(①端子)に向かうような気がします。

お礼日時:2018/05/17 21:02

>先端を短絡した1/4波長の奇数倍の長さの給電線と同じ働きになるようにして、


>同じ働きになるよう<は短絡しろとは言っていないようにも解釈出来ますが、
吸収抵抗も本来は終端抵抗とするのが正しいと思います、あえて吸収抵抗と
したのは0Ω(短絡)を言うのではないでしょうか。
それなら納得しませんか?。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。パソコンを見るのが遅れて返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
確かに吸収抵抗を0Ω(短絡)とすれば問題の文章は納得できますが、サーキュレータの1端子を短絡してしまうと、短絡部で反射が起こりサーキュレータが正常に動作しないと思われます。(反射波がサーキュレータの次の端子に出力されます)
やはり吸収抵抗は反射の起こらない終端抵抗と考えなければならないと思います。
色々な文献でも「終端抵抗で吸収させる」という表現がされていますので、電波を吸収させるための抵抗という意味だと思いますが、いかがでしょうか。

お礼日時:2018/05/16 11:16

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