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報道では罹災者の会ができたそうで、その会長さんがテレビニュースで「川の中の木や草を切っていなかったから洪水がおこった」と主張していました。

映像では川の中洲にたしかに、ある程度高さのある木がたくさん生えてました。

素人目には、増水時にはああした中洲があちこちにあることで、密集した木がクッションとなり水の流れの速度を緩め、流されてきた土砂がそこである程度たまるので、より下流への洪水が緩和される効果を持つのではないかと感じました。
しかしその一方で、河川の流れる速度が落ちると、せき止められるかたちで水位が上がり、会長さんの言うように堤防が決壊する危険もあるのかな、とも思いました

もし、被害者の会長さんがいう、木がない状態だったら、どのような状態が予測されますか。

木という障害物がないので流速は速くなり、どんどん下流に向かうので水位はあまり上がらず、結果として堤防は決壊しなかった可能性があるでしょうか。

個人的には流速が速いと、堤防の弱いところが破られたり、橋梁が流される危険も高まるのではと思いました。また下流ほどたくさんの水が押し寄せ、別の場所で堤防がもっと大規模に決壊したのではないかとも思いました。

土木工学?的にはどうなのでしょうか?

A 回答 (1件)

原因は川の工事が間に合わなかったからと、避難しなかったからです。



川の水量を調節する工事を秋頃に予定していましたが、先にあのような事態になってしまったので手遅れだったこと。そして、川が氾濫したら危険な地域だと昔から言われていたのにハザードマップを知らない人が大勢したこと、「避難勧告」の正しい意味がわからず避難しない人が大勢いたからです。

あの周辺は真砂土とよばれるサラサラした土でできているので、水害にはとても弱い地域なんです。これも知らない人が多かったようですね。もともとそういう土地ですので、木を切った切らない関係なく水に弱いわけですから意味はないです。そもそもの原因はバックウォーター現象です。木の伐採云々は関係ないですよ。
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この回答へのお礼

詳しく丁寧に教えていただき、ありがとうございました。

お礼日時:2018/09/02 23:44

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