電子書籍の厳選無料作品が豊富!

大分前に、遺伝子に興味を持ち、色々調べていた時期が
ありました。また放送大学の講義で、今でも、時々聴講は
しています。
サイエンスアイと言う、(現在はサイエンスZEROと言う
名称に変わりましたが)以前NHKのEテレで放映していた
内容が、今になって気になって来ましたのでお聞きします。
私個人は、専門家では、シロウトです。高校で、大学で
理系の分野を専攻したくらいの程度の知識の持ち主です。
当時、サイエンスアイで、薬と遺伝子の関係について、
述べていた事柄について、大雑把な内容ですが、書いてみます。

遺伝子の配列ではないが、ヒトゲノムには、Aluと言う配列が
存在し、ヒトによって、並列の長さが異なり、この配列の
長さによって、薬の効き具合に違いが生じると言った内容でした。
Alu配列は、数個の配列が繰り返す配列と言った説明でした。
体質的な事柄だとの解説でした。

まず、私の解釈が正しいかどうかお聞きしたいと思います。
Alu配列の他にも、薬の効き具合に影響を与える配列はヒト
ゲノムの中に存在しているのでしょうか?

余談ですが、また最近年齢によっても、薬の効き具合に違い
があると言った事が、テレビ等で報道されています。
この事は薬の副作用との大きく関係して来るようですね。
若い人は、年を取った人より、一般的に代謝能力が高いから、
薬の成分が、体内から、早く排出されやすいと言った事を聞きます。

A 回答 (1件)

体質を決めるのは遺伝子の仕事であり、ある意味ではそのとおりと言えます。


そしてヒトは遺伝子のみですべてが決定されるほど単純な生き物でありません。
環境の影響も大きく受けます。
たとえば食習慣、生活リズム、人間関係、労働環境、・・・
その割合を6対4とする説もあります。

ここからが本題です。
一番単純なのは西洋薬です。
患部に対しある決まった薬効をもたらします。
しかしそれだけではありません。
いくつかの副作用をもたらします。
また、体質によって薬の効きが異なってきます。
患部が薬効を得て変化したその影響が、体の他の部位に波及することもあります。
そういう複合的なつながりを持つのが人体というものです。
そういう人体の作用をm行n列のマトリックスを使って表し、
薬の薬効と副作用をまとめてx列のマトリックスに表すと、その作用の様子は

   1 2 3 … m1     a
 ( 4 5 6 … m2) × (b)
   …              …
   n1 n2 n3 … mn     …
                  x

となります。
これでさえかなりモデル化したもので、現実には到底こういう形に書き表せない働きをしているはずです。
ちなみに上の式は線形ですが、実際の要素は代数を使って表される非線形のはずで、現在の数学のツールでは到底解けないものです。

Alu配列というのはこれをもっと解が見つかるようにモデル化して単純化した結果の特殊解であるということは理解してもらえるかと思います。
そして人間が把握している人体の仕組みはほんの表面的なものにすぎず、もっとはるかな深淵が隠されていることも理解してもらえるかと思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

head1192さん、回答を寄せて頂き、有難うございます。
内容が、私には難しい内容の様です。
ただ、体質、病気と言った問題、要素も、単に遺伝子
だけで決まる問題ではなく、別な要因の影響を受ける
と言った事を再確認出来ました。

お礼日時:2018/09/23 07:57

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!