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漢文に「忽ち」が出てきたのですが、この「忽ち」には「不意に」という意味はあるのですか。現代語訳では「不意に」となっていたのですが、ネット等で調べても「またたく間に」「突然」「実際」という意味で、「不意に」とはどこのも載っていなかったのですが。

A 回答 (5件)

たち‐まち 【忽・乍・】


〔副〕
(古くは多く「に」を伴って用いる)

(1)動作がきわめて短い時間に行なわれるさまを示す。またたく間に。すぐ。

(2)ある動作や状態が、予期しないで突然起こるさまを示す。にわかに。急に。ふと。

(3)現実の様子をさし示す。実際に。現に。まさに。

語誌
(1)中古の和文資料では類義の「にはかに」の方が多く用いられているが、中世和漢混淆文になると逆に「たちまちに」の方が多くなる。
(2)(3)の意味は「にはかに」にはなく、「今昔物語集」以降の説話に限られるようである。
以上、[日本国語大辞典]より
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「忽然」などという言葉もあります。

突然と同様です。
「不意に」=意ならざるに=思いもしない状態で、想定外に、などの意味です。
両者はほぼ同じ意味ですが、違いは後者は突然の事態を受け止める人の側の心理(驚きなど)に力点がある、ということでしょう。
ある突然の事態を客観的に叙述してあれば解釈は「またたく間に」「突然」「実際」でよく、登場人物の心理に深く関わるなら「不意に」が良いということでしょう。
前後の本文をよく読んでみてはどうでしょう。
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たぶん意訳ですね。


たとえばリンク先のような漢詩では、「忽ち」を“突然”の意味から少し広げて、“思いもよらずいきなり”→“不意に”と訳すことが可能だと思います。
http://www.kangin.or.jp/learning/text/chinese/ka …
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この回答へのお礼

分かりやすいです!ありがとうございます。

お礼日時:2018/12/14 17:40

「不意に」という訳は、「突然」よりも的を得た訳かもしれません。

中国語では、忽明忽暗は急に明るくなったかと思えばまた暗くなる。心情忽高忽低は気分が晴れたりふさいだりの意味でも使われるからです。
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「突然」には「予想できぬ」という意味がありますので、構いません。

なお漢文の「忽ち」には「逆転」の意味がありますから気を付けて下さい。
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