
A 回答 (2件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.2
- 回答日時:
>日本の建築物にもヨーロッパの建築様式で建てた歴史的建造物はあるんですか?
厳密にいえばないです。なぜならヨーロッパの建築様式は石またはレンガで作ることが前提で、日本の様式は木造だからです。
ただ、教科書で習ったと思いますが柱の「エンタシス」はヨーロッパ(ローマ)からもたらされた建築様式の一部で、日本でも飛鳥時代の法隆寺などの柱はエンタシスの特徴が見られます。この程度のものならあります。
日本の建築様式はもちろんありますが、ヨーロッパのそれとは材料が異なるので、根本的に異なります。
日本の場合たとえば、高床式倉庫にルーツがある「神明造り」とか、日本最古の建築様式で神社などに見られる「大社造り」などがあり、屋根だけでも切妻造 ・ 寄棟造 ・ 入母屋造 ・ 宝形造などの建築様式など様々な様式がありますが、どれも「木造」だからできるやり方で石造りのヨーロッパの建築様式とは全く違います。
日本では地震があるので近代になって「ヨーロッパと全く同じ建て方」はできず「ヨーロッパの建築様式を模した、日本建築」です。
それでも明治期は外国人が設計したものも多く、たとえば鹿鳴館はイタリアルネッサンス様式に英国様式を加えた2階建ての煉瓦造りだったそうです。
このような建物で現存するのは、たとえば東京駅(丸の内側)駅舎・横浜赤レンガなどがあり、木造でよければ軽井沢の旧三笠ホテルや横浜の外人墓地の横にあるエリスマン邸などがあります。

No.1
- 回答日時:
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報