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切り株や大きな石の上に座ってらくだと思った人は大昔の日本にはいなかったんでしょうか。
何で昔の日本にはイスに座った人はほとんどいないのか教えてください。
十分な高さと十分な耐久性の椅子を作るのは江戸時代以前の日本の技術レベルでは難易度が高すぎるのですか。
朽ちて博物館に残ってないだけでイス自体は江戸や室町や縄文の時代にも普及して当たり前に使われてたんですか。
それとも宗教上の理由や土着信仰や使用や製造を禁止するお触れなど普及を阻んでた理由が何かあるのでしょうか。

A 回答 (3件)

一般庶民の経済状態が良くなったという点で日本のほうがヨーロッパより遅かった。


あるいは、日本人がヨーロッパの生活を見た段階で、ヨーロッパではイス等が普及していたから。

http://www.localhistories.org/furniture.html

Even in a rich household chairs were rare.
金持ちでも椅子は珍しい(中世)

In the 16th century chairs were more common than in the Middle Ages but they were still expensive.

16世紀になると一般化したがまだ高い

Upholstered (padded and covered) chairs became common in wealthy people's homes.
17世紀には金持ちでは一般化した

http://en.wikipedia.org/wiki/History_of_the_chair

It was not, in fact, until the 16th century that it became common anywhere.
16世紀までは一般的でなかった。


ちなみに、最後の晩餐の絵画では、みんな椅子に座っているが、当時のローマでの食事スタイルは横になって(椅子なんかないので)行うというもの。
これは別に、イエスたちが貧しいというのではなく、当時のヨーロッパがその程度の貧しさだったから。椅子はその段階で、存在はしています。

===
1969年にはB-747が飛んで、海外旅行が簡単にできるようになったのに100万人くらいしか行かなったのは 貧しかったからだ日本人が
http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/in_ …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E5%A4%96% …

椅子って、現代人が思うよりもずっと高級品であり、ステータスをあらわすものだったのです。
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No1さんと同様の考えですが、生活習慣(特に着物)がイスやソファーに合わないのも原因かと。


明治維新後 文明開化で洋服が普及すると、一緒にイス、ソファーが普及します。

正直言って、着物を着て、イスやソファーはしんどいです。背もたれが無いといいのですが、背もたれあると、立ったり座ったり 結構しんどいです。車なんか一苦労です。

平安時代に 小野小町が十二単でイスに座る事は難しかったのでは。

技術的な問題はなかったと思います。むしろ日本の方が優れていたかもしれません。
日本の工芸は その緻密さでは相当勝っていますし、木造建築でも世界に勝っていると思います。
神社、仏閣、見ればわかります。
宗教上もないと思います。

屋外でも 川中島で信玄は床几に座っており、軍議等で、テーブルと長椅子が出てきます。
食いもの屋(食堂、茶店)でも同じですね。長屋では置く場所がありません。

又 部屋を多目的に使うのが 昔からの流れ(家が小さければ、イス、ソファーは邪魔。金持ちでも
結構多目的ですので生活習慣に合わなかった。)座るのが 苦 でなければ、イス、ソファーの無い方が効率的に空間を使用できます。

外国では、屋内も、玄関と壁で仕切られた空間で、屋外と同じ感覚(靴を脱がない)だから、床に寝たり座ったりが 逆に合わない。外国ドラマでも、入り口ドア開けると、すぐ居間ですね。外と内が連続です。床は泥だらけだと思います。それを防ぐのに大抵入り口にどろ拭きのマットが有り、”靴拭いてはいれ”等と会話します。日本では 明らかに 外と内を使い分けています。従い靴を脱ぐからに始まり、床に座るが自然になると思います。生活習慣の違いが大きな要素だったと思います。
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正倉院御物第67号として「赤漆欟木胡牀(せきしつかんぼくのこしょう)」という椅子がありますから、その当時から椅子はあった。


http://inoues.net/museum/nara2.html

また、屋外などでは床几を使っていましたから、腰掛けるという習慣が無かったというのも当てはまらないと思います。居酒屋や茶屋では縁台に腰掛けていますし。

ということで、腰掛ける習慣がなかったのは屋内限定だと言えそうです。
私考ですが、寝具との関連があるかもしれません。寝台によって寝る場所が区切られていないと、座ると寝るで場所をシェアすることになり、座布団や薄縁を敷けば座所、負担を敷けば寝所となるわけです。住宅事情が良くなかった時代ですから、それほど余裕があるわけではなく、別々にすることは難しかったでしょう。
落語の寝床じゃないですが、旦那が義太夫を語っていると小僧は寝場所がないので寝られないという状況ですね。

ただ、これだと引い家に住んでいた上流階級に寝台やいすが普及しないのは説明できないですね。
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