電子書籍の厳選無料作品が豊富!

預金の10%を支払準備金として銀行に残し、預金の90%を貸し出す・・・を繰り返すとします。

添付画像で、預金は最初100万円だったのが、繰り返すことで、預金の合計は1000万円になりました。
この1000万円の求め方として、次の計算式が紹介されていました。


「預金総額は当初の預金額の1/支払準備率倍、すなわち100万円×1/0.1=1,000万円にまで達します。」


なぜ100万円に1/0.1を掛けると、上手い具合に合計が求まるのでしょうか?

「信用創造の計算方法の仕方について」の質問画像

A 回答 (2件)

初項a公比rの等比級数の極限は


Σ_{n=1~∞}ar^(n-1)=a+ar+ar^2+ar^3+ar^4+…=a/(1-r)
に収束するから
初項
a=100万
公比
r=0.9
の等比級数だから
一般項は
ar^(n-1)=100万×0.9^(n-1)
無限等比級数は
Σ_{n=1~∞}ar^(n-1)=a/(1-r)=100万/(1-0.9)=1000万
に収束するけれど

有限回では1000万には達しません
    • good
    • 0
この回答へのお礼

Thank you

>Σ_{n=1~∞}ar^(n-1)=a/(1-r)=100万/(1-0.9)=1000万
に収束するけれど

>有限回では1000万には達しません

1000万に限りなく近づくということですね。

良く分かりました。
早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2019/04/09 22:01

計算上は、そうなるでしょうね。


でも、銀行B の預金額の 90 は、銀行A からの 借金ですよね。
銀行C の預金額 81 は、銀行B からの 借金ですよね。
本当の預金額は、どこまで行っても 初めの 100 と云うことになりませんか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

Thank you

現金紙幣ということで考えれば、どこまで行っても、あるのは100万円です。
けれども通帳に書かれた預金総額で考えると、膨れ上がって行きます。

話によると、これもバブル経済の要因になっていたようです。

早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2019/04/09 22:09

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!