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無添加が好き、というか日々の生活ではなるべく無添加の食品や商品を利用するようにしています。
それで、添加物をとっているとガンなどの病気を引き起こしたりすると言われていますが、すぐに症状が出たりしないので現代の若い人達などは、全く気にしていない人もいるかもしれません。(まだ、私も26才ですが。)でも、実際、本当にそれが原因になることもあるのですよね?たまにとったりする程度だったら、大丈夫なのでしょうか?あと、それが化粧水のような食品ではないものでもそういう病気の可能性はあるのでしょうか?それとも、無添加の化粧水などは肌が弱くなければ無添加じゃなくてもいいのでしょうか?
あと、国産大豆でも無農薬や有機大豆使用じゃない豆腐と、外国産大豆でも有機大豆使用のものとではどちらがなるべく身体によいでしょうか?国産をとるか無農薬をとるか迷います。野菜でも外国産は農薬がたくさんしてありそうなのですが、それでも、とった方が栄養的にはあるのでしょうか?たくさん、質問してすみません。分かるところだけで構いませんので、関心がある方がいましたら回答お願いします。

A 回答 (3件)

こんにちは! 長くなっちゃいました。


生協で品質保証(微生物検査や残留農薬検査を通じて)をしています。
無添加と無農薬というのは、消費者にとっては宗教のようなもので、
残念ながら科学的なリスク評価からいうとナンセンスです。
またNo.2さんのいうように、却ってリスクを増やすことの方が多いですよ。
どんな物質も何らかの有用性を期待できるということは何らかの毒性を
持っているということです。塩もわらびもみんな毒性を持っていますね。
リスクはその物質の量×摂取量(曝露量)によって測られます。
リスクとベネフィットを比べてリスクが多ければその使用法や残留量を規制して
人にとってリスクを低減するようになされています。
発がん性はあるのですかね? 
これらの物質は毒性試験を十分にやられていますからね。
最近アカネ色素という天然物質の食品添加物が使用禁止になりました。
発がん性が指摘されたからです。天然系はあんまり試験してないです。
天然物神話はありえないです。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2004/06/tp0618-1.html
IARC(国際がん研究機関)が発がん物質をそのリスクに応じて
グループ1、2a、2b、3、4まで分類していますが、発がん性ありの1は、
喫煙とか紫外線とか炭とか普通に当たり前にあるものばかりです。
農薬では2a(かもしれませんねレベル)にカプタホールという農薬がひとつだけありますが、
これは既に禁止されています。現在日本に登録がある農薬で発がん性や
変異原性が認められたものはありません。DDVPという殺虫剤、
アトラジンという除草剤など一部が2bにありますが、
この辺になると何でもかんでものレベルです。
さて、その中で有機JASに則って栽培した農産物と
法律に遵守して適切に農薬を使用して栽培された農産物を見てみると、
今までの残留農薬検査から言えばどちらもリスクは無視できます。
有機JAS農産物は食品の安全性のために取り組まれているものではなく、
環境負荷の小さな農業、持続可能な農業という位置づけです。
食品としての安全性は国内の基準で作られている以上同等です。
さらに有機JAS農産物は日本で0.1%程度しか生産されていません。
これは特別な環境下で行われるものです。

国産か、有機JASかといえば、是非日本の農業の継続のために
国産農産物を購入いただきたいと思います。
外国産農産物の残留農薬検査は、日本で毒性の強さからはるか昔に
禁止された農薬とかがいまだに出ますので安全性評価はできません。
また、持続可能な農業、環境保全農業としての有機JAS農産物ですからね。
ちなみに農薬削減手段として木酢液を使用されて「安全だよ」と
いっているものがありますが、木酢液は今の農薬登録では、
その安全性試験の最初の段階で落ちてしまうと考えられます。
これは明らかな発がん性です。
僕は安全な農産物を作りたいという生産者なら、
消費者に理解されなくても「安全ではない」木酢液を使わず、
登録された農薬を使用すべきだと考えています。

長くなってすみません。

無添加って技術がないところがやると、微生物検査ですぐにわかります。
うちでも企画前の検査によって時々取り扱いの中止決定をしています。
微生物被害はすぐに人体被害に直結します。
科学的なリスク評価のもと使用される添加物を単純に抜くことで起こる
人体被害は深刻です。
レトルトパウチや冷凍技術によって食品添加物は減っているものもあります。
代替技術があれば不要なものを使う必要がないのです。
ただ「不要になった」=「危険」ではないのです。
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「無添加」 と言う言葉にどういう意味を持たせての話でしょう。

添加物は、基本的には規制がかかっています。

もちろん、過剰量を摂取すれば、何であっても有害事象を惹起します。有名な Chinese Syndrome、これは天然物質であるグルタミン酸ソーダの一過性大量摂取で起こる、一過性の症状ですが。

また、天然に存在する物質にも、極めて重篤な毒性を有するものも多々あります。この中には、カビ毒と言う、カビが産生するものもあり、防腐剤を添加することで、カビの発生、すなわちカビ毒の発生を抑える、ことが可能になります。また最近話題になっているスギヒラタケ、これは長い間食用にされてきて、余り問題になってきた訳ではありませんが、死者まででましたね。このように、天然に存在し、安全と思われたものでも危険性はあるのです。

そこで、何でもかんでも添加物がいけない、と言うのが果たして正しいでしょうか。現在認可されている添加物は、動物実験を行ない、どの位の量を摂取したら問題 (解剖し、組織レベルの検討もします) が発生するか、まで調べ、その Data から、許容摂取量を推定します。この許容摂取量の根拠は、ヒトが死ぬまで毎日その量を食べ続けたと仮定して、それでも動物実験で問題が発生する最低量の千分の一より低い値を設定します。実際はもっと、複雑ですが、簡単に言えば、こういうことです。

この意味で、認可されている添加物そのものであって、許容摂取量以下であれば、なまじ科学的データの裏づけのない健康食品より、安全性は高いと言えます。しかし、各種食物に使われているので、総合的に計算した場合、さてどうなるか、となると個別の事例で何とも言えません。

一方、確かに実験室レベルで、発がん性が証明される添加物も存在します。しかし、きちんとその Data を読めば、それだけの量を摂取するとなると、大変なことになります。いつぞや、うどんに漂白に使った過酸化水素が残留して、が問題になりましたが、残存量から行けば、毎日トン単位のうどんを何年か食べ続けてやっと、問題の量に達する、ことは明らかでした。

結論は、必要以上の添加物は当然必要ありません (うどんの漂白に意味があるとは思えません) が、ある程度はやはり必要です (カビ毒の防止等)。まず、その添加物について科学的に正しく理解したうえで、避けるべきは避け、必要なものは受け入れる、ことが大事です。この点、巷に蔓延している健康食品のほうが、きちんと検討されていない分、不確実です。

「農薬」 もまた然りで、一概にいけない、と決め付けることはできないでしょう。No. 1 の方が言われるように、青虫を騒いでいるような消費者がいる、Cost の問題、を考えれば、使用せざるを得ない面もあるのです。さらに、質問者はご存知かどうか知りませんが、農薬のかなりの部分を撒き散らしているのは、ゴルフ場です。当然地下に滲み込み、周囲に広がります。無農薬で作った野菜から農薬が検出されることもありますが、表には出てきませんが、結構出処は、と思える事例もあります。

目先のことに捉われず、視野を広げて論理的に思考してください。この問題は、かなり広い裾野を持っています。その頂上だけに捉われて、そこに見えることだけを騒ぐ愚挙は避けてください。
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とっても難しい質問でいろんなジャンルの方からたくさんの回答がくると思います。


無農薬と簡単に消費者は言ってしまいますが無農薬で商品を作るのは容易なことではありません。その年の生産計画が立てられないのです。虫天候病気これらに耐えうる土があればいいのですが、なかなかやれません。

自営農の食物も若干の農薬を使います。隣り合っている農地からの飛散農薬もありますし、隣地へ病気を移さないために仕方なく農薬を使う場合もあります。

イメージで言いますので間違っているかもしれませんが通常の商品の5から10倍の単価で購入していただければ生産者も本気でホントの無農薬野菜を生産する気力が出るかもしれません。

ただし、青虫がついてたとのクレームが無農薬野菜の生産者にくる現実をご理解ください。
自治体がPRのために企画したイベントで参加した家族が、自然を求めて田舎に宿泊していながら、なんと子供にとっては蚊がいるのは許されないのだそうです。

都会に生息する皆さんよりかなり安い収入で農産物を生産する生産者は国や農協の政策に振り回されています。

私は自分の口に入れるものは自分で作ろうと思っています。農地は準備しました。後は手入れ生産する時間だけです。
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