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英語の母音はたくさんあると言われていますが、母音を表すアルファベットがそんなにないのはなぜですか。

質問者からの補足コメント

  • 「母音が別の母音に変化した」というだけなら、全体として母音の数は変わっていないはずだと思います。

    大母音推移によって、母音の数が増えているなら、回答として意味はわかります。

    「大母音推移によって、二重母音の数が増えたから」が答えですか?

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2019/06/16 20:40

A 回答 (7件)

phjさんも仰っておりますが、英語のアルファベットはラテン語を表す文字で、ラテン語には 母音が5つしかなかったので 問題はなかったのです。

大昔は英語はまた誕生していませんでした。また、英語と同系であるドイツ語は ウムラウトなどで足りない文字補ってきましたが、英語ではそれを嫌ったようです。
またこれに輪をかけるように、英語は バイキングの言語や フランス語の影響を受けたので 更に母音が複雑になりました。
あと、英語よりも「スペルと発音が一致しない」言語もありますよ。ウェールズ語やゲール語など ケルト系の言語はもっとひどいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2019/06/23 22:01

#3です。

補足拝見しました。

>大母音推移によって、母音の数が増えているなら、回答として意味はわかります。

質問者様は「母音の数だけアルファベットがあるはず」と思われていますか?それは間違いです。

なぜなら英語や欧州言語を表すアルファベット=ラテン文字は「欧州言語のために作られた文字ではない」のです。元々ギリシャ文字とエトルリア文字から発展させたラテン語を表記する文字だからです。

これを作ったのはローマ人ですが、ローマ時代のラテン文字は今と違って23文字しかなく、大文字と小文字の違いもありませんでした。ローマ文字はローマの領土拡張とキリスト教の布教に伴って現在のヨーロッパ全体に広がり、その後大文字と小文字の違い、ルーン文字などから残りの3文字を補完して欧州で使われる現在の26文字になりました。

つまり英語にしても他の欧州言語にしても「自分たちが作った文字ではないので、いろいろ不便である」わけです。そのため英語以外の欧州言語では「自分たちの言語を表記するには文字が足りない」ので、色々工夫をしています。
 たとえばドイツ語ならウムラウトと呼ばれる発音記号(ä の点々部分)や エスツェット「ß」という独自の文字を足したりして利用しているのです。
 
元々「ラテン文字の母音はA ・E・ I・ O・ U」しかないので、英語だろうがドイツ語だろうがフランス語だろうが、母音として使える文字はこの5つしかないのです。

だから「言語として母音がたくさんある」ということと「表記する文字が足りない」というのは一つの問題ではないのです。

なので「英語の母音はたくさんあると言われていますが、母音を表すアルファベットが5こしかないのはなぜですか?」という質問なら「ラテン文字は英語のために作られたものではないので、母音を表す文字は最初から5つしかなく、英語にどれだけ母音があってもこの5つで表すしかない」と言う答えになります。

実際の所、言語と文字が異なるのは、世界中にあって、日本語も最初の表記は漢字を使っていて、万葉仮名から仮名文字が生まれていて、日本語の場合漢字の読み方が何通りもあるわけです。中国語は漢字1字に対して発音は一つしかありません。借用すると無理が出るのです。

これが補足への第一の回答です。

で「大母音推移」と母音を表す文字の点ですが、他の欧州言語は母音推移などがあっても「文字の表記法を発音に合わせる」ことで発音とアルファベットを一致させています。

たとえば現代のドイツ語は
「A E I O U 」というラテン文字そのものを使った母音5個
「Ä Ö Ü」 というウムラウトを追加した母音3個
「 EI AU EUまたはÄU」と ラテン文字を2個必要とする母音3個(EUとÄUは同じ発音、なぜ違う表記があるかというと、子音との組み合わせで変化があるから)
で表しています。

フランス語も母音はたくさんあるのですが、使っている文字は母音5個だけでそれを重ねて使っています。たとえば日本語の「ウ」相当する母音だと発音は4種類、表記はアクサン記号を追加してou, où, oû,e,eu, oeuの7つになります。
(eu, oeuは母音の音は同じですが、子音との組み合わせで表記が異なります)

このように欧州言語は「母音を表すラテン文字が5こしかないので、記号を足したり、文字を重ねて必要な母音の数の『表記の仕方』を作る」ようにしているのです。

ところが英語は他の欧州言語のように「この母音なら絶対にこの表記をする」という決まりがありません。昔は決まっていたのですが、発音と表記が分離してしまって直さなかったのが「大母音推移」なのです。

だから英語の発音での母音は発音記号で書けば
短母音12個
ɪ,e,æ,ɒ,ʌ,ʊ,iː,ɑː,ɔː,uː,ɜː,ə
2重母音8個
eɪ,aɪ,ɔi,aʊ,əʊ,ɪə,eə,ʊə
の20個、ただし現代アメリカ英語の分類では26個ともイギリスの分類では23個とも言われています。

「大母音推移」の前はこれらの発音に対応するラテン文字があったのですが、しかし母音の文字は5個しかないので、2個か3個を組み合わせたやり方でした。でも「発音と文字」は他の欧州言語と同様に「固定されていた」のです。

しかし今の英語は発音と表記が一致していません。
たとえば「ʌ」の発音の綴りはcut・badのように"u"も"a"も使いますし、じゃあ"u"の発音は「ʌ」ばかりなのかといえばoutの"u"は「ʊ」の発音になります。もっともこの場合は"ou"を「aʊ」とみる2重母音とするほうがいいかもしれません。

子音もそうですが、英語では「母音の発音と表記が一致していない言語」であり、法則性もないので結局「英語の母音の発音は20種類、使っているアルファベットは5個」という表現しかできないのです。

これが第二の答えで、こちらは#3にも書きました。

英語の母音の問題は通常第2の説明が使われるので、#3はそのように書いたのですが、ちょっと足りなかったようです。

なので前提として「英語に限らず欧州言語はどれだけ母音があっても使える文字はラテン語の5文字だけで、後は記号を付けるとか2つ3つ重ねて表記するしかない」のですが、英語は「大母音推移」で法則性が無茶苦茶になってしまったので「母音に使う表記法を説明できない」のです。

以上でいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2019/06/23 22:02

母音は、A ・E・ I・ O・ U の5つしかないです。

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この回答へのお礼

わざわざご丁寧にありがとうございます。

お礼日時:2019/06/17 04:15

No.2です。

すみません、子音と母音を混同しました。No.2の回答は無かったことにしてください。
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この回答へのお礼

丁寧にありがとうございます。

お礼日時:2019/06/16 20:28

大母音推移という現象が15世紀から17世紀までの間に起きたからです。



15世紀までの英語は他の欧州言語と同じく「発音とスペルが原則一致」している言語でした。発音とスペルが一致しているというのは、ローマ字のように発音に対する文字の綴り方が決まっていて、スペルを見れば発音が分かる、というものです。

しかし現代の英語はスペルと発音が一致していません。これは大母音推移の後、変更してしまったスペルと発音を一致させる作業を行わなかったからです。

そのため現代英語は他の欧米言語に比べると複雑怪奇なほど「スペルと発音が一致しない」言語で、ついでに「必要な母音を表すスペルが無い」ということなのです。
この回答への補足あり
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何と比べて少ないと判断したのでしょう?


というのも、日本語だって英語で見られない母音は「つぁ、つぃ、つ、つぇ、つぉ」くらいで、英語には日本語に無いbとv、lとr、sとth、zとth、wとwh・・・等の発音の使い分けがあり、単純に日本語と英語だけで比較しても母音数は英語の方が多いように思えますが。
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この回答へのお礼

丁寧にご回答くださいましてありがとうございます。

お礼日時:2019/06/16 20:02

発音は実用を踏まえて数多くあり、発音記号で区別されます。


H,L,R,S,Xなどは、冒頭が母音で開始されたりします。
しかし、その母音を表すアルファベットは、五͡個しかありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2019/06/16 20:02

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