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現在大学で文学史を学んでいます。
黄表紙の作品を色々と学んでいるのですが、『金々先生栄花夢』には序文がありました。黄表紙の作品には序文は基本的に存在するものなのでしょうか?存在するのなら代表例を挙げて教えていただきたいです!
また、黄表紙特有の性質みたいなものがあれば教えて欲しいです!お願いします!!

A 回答 (2件)

恋川春町が代表作者で、彼の作品は序文が付いているようです。


鸚鵡返文武二道
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9892636

山東京伝「 江戸生艶気樺焼 」には序文はありません。

表紙の筋書き自体はたわいもないような話であるが、言葉や絵の端々に仕組まれた遊びの要素を読み解くことに楽しみがあった。ふきだしの様なものが描かれるなど現代の漫画に通じる表現技法を持っていた。(WIKI)
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黄表紙特有の性質について補足します。



それまで子供向けだった絵本(絵双紙)を大人向けにしたものです。大人向けですから風俗取り締まりに対し反抗的で、政治的にはアウトロー的立場をとるものもありました。一家言ある作者の場合は序文もあったものと思います。
もともとは単行本なのですが、ちょうど少年ジャンプなどのように色々な作者のものを一冊にまとめいわゆる「合巻」へと転進していきました。こうなると序文も不要で、現在の大衆雑誌のような存在になっていきました。
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