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日本のジェット機はなぜタクシーしない?

A 回答 (7件)

答えは以下でしょう。



①インフラがない
②燃料・空港使用料が高い
③パイロットがいない
④競合

プロファイルに記したような者で、航空宇宙の世界で長年仕事をしてきました。
飛行機の開発にも携わり、エアタクシーもプライベート機もたくさん使いました。
その経験からです。

まず①

《エアタクシーできるジェット機が日本に無い》
買ってビジネスしようにも使ってくれる人がいない。
タクシーは運転率、平たく言えば回転が良くなきゃ商売になりません。
そんな客、日本にはいません。

《空港がない》
アメリカの場合、人口が1万人もいれば近くに空港があります。
定期便が飛んでなくとも、周りの3地町村で管理するリージョナルエアポートがあるもんです。
日本にはそんなのがない。

《レンタカーがない》
アメリカでは小さな町にでもレンタカー会社があります。
飛行機で降りるまえ、乗客はそれを手配しておき、空港に待たせておきます。
日本の人口1万人レベルの町にそんなサービスが期待できますか?
着いたところで地上の移動手段がなければ行ってどうするんでしょう。
公共交通機関? ホテルの迎えのバス?
自分の自由にできるからエアタクシーを使ったのにそんなのを使えなんて逆でしょう。

つぎに②

アメリカのリージョナルエアポートや市営空港に相当するムーニシパルエアポートを個人で使うときは基本的にタダです。
日本にそんな空港どれだけあるでしょう。

《空港利用料》
出発地と目的地の空港がタダで使える、でないと安価なタクシーは成立しません。
でも、定期便が来るような空港は高い着陸料がとられます。
しかし、あめりかにはそうでないくうこうがたっくさんあります。
個人に提供する市営空港(ムーニシパルエアポート)や、近隣の町と共同運営する地域空港(リージョナルエアポート)です。
これらを個人的に使うときは基本的にタダです。
同様な理由が他にも。

《トイレ休憩》
ジェットで飛ぶならきっとそれなりの距離を飛ぶはず。
アメリカでの常識的なフライトは2時間。
なぜならトイレ休憩。
えっ、機内にトイレあるだろうって?
ありますよ、お丸が。
あなたはそれでしたいですか?
たとえばご家族のどなたかがした後でも。
大型の旅客機のような真空吸引のトイレなんかはついてません。
ついているのは『我慢できなくなった場合』用の緊急用です。
基本は車で高速道路を移動するのと同じように定期的にトイレ休憩をするんです。
そのための空港がありますか?
そのために定期便の来る空港に降りたら着陸料がかかります。

《燃料》
どこの空港に降りても燃料が補給できる環境は不可欠です。
アメリカにはそれがあります。

③について

個人で飛行機を運用するのは自分ですればいい、それは当たり前です。
でも、お金をとって客を運ぶパイロットはそうではありません。
日本のタクシーだってそうでしょ。
普通の免許じゃタクシーの運転手は出来ない。
日本にそういうパイロットはどれだけいるでしょう。
そうでなくともエアラインは定期便のパイロットの確保が出来なくて困っているというのに。

最後の④

ビジネスは競合がないと成立しません。
ひとり勝ちだと高値安定で客が寄り付きませんから。

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アメリカの田舎の例を紹介します。

私の住んだ町は人口2万でした。
でも市のはずれに1000メートル以上の長さの滑走路を持つムーニシパルエアポートを持っていました。
もちろんIFRの設備なんてありませんし、管制塔も常駐の管制官も居ません。
市が管理する貸し格納庫には何機かの小型の単発プロペラ機が居ました。
そのうちの何機かは個人所有で、残りは市のフライングクラブの機体でした。
その機体は免許を持ち、会員になってさえいれば安価に借りることだ出来ました。
1時間2~3千円と燃料代、保険は自費、以上。
200~300キロ離れた大きな町に用事で行く人が良く使ってました。
エアタクシーじゃなくて、エアレンタルですね。
道路で200~300キロなら、片道1~2時間、往復でガソリン満タン1回。
飛行機で直線に飛べば、どんな小型機でも片道1時間はかかりません。
免許を取るのもこの機を使います。
軍あがりのパイロットがアルバイトで教官をしてくれ、安価でとれます。
教官が1時間1000円ぐらいなんてこともありです。

別な町に住んでたある時、友達の家族と旅行をすることになりました。
人数と荷物を考えエアタクシーを使いました。
ビーチクラフトの双発ターボプロップのキングエアが来てくれました。
片道2時間弱で片道あたり定期便より安かったし、なにより乗り換え・待ち時間なしで荷物は持ち放題。

これが出来るためには、①~④がなきゃ。
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少人数の利用客がパイロットと機体を貸し切り契約で利用する「エアタクシー(Air taxi)」のことだろうな。


アメリカやカナダなどの国土が広大で人口密度の低い国において、鉄道などの交通機関や定期便の運行が少ない地域などの”公共交通機関”としてワリと一般的な存在で、小さな島が多い東南アジアなどでは水上機によるエアタクシーもあったりする。

で、アメリカのエアタクシーにしても、少人数かつ短距離の輸送機関で、”小回りが効く”ことのほか、機体の維持や燃料代などのコストの問題もあって、大きくても10数人乗りのプロペラ機による運用になっている(短距離がメインだから、ジェットの速さもメリットにならない)。

なお、日本にもエアタクシーのサービスをしている事業者があるけど・・・鉄道などの交通網が充実した小さな島国で、あえて”時間を金で買う”エアタクシーのコスト負担ができる層は、ごく一部の雲上人(エグゼクティブ)の世界だから(^。^;
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この回答へのお礼

ありがとう

はい、ダジャレ!

お礼日時:2020/06/13 08:54

>カリフォルニア南部からロサンゼルス、サンフランシスコでタクシーして北部とか?


すみません、この使い方ではタクシーという言葉は合わないかと思います。

いわゆる、乗り継ぎということでしょうか。
ロサンゼルス、サンフランシスコで乗り継ぐということでしょうか。
乗り継ぎの意味でしたら、
トランジット   :同じ日に同じ航空会社に乗り継ぐ
トランスファー  :同じ日に別の航空会社に乗り継ぐ
ストップオーバー :1日以上おいて、乗り継ぐ

空港からタクシーに乗って移動ということなのかな。
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この回答へのお礼

ありがとう

そうなんです。私もわからずホーホーと聞いていました。

お礼日時:2020/06/12 17:25

飛行機でのタクシーは、空港敷地や誘導路を自車走行することなので、ジェット機はタクシーしますよ。



>沖縄、鹿児島から博多でタクシーして伊丹から羽田とか
これは、タクシーではなくて、フェリーのことでしょうか。

沖縄、鹿児島から博多でフェリーして伊丹から羽田とか
となると、沖縄、鹿児島から博多へ運行して、博多から伊丹へ回送して、伊丹から羽田へ運行するとなります。
フェリーをすると余計な費用がかかるので、できるだけフェリーをしないスケジュールを組みます。
でも、日本でもフェリーの運用をやっている場合がありますよ。
詳しいことは、私の方では分かりませんが。
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この回答へのお礼

ありがとう

それ英語ですか、聞いたのはアメリカ人で、何の意味て、私は聞きました、カリフォルニア南部からロサンゼルス、サンフランシスコでタクシーして北部とか?

お礼日時:2020/06/12 16:13

タキシングの意味でのタクシー しています。



電車、バス、タクシーの意味でのタクシー。
しています。個人利用で飛行機を飛ばしてくれる会社があります。
タクシー代わりに使えます。もちろん、空港から空港までですけど。
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この回答へのお礼

ありがとう

いえ沖縄、鹿児島から博多でタクシーして伊丹から羽田とか

お礼日時:2020/06/12 15:43

「タクシー」って飛行機の「タキシング(taxiing:自走走行)」のことでしょうか?


でしたら出発時にゲートからプッシュバックされる場合以外はタキシングしています。
到着時は着陸してからゲートに停止するまで全てタキシングです。

ちなみに自衛隊機の運用はタキシングが基本です。整備などで移動以外は。
あと、民間機でも小さい空港ではトーイングカーを使わず全てタキシングのところがあります。離島などの小さい空港に就航するプロペラ機ならバック出来ますし。
大きい空港でも沖止めの場所によってはトーイングカーを使わず全てタキシングとなります。

参考まで。
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バック以外はタクシーしてるけど?

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