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源氏物語のあらすじを読んでいますが
光源氏のような人物は実在したのでしょうか?

A 回答 (6件)

源氏物語は、伊勢物語を下敷きにして、本歌取りの手法で、物語に陰影を出していると思われます。



桓武天皇の三皇子は、例外的に兄弟相続をしており、家系図を見てみると、ここで摂関政治を完成させたかった藤原氏が、外戚となれる皇子たち以外は、優秀であればあるだけ疎まれた様子が見て取れます。

両親とも皇族であった在原業平や、古代豪族として誇り高い紀氏が外戚である、惟高親王は、いずれも都にいられなくなり、業平は東下り、兄の行平は須磨に流されています。惟高親王は出家を余儀なくされる。

また、この時代の唯一無二の歌詠みであった小野小町は仁明天皇の女御であったという説もあります。当然、業平と面識があったでしょうし、桐壷更衣に面影を落としているかもしれません。情熱的な和歌を詠んだ女性です。業平は清和天皇のお后候補の藤原高子と駆け落ちもしています。朧月夜を思わせます。

モデルは誰、というよりも、このころの事件や人物をパズルのように当てはめて、物語を紡いだように思います。ちなみに、源氏物語の和歌は、伊勢物語よりも面白みが少ないです。その分、物語が下世話になっています。女性読者が対象だったように見えます。

紫式部の父は学者で、母は早世したと聞いています。弟と二人で父から漢詩漢文を学んだ紫式部でしたが、母が恋しかったでしょう。母である桐壺更衣を恋う光源氏は、紫式部その人、あるいは、弟だったかもしれません。
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そんな人物をイメージしてるか知りませんが、源氏同様世俗の頂点を極めた人物はいます。

大鏡など歴史物はその出世の過程を言動を中心に歴史的に表現したものです、それに対して源氏物語のような物語は彼の密かな内面性を中心に描いており、その点では果たして誰がモデルであったかは確かめようがありません。
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光源氏は架空の人物ですが、モデルとされる人はいます。


藤原道長という説もありますし、他にも源融、源高明という説もあります。

光源氏のモデルは誰?源平合戦で有名な源氏との関係は
https://rekisuta.com/ancientry/murasakishikibu/h …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
youtubeで源氏物語セミナーを聞いていますが、内容のかなりの部分は、
紫式部の、60年位前在位だった、嵯峨天皇(醍醐天皇?)のあたりの事だった
という説が有力だったとは聞いています。
けれど、光源氏の母は若くして亡くなり、
その母親だった桐壷更衣は、
紫式部のライバルだった、清少納言が仕えた
中宮定子をモデルにしているとの新説も出ているようです。
物語の或る部分は、60年前の、
后が20人以上いたと言われる嵯峨天皇(醍醐天皇)のあたりを元にし、、
ある部分は、同時代の藤原道長に影響を受け、
光源氏が誕生したのかもしれませんね

お礼日時:2020/06/14 20:55

「光源氏 モデル」で検索すれば10秒とかからず調べられますけど、それさえ面倒くさいのか頭がわるいのか、それとも単に投稿自体が目的な

のでしょうか?
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紫式部は理想の殿方像を生み出し、自分の環境にはめ込んだかたちで物語を創りました。


だって、想像だけじゃインスピレーション限界あるし湧かないし。と考えましたとさ。
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光源氏は存在しません。

モデルになったのは藤原道長と言う説もあります。
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