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茶道について




日本文化に茶道がありますが、そもそもなぜ、お茶を飲むという日常の生活を、茶道という形に確立するという考えが昔の人は出てきたのですか?
茶道のおもてなしの文化は、東京オリンピックのあの有名なスピーチの「お、も、て、な、し」の心と通じるものだと私は思うの伝承すべき文化の1つだなとは思うのですが、なぜなのだろうと疑問を持ちました。


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A 回答 (2件)

前提として、茶は高価な嗜好品だったということがあります。

で、おっしゃる通り、そういった「良いもの」を揃えて「もてなす」という精神がその中心にあります。
それが体系化し厳格になったというのは結果論です。元々はシンプルに、文化人や権力者の「社交場」です。近代以前の西洋であれば「サロン」にあたると思います。今だとカルチャークラブとか食事会・飲み会、SNSなんかもそれに当たるかな。そう考えれば、存在意義に不思議はないでしょう。

あと、「茶の湯」を、単に「茶でもてなす」と考えると、誤解してしまいます。
私は「茶の湯」は総合芸術だと思います。そう、西洋の「オペラ」がそれにあたる、というのは聞いたことあるでしょう。
茶道は、庭園、建築、絵画、書、花道、美術(茶道具はまさしくこれ)、食(懐石料理は元々茶の湯でもてなされる料理そのものです)、話術、気遣いの妙、その他遊び心…といった「楽しさ」いっぱい詰まった客向けのエンターテインメントなのです。(非常に形式じみたものというレッテルが出来たのは後の世の話でしょう。)
これが、音楽、脚本、舞踊、衣装、舞台美術、演者…だと、オペラと考えるといいです。

オペラがなぜ生まれたのか不思議に思わないのは「エンターテインメント」と認識しているからでしょうが、実は茶の湯もその心は同じだと思いますよ。
「楽しむのに、より鋭い感性を必要とする」という意味では、茶の湯の方が高度かもしれません。
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戦国時代、すさんでいた武人の心を癒やしたのが茶道だと聞いたことがあります。


茶会でのある意味現実離れしたひとときは、戦いに明け暮れる武士たちのセラピーにもなったのでしょう。
1杯のお茶を飲むという行為を茶道という芸術に高めたのは利休です。
一期一会という世界観は無常の世を生きた武士にぴったりだったでしょうね。

茶道の歴史はこちらにも
https://wa-gokoro.jp/accomplishments/sado/422/#: …
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