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茶道を習おうと思い立ち、調べ始めた所で、点前に男・女がある事に気づきました。
できれば男性の先生につきたいと考えておりますが、点前の男女差に大きなへだたりがあるのだとすれば、女点前(女性の先生)にする必要があるような気もしています。

【1】他の方の質問の中に、「同じ性の先生に着いたほうが、美しい所作を教われる」といったような回答があったので、「男らしい所作」「女らしい~」程度に捕らえておりますが、それで違いはないでしょうか?

【2】武家茶道の流派にも点前の男女差はあるのでしょうか?

【3】点前の男女の区別は、いつごろの時代に確立されたのでしょうか?

質問ばかりですみません。諸先輩方のお知恵を貸しいただけると幸いです。

A 回答 (4件)

表千家の場合ですが、


【1】「男の点前」「女の点前」があります。
男女の点前の違いがはっきりありますので、女の先生ですと、本の上の知識はおありでしょうが、本に出てこない微妙な違いは実際に習っておられない女の先生ではご存じないと思います。表千家を習われるとすれば、貴方が男性ならばやはり男性の先生につかれたほうが宜しいと思います。
【2】武家茶道の流派にも点前の男女差はあるのでしょうか?
この件は知識がありません。
【3】点前の男女の区別は、いつごろの時代に確立されたのでしょうか?
江戸後期に紀州徳川家のお姫様が自分でお茶を点てる事になられて、その頃の表千家家元が工夫されたと聞いたことはあります。九代か十代の家元の頃だったような記憶がありますが、定かではありません。その当時の点前がそのまま今の表千家の女点前と同じかどうかも知識はありません。

この回答への補足

書き方の訂正です。

×本には表・裏千家は町方に下っと
○本には表・裏千家は武家茶道と分かれて町方に下ったように

補足日時:2009/08/14 00:15
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
【1】男女がはっきり違い、女性の先生でも習っていないという事もあるんですね。紛らわしい書き方で申し訳ありません。私は女ですので、性差のある点前の場合は女点前の心得のある先生をあたりたいと思います。
今のところ武家茶道に習いたいとこだわって探しておりますので、武家茶道の点前の男女差が気にかかっています。
【3】紀州といえば暴れん坊将軍のお国。大名は皆武家茶道に習ったのだと思っていました。本には表・裏千家は町方に下っと書かれていましたが、それほどはっきりした区分はなく、好みや時流によって各派が入り乱れていたのでしょうか。とても興味深い事を伺いました。 

お礼日時:2009/08/14 00:11

【2】について、武家茶道を学んでいる者です。

(一流派のことですので、すべての武家茶道のことはわかりません。)
見たところですが、私のところでは、男女の作法に違いがあります。
とはいえ、構えや手の角度といった程度で、女性は右だけれど男性は左から始まるとか点前の手順に目に見える大きな違いないようです。
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この回答へのお礼

武家茶道でも男女差があるんですね。
つきつめると、教室を決めるのも難しく感じてきてしまいました><

おっしゃるように左から始まるとかの大きな違いがないなら、自分が美しいと感じる技を持っていたり、通いやすい先生につけばいいのかな・・・。という気持ちになってきました。

私にはややこしい流派や点前の手技の違いですが、過去の先輩方がお茶を楽しむために工夫してきた足跡だと思って楽しむことにします。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/21 20:27

No.2です。


補足ですが、三千家が町方だけにしかお茶を指導していなかったと理解(?)しておられたようですが、実際には三千家は侘茶を追求したと言う事だと思います。
表千家は紀州藩徳川家の、裏千家は伊予松山藩久松松平家の、武者小路千家は讃岐高松藩松平家の、茶頭(茶堂、茶道指南)として各々禄を貰って明治維新まで仕えていますので、武士階級と一線を画していた訳ではないと思います。
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この回答へのお礼

どうも私の勘違いがあったようです。三千家も武士階級ときっちり分かれていたのではなかったんですね! 
キーワードを「侘茶」にすると、ストンと納得できたように思います。

自分なりに調べてこだわったりしましたが、実際に茶道を経験している方に言葉に触れていると、考えるより行動するほうが楽しそうだと思ってきました。
また、流派や点前の男女差より、良い先生に出会うことに重点を置こうという気持ちになりました。

ありがたい事に都内には教室が沢山あるので、もっと見学に行ってみます。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/21 20:14

私の狭い見聞でお答えするのもおこがましいですが、答えの一つとしてお聞きください。


男女の違いは流儀により(少なくとも千家流では)、その取り扱いが違うように観察しています。千家流なら表流に、より男女の違いが濃いように見受けられます。
【1】基本は「~らしい」なのでしょうが表流では単純な、「男らしい所作」「女らしい~」程度ではないように私は考えています。
【3】本来男性のものであった茶の湯に、女性が本格的に参入してきたのが近代明治以降のように聞きます。女学校で教科として取り扱われるようになったことも関係あるようにも聞きました。しかし、千家三代千宗旦の時代に東福門院などと茶の湯の関係があったとのこともあり、その頃から何らかの女子の点前は考えられていたとも想像できましょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
流派によっても男女の差の大きさが違うのですね。
【1】当初考えていた「~らしい」という感覚的な違いと言うよりも、もっと形式として確立されている様子ですね。形式を重んじるのは日本の美意識の特徴ですので、女点前にますます興味を持ちました。
【3】うろ覚えですが、「武士道」の本に、武家の女子の教養の中に茶道も含まれていたように思いますので、女子の茶の湯の歴史も長いと思っていました(武士道の成立自体が江戸時代以降ですが)。東福門院については存じ上げなかったのでググッてみました。広い知識で回答していただいてありがたいです。

お礼日時:2009/08/13 23:47

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