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現在初めての小説を執筆しております。
書き上げて自分が納得できるものになっていたら公募の文学賞に応募してみようかと思っています。
文学賞は数多くありますが、そのほとんどが自作未発表小説という応募条件を設けています。
そこで質問なのですが、実話を元にした小説の場合それは自作小説となり得るのでしょうか。
例えば山崎豊子氏の「沈まぬ太陽」(日航ジャンボ機の墜落事故がモチーフ)、新田次郎氏の「八甲田山死の彷徨」(八甲田山の雪中行軍遭難事件)、吉村昭氏の「戦艦武蔵」(武蔵建造のルポルタージュ風小説)などは実話を元にして書かれています。
これらの小説は作者独自の創作が加えられた優れた文学作品ではありますが、100%作者のオリジナルかといえばそうは言えないと思います。
文学賞の応募条件に照らした場合、上記のような小説は自作小説として認められるのでしょうか。
そんなこと主催者に聞け、という声もあるかと思いますが、恥ずかしながらその勇気もなくこちらで質問させていただいております。
明確な回答でも結構ですが、皆さんのお考えをお聞かせいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

失礼とは思いますが、現実を書きます。


質問内容の文章を読みますと、小説を書くというレベルに至っていません。
小説は、虚構です。虚構だから小説というのです。
虚構でなければ記録です。

明治時代に、文学史上、自然主義というのが現れました。
これが、日本の私小説といわれるものの出発です。
いわゆる、自分のことを書く小説です。
自分のことを書く、と言っても小説ですから、
虚構をともなっていることは当然のことです。

これは世の中の常識です。
ある記録文に対して、間違っていると指摘することは、
正当なことです。

ところが、ある私小説について、
内容に事実と違うところがある、
などという人はいません。もちろん興味本位に言う人はいますが。
なぜなら、小説は虚構だと誰でも知っているからです。

このように、自分のことを事実に基づいて書いたとしても、
小説となりうるのです。
実際には、小説形式では、100%事実を書くということは、
ありえないことです。
例えば、会話文をすべて現実に話した通りに書けますか。
そんなことできるわけがありません。
小説には、必ず虚構性が入るのです。

質問者が、もし第三者の人生などを材料に書いているとしても、
日時場所などを箇条書きにした記録文ではなくて、
小説形式であれば、それはすなわち、
筆者の自作小説なのです。

考えてみますと、世の中の小説というものは、
作者が、様々な人々の人生をモデルにして書いているものがほとんどです。
それは、複数の現実の人生が、小説の登場人物の1人になったり、
1人の現実の人生が、複数の登場人物なったりするのです。
これが虚構です。

記録文と小説の違いは、虚構性があるかどうかです。
どうして記録文にせずに小説形式にするのかといえば、
記録によって事実を表現するよりも、
虚構によって真実を表現した方が、
作者の言いたいことが、正しく伝わるからにほかなりません。

これまでの小説でも、
虚構性の中でも、名誉毀損が成立するのかどうか、
ということは、何度も争われてきました。

しかし、質問者の場合は、こんなことを気にする段階にまでもなっていません。
書いた作品が、公のものになるとも思えませんので、
気にせずに、安心して完成させれば良いと思います。
文学とは何か、下記など参考にしてください。
http://www.kokoro7.com/
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
こちらに質問したあと分かったことですが、”実話を元にした小説は自作小説とは見做さない”という規定を設けている文学賞がありました。文学としては認められるものの、賞の趣旨には抵触するということのようです。
やはり各出版社へ直接問い合わせるべき問題だったようです。
しかし回答下さった内容は大変参考になりました。
お礼申し上げます。

お礼日時:2020/07/31 03:30

パクリでなければ「自作」でしょうが、意図せずパクリ同然となった場合は揉めるでしょう。

特許を申請する場合先行特許を調査しますね。小説の場合も必要かも知れませんが、技術特許と違って創作作品の場合は選考作品を重なる例は少ないと思われます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
こちらに質問したあと分かったことですが、”実話を元にした小説は自作小説とは見做さない”という規定を設けている文学賞がありました。文学としては認められるものの、賞の趣旨には抵触するということのようです。
やはり各出版社へ直接問い合わせるべき問題だったようです。
しかし回答下さった内容は大変参考になりました。
お礼申し上げます。

お礼日時:2020/07/31 03:31

なりますよ。


構成や表現方法次第でしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
こちらに質問したあと分かったことですが、”実話を元にした小説は自作小説とは見做さない”という規定を設けている文学賞がありました。文学としては認められるものの、賞の趣旨には抵触するということのようです。
やはり各出版社へ直接問い合わせるべき問題だったようです。
しかし回答下さった内容は大変参考になりました。
お礼申し上げます。

お礼日時:2020/07/31 03:29

実話からのノンフィクションはたくさんあるでしょうね。

それらを小説にすることは問題ありません。

ただし、その書き方で何か他の作品を想像出来たり、言葉の使いが同じようであったりすると違法になります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
こちらに質問したあと分かったことですが、”実話を元にした小説は自作小説とは見做さない”という規定を設けている文学賞がありました。文学としては認められるものの、賞の趣旨には抵触するということのようです。
やはり各出版社へ直接問い合わせるべき問題だったようです。
しかし回答下さった内容は大変参考になりました。
お礼申し上げます。

お礼日時:2020/07/31 03:29

十分なると思います。


文豪たちだってそういうの多く書かれているはずですし。
ただ、既存の作品と事件・出来事があまりにも似ていると、敏感な人から「パクリだ」とか言われるかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大変参考になりました。
質問後数分でお答えくださったことに感謝を込めてベストアンサーとさせていただきました。

お礼日時:2020/07/31 03:10

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