dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

複雑な論理回路の論理ICを推測する方法にはどのようなものがありますか?

「複雑な論理回路の論理ICを推測する方法に」の質問画像

A 回答 (2件)

質問の文面から思うに、質問者さんは論理回路の設計・解析は初めてですね。


写真で示された論理素子は論理回路を構成する非常に基礎的なもので、論理回路に使う素子としては非常に簡単なものです。
実際の論理回路はこのような素子を組み合わせて作ります。

その時の素子にはふたつの種類があります。
難しい名前は脇に置いて言うと、入力から出力が1意に決まる素子と、そうでない素子です。

写真にある NOR や OR は『入力から出力が1意に決まる素子』です。
この種の素子だけで出来ている論理回路は『組み合わせ論理回路』とか『線形論理回路』などと呼ばれます。
その場合、写真にあるように『入力』に『可能なすべての状態』をひとつひとつ入れ、その時の出力を得て表にすれば『回路がどんな論理素子を組み合わせて出来ているか』はわかります。
基本的にはこれしか内容を確かめる方法はないと言っていいでしょう。
もちろん装置を分解して回路を解析すればわかるでしょうが。

しかし、もうひとつの『そうでない素子』を使った場合の解析は楽ではありません。
このような素子の代表的なものはフリップフロップです。
フリップフロップは論理状態を記憶する素子です。
これを使った回路は『順序論理回路(シーケンシャル論理回路=Sequential Logic Circuit)』または『順序回路』と呼ばれます。
これを使った回路は『クロック』や『トリガー』などと呼ぶ信号を与えると状態が変化し、その信号が加えられるごとにいろいろな状態が現れます。
その状態は、外部から与える信号だけでなく内部の状態の影響もうけます。
このような回路を解析するには、内部にどんな状態があるかがわかる必要があるので、それがわからないと解析は非常に困難なものとなります。

状態を記憶するという意味でフリップフロップはある種のメモリととらえることができ、今日ではフリップフロップを使い論理回路はメモリとマイクロコンピュータ(マイクロコントローラ)を使ったものになっています。
はっきり言って、そうなったものを解析するのは不可能に近いです。

簡単な回路なら解析できる場合はあると思いますが、その場合でさえ、その方法は回路をばらすか、入力にありうるパターンを入れて出力を観察して真理値表を作る方法となるでしょう。

つまり、論理回路が表現している論理がどんなものかを解析しようとした場合、せいぜいできるのは線形論理回路だけで、順序論理回路は困難だということです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます!!(><

お礼日時:2021/01/12 07:09

「論理ICを推測する」とはどういうこと? 例えば


この論理回路は 7407 だ
とかを見付けるってこと?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

未知の論理ICで、NORだとかORだとかを推測する方法.?です

お礼日時:2021/01/12 00:53

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています