
No.2ベストアンサー
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八幡神は、元々は大漁旗を意味する海神といわれ、神社では誉田別尊(ほんだわけのみこと)、あるいは応神天皇(おうじんてんのう)の祭神名でまつられています。
大分県の宇佐氏が崇敬した地方神でしたが、ご神託を通じて第15代天皇である応神天皇の化身とされ、土着的な神と天皇のご神霊が結びついた特別な性格を持ちあわせているのです。応神天皇は弓術の達人とされており、武の神や出世開運の神として崇められていました。平安時代には、天皇家を祖とする清和源氏が京都の石清水八幡宮を氏神としたことで、武勇の神として多くの武士からの信仰を集め、一般の信仰の対象としても広まっていきました。
八幡神は571年に宇佐の地にはじめて示顕(じげん)したと伝えられ、宇佐神宮(大分県宇佐市)は八幡宮の総本宮です。石清水八幡宮(京都府八幡市)、筥崎宮(はこざきぐう、福岡県福岡市)、または鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)をあわせて、日本三大八幡宮とされています。
この回答へのお礼
お礼日時:2021/01/23 13:32
ありがとうございます。大分県からなぜ全国にブレイクしたのかが不思議でした。
また、なぜ大分県の地方神が天皇家とのゆかりができたのかも不思議でしたし、ほかの神とは違う特別な性格を持つのも不思議でした。
清和源氏、武勇の神、武士の信仰…と聞いて、なんとなくわかってきたような気がします。どうもありがとうございます。
No.1
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