プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

お読みいただきありがとうございます。
ムースやワックスなど付けたことのないツヤツヤの髪だった高校生の頃から、つむじの周りが薄くて困ってます。
髪を伸ばして周りから髪の毛を重ねて薄い部分を隠すようにしてきましたが、最近ヒドくなってきて、隠すこともできなくなってきました。
女性用の育毛剤も試してみたんですが、育毛剤は毛穴を閉じてしまうので、かえって良くない、と聞き、今は入浴時に頭皮を揉むようにしています。
薄毛を解決するために良い方法があればお教え下さい。

A 回答 (5件)

えっと,先に訂正しておきます。


お湯につかりながらの頭皮マッサージですが,水圧の関係ではなく(といっても,多少は関係があるかもしれませんが・・・),過剰マッサージとなってしまうため,血管が収縮してしまい,マッサージの効果がなくなってしまうのだそうです。
また,血圧が上昇してしまうため,心臓に負担がかかるらしいです。
良くないことは同じですが,その理由が違いましたので,訂正させていただきますね。

まず,シャンプー剤についての説明です。

> 頭皮に赤く出来物みたいなのができてるようです(美
> 容室に行った時によく言われます)

頭皮が健康でないため,これを回復させようとして,髪の毛に行くはずだった栄養が頭皮で使われている可能性があると思われます。
ですから,頭皮の健康を取り戻すことで,たいへんゆっくりですが,髪の毛が元の状態に戻れるかもしれません。

シャンプー剤の使用頻度ですが,個人差はありますが,20歳代後半の女性の場合,通常,2日に1度で充分です。
もし,毎日シャンプーされているのでしたら,皮脂をとりすぎているために,かえって皮脂の分泌量が増加してしまい,脂漏性皮膚炎を患っているか,または,そうなりかけているのかもしれません。
また,シャンプー剤の使用量や使用方法,及び,そのすすぎが間違っていますと,シャンプー剤の洗浄成分の脱水力によって,頭皮が炎症を患っている可能性も考えられると思います。
どちらにしても,シャンプー剤が原因でなる場合が多いですから,少なくとも頭皮の状態が改善されるまでの間は,次のことに留意するようにしてみてください。

1.
シャンプー剤の使用頻度は,3日に1度として,シャンプー剤を使用しない日は,シャワー(もちろん,お湯)を使って,頭皮をすすぎ洗いしてください。(1分程度で構わないです)
2.
シャンプー剤を使用する場合,その直前には,必ず,シャワーで頭皮と髪の毛をすすぎ洗いしてください。
3.
シャンプー剤は,500円玉の半分程度の量(ポンプ式ボトル入りシャンプー剤の場合,ポンプ半押しの量)を手にとり,必ず,5~6滴程度の水分を加えてよく馴染ませ,両手で充分泡立たせてから,その泡を頭皮と髪の毛に移してシャンプーするようにしてください。
4.
(たぶん,大丈夫だと思いますが)シャンプー中は,絶対に,爪が頭皮に触れないようにしてください。
指先と指の間(指を軽く曲げて,パソコンのキーに触れる部分)を使用するか,または,それでも爪が触れる場合は,指の腹を使用してください。
5.
シャンプー剤のすすぎは,必ず,シャワーを使用して,かつ,頭皮を中心に2~3分間を目安にすすぐようにしてください。
なお,ロングヘアの場合は,髪の毛をすすぐ時間をこれに加えるようにしてください。(それ以外の場合は,頭皮をすすぐとき,いっしょに髪の毛もすすぐことが出来ます)
また,すすぎに自信が持てない場合やシャワー設備がない場合は,お風呂(お湯)に潜って,頭皮をすすぐようにしてください。(すすいでいる時間の合計は約1分です)

たぶん,頭皮の状態は,2~3ヶ月程度で回復すると思われます。
髪の毛が回復するとしますと,そのあとになりますね。
また,頭皮の状態が元に戻れましたら,1のシャンプー剤の頻度を2日に1度に変え,3のシャンプー剤の使用量を「500円玉程度の量(ポンプ式ボトル入りシャンプー剤の場合は,ポンプ1回押しの量)」に変えてください。(それ以外の説明は同じです)

なお,この説明は,市販シャンプー剤(理美容店で購入したものを含む)での説明ですから,もし,石鹸シャンプー剤や石鹸,固形シャンプー剤や半固形シャンプー剤を使用している場合は,それにあわせた使用量などを説明させていただきますから,また,補足してくださいね。

ここからは,育毛剤についてになります。

「髪之助」という育毛剤について,ちょっと調べたのですが,間違いは存在しているようです。
確かに,私たち理容師は,「頭皮が硬いから薄毛やハゲになる」と言っています。
しかし,頭皮が硬いことが直接の原因ではなく,血行が悪いことが原因なのです。
頭皮が硬いと言うことは,頭皮が薄いため,血管が充分広がっていないのです。
そのため,血行が悪くなると考えられます。
血行が悪いということは,血管内の血液が少ないわけで,血液によって運ばれる栄養が少なくなってしまうということにつながります。
ということで,頭が固いと毛根が栄養失調になり安いため,髪の毛が薄くなったり禿げたりしてしまうことがあるわけです。

「髪之助」によって,たぶん,頭皮は柔らかくなると思いますが,それも一時的なものです。
というのは,皮膚というものは,温まりますと柔らかくなるものですが,その温もりがなくなりますと元の状態に戻ってしまいます。
ですから,もし,本当に頭皮を柔らかくするのであるのなら,常に頭皮が温まるようにしなければならないのです。
また,「髪之助」によって,頭皮が柔らかくなるのは,その成分である「ニコチン酸ベンジル」の作用で血管が拡張して,頭皮の温度が上昇するためで,その成分の作用がなくなってしまえば,血管が元の状態に戻ることから,頭皮の温度も下がり,そして,頭皮は元の硬さに戻ってしまいます。

ということで,頭皮が柔らかくなることが育毛につながるのではなく,血行が良くなることが育毛につながるわけです。
いくつかの「髪之助」を扱っている販売サイトなどを見ましたが,そのほとんどが頭皮が柔らかくなるのだから育毛が出来るといった意味が書かれていましたが,効果自体はあるかもしれませんが,間違ったことを書いていると言えますね。
まぁ,頭皮が柔らかくなった感じは,育毛剤が効いている証拠くらいに留めておいた方が良いと思いますよ。

torotoronyankoさんの場合,頭皮の状態が改善され,かつ,再発しないことを確認してから,育毛剤を使用するようにした方が無難のような気がします。
というのは,ニコチン酸ベンジルやサリチル酸などの作用で,頭皮の状態が悪化しないとも限らないからです。
もちろん,そうならない人もいますが,可能性としては残ります。
ですから,とりあえず,頭皮の状態が改善されるまでは,育毛剤等の使用は避けるようにしてみてください。
でもまぁ,自己責任で良ければ,使用しても構いませんが・・・。

あと,育毛剤は,ほとんどのものがニコチン酸ベンジルなどを使用して,血管を拡張させています。
しかし,血管が拡張しただけでは,まったく意味がないのですよ。
というのは,拡張した血管を流れる血液に,充分な栄養が含まれていませんと,毛根には栄養が届きませんからね。
ですから,そういう意味でも,体内に吸収される栄養の量が充分でなければならないのです。
「育毛剤をつけたから安心」というわけにはいかない,ということなのですね。

この回答への補足

ウエーブを出す為にムースワックスを付けているのですが、2日に1回のシャンプーで大丈夫でしょうか。
シャンプー剤を付ける前に、シャワーで頭皮と髪の毛のすすぎは行っています。
いま「アジエンス」というシャンプーと美容室で購入している「バランス水」を混ぜて使っています(市販シャンプーだけよりも髪の状態が良くなってきました)シャンプーを無添加か炭の物に変えようか、と迷っているところです。

補足日時:2005/02/22 09:18
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この回答へのお礼

お忙しい中、何度も丁寧なアドバイスありがとうございます。
また、「髪之助」のコトについてもわざわざ調べていただき、ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/22 09:18

> ウエーブを出す為にムースワックスを付けているので


> すが、2日に1回のシャンプーで大丈夫でしょうか

ムースワックスというと,結構スタイリング力が強いですよね?
そうしますと,出来れば,毎日シャンプーする方が良いでしょう。
といっても,そのスタイリング剤,頭皮の状態が改善されるまでの間,使用しないように出来ないでしょうか?
そうすれば,シャンプー剤の使用頻度を下げることが可能になると思いますが・・・。
もし,どうしてもムースワックスを使用したいのであれば,夜にシャンプー剤を使用して,朝,一度,シャワーだけですすぎ洗いするようにしてみてください。
もちろん,夜のシャンプーでも,シャンプー剤の使用量と使用方法を間違わないことと,すすぎを充分することは,忘れないでくださいね。

> いま「アジエンス」というシャンプーと美容室で購入
> している「バランス水」を混ぜて使っています(市販
> シャンプーだけよりも髪の状態が良くなってきまし
> た)シャンプーを無添加か炭の物に変えようか、と迷
> っているところです

「アジエンス+バランス水」で頭皮の状態が改善の兆しがあるのでしたら,少なくとも,完全に改善出来るまでは,これを変えなくても良いと思いますよ。
その後は,好みに合わせたシャンプー剤を使用して良いと思います。
一応,書いておきますと,洗浄力がある界面活性剤オンリーで作られた安いシャンプー剤を,私はお薦めしていますけどね。
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この回答へのお礼

何度もアドバイスいただき、本当にありがとうございました。
最近イヤな事件ばかりで気も塞ぎがちですが、gakushanekoさんをはじめ、見ず知らずの人間にこんなに親切にしてくれる方がたくさんいらっしゃるコトがとても嬉しいです。私も皆さんのような人間になりたいと思いました。
お教えいただいたたくさんのコト、実行していきたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/24 09:17

髪の毛って,材料は何か知っていますか?


そして,それは,何処から運ばれてくるか,ご存じですか?
ということで,髪の毛の専門家,理容師です。

髪の毛の材料は,食べたものです。
そして,運ばれてくる先は,もちろん,体の中です。

薄毛の場合,本数が少なくなるか,本数は変わらないが髪の毛が細くなってしまうか,このどちらかか,または,両方です。
そして,その原因は,髪の毛の毛根の栄養失調だと考えられます。
ですから,外側からのヘアケアだけでなく,体内からのヘアケアが非常に大切になると考えていますよ。

で,まずは,なんと言っても「栄養」でしょう。

1.栄養バランスのとれた食事
何はなくとも,栄養バランスです。
ヘアケア関連の記述を見聞きしますと,中には「髪の毛に必要な栄養は○○」とか「髪の毛に良い食べ物は□□」などといったことが出てきますが,これらはすべて無視してください。
というのは,その栄養ばかりを摂取していても,栄養バランスがとれていませんと,せっかくの栄養が使われないで捨てられてしまいます。
また,その食品だけを食べ続けていても,絶対に飽きてしまうのが人間です。
ですから,どのような食品を食べても良いですから,栄養バランス命と考えるようにしてください。
しかし,たった1日3食で栄養バランスのとれた食事を作ることは,栄養の専門家,栄養士でも至難の業だそうです。
そこで,その栄養士が言っていたのですが,「3日間で完璧な栄養バランスになる食事」を心掛けるようにしてください。
出来れば,一度だけでも良いですから,栄養士と相談されることをお薦めしたいのですが,もし,ご自分で栄養管理をされたいのでしたら,

第6次改定日本人の栄養所要量について
http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s9906/s0628-1_11.h …

食品成分データベース
http://food.tokyo.jst.go.jp/

江崎グリコ
http://www.glico.co.jp/

を活用してみてください。
なお,「食品成分データベース」だけで充分だと思いますが,時々メンテナンスのためにサイトが休止することがあります(ちょうど,今,メンテナンス中です)ので,「江崎グリコ」のサイトも紹介しておきます。
ちなみに,「江崎グリコ」のサイトを利用する場合は,トップページから「栄養成分ナビゲーター」をクリックしてください。
また,いちいち,サイトを開くのがたいへんだというのであれば,

文光堂(URL:http://www.bunkodo.co.jp/
「糖尿病食事療法のための食品交換表」
定価 945円(本体900円) ISBN4-8306-1341-6
http://www.bunkodo.co.jp/books/tounyousyokuhinko …

という書籍をお薦めします。
「糖尿病」という部分が気になると思いますが,栄養バランスを重視した内容のため,患者でなくても利用する価値はあると思いますよ。
また,私が今まで読んだ中で,1番理解しやすいのが本書ですので,お勧めしておきます。(実際に利用するかどうかの判断はお任せしますね)
なお,栄養士と相談される場合は,各市町村の保険センターなどで定期的に行われている「無料栄養相談」(たぶん,要予約です)を利用してみてください。

2.よく噛んで食べる
「子ども扱いしないで」という言葉が聞こえてきそうですが,実は,日本人は「咀嚼(「噛む」という意味)不足」だそうです。
「噛む」と言うことは,消化の第一歩で,非常に大切な行為です。
もし,あまり噛まずに飲み込んでしまいますと,食品が充分に細かくならず,唾液や胃液などの消化液が充分に反応しない部分が出来てしまうため,栄養が充分吸収されなくなってしまいますから,努力してまでも作った栄養バランスのとれた食事も台無しになってしまいます。
ですから,よく噛んで食べることは大切になるのです。
「お米(ご飯)は八十八回噛みなさい」とは言いませんが,40~50回は噛むようにしてください。
ちなみに,ご飯は甘いってご存じですか?

3.「だけ食い」は絶対にしない
だけ食いとは,「1つの食材'だけ'を食べ続け,その食材を食べ終わらないと次の食材を食べない食べ方」のことです。
このような食べ方をしていますと,胃の中で充分食材が混ざり合わないため,ある栄養の吸収を助ける栄養と助けられる栄養が充分混ざらないようになるため,充分な栄養が吸収されなくなってしまうと考えられ,事実,体内に吸収される栄養の量が減少してしまうのだそうです。
ちなみに,この「だけ食い」をしているのは,ほとんどが子どもだそうですが,意外と大人もしているようですよ。
ですから,もし,だけ食いをしているようでしたら,絶対にやめてくださいね。
ということで,「汁物>おかず>主食>汁物>おかず>主食>・・・(以下,繰り返し)」と言った「三角食べ」やこれを応用したような食べ方をするようにしてください。

4.食事の前にストレス解消
ちょっと,難しい話になってしまいますが,すすとレスを感じますと,全身の血管が収縮してしまいます。
髪の毛の毛根に栄養を届け,かつ,その他の場所にも栄養を届けて,老廃物を受け取っている「毛細血管」では,ストレスを感じたとき,潰れたようになってしまい,そこに流れる血液がなくなってしまうこともあります。
そのため,体の各場所には,栄養が届けられにくくなる上に,老廃物を取り除きにくくなってしまいます。
また,小腸が吸収した栄養は,小腸の周りにある毛細血管の中を流れる血液に渡されていますから,ストレスを感じますと,この毛細血管の中の血液もなくなってしまうことがあるため,小腸は,栄養の吸収を止めてしまうこともあるわけです。
そうしますと,例え,栄養バランスのとれた食事を作り,よく噛み,だけ食いをしないようにしていても,ストレスを感じたままにしていますと,ここまでの努力が無に帰してしまいます。
栄養が小腸に到達するのは,食後3~4時間くらいだといわれていますが,食事という行為は,人間の本質に迫る行為の1つですから,気持ちの切り替えにはもってこいの瞬間だと考えられます。
ですから,「今日の食事は何かな」と楽しむようにして,または,ご自分で食事を作られている場合は,「今日は何を作ろうか」と楽しむようにして,気持ちを切り替えてしまうようにしてください。
特に,自炊をしている場合,食材を買いに行くわけですから,軽い運動を兼ねることが出来るため,よりストレスを解消しやすいと思います。
というのは,軽い運動をしますと,血管が拡張します。
ストレスによって収縮した血管も,これによって拡張しますので,ストレスが解消されてしまうのです。
ですから,買い物に行けない(行かない)場合でも,食後しばらくしてから,散歩などの軽い運動をするようにしてください。
ただし,いくら軽い運動であっても,疲労を覚えてしまいますと,逆にストレスになってしまいますから,注意してくださいね。(ちなみに「疲労=ストレス」です)
また,もし,アルコールに弱くないのであれば,夕食前に限定されてしまうと思いますが,適量までのアルコール摂取も血管拡張作用がありますから,ストレス解消にもってこいです。
ちなみに,アルコールの適量は,「2500÷アルコール度数」で求めてください。
また,アルコールに弱い人の場合,アルコールを摂取すること自体がストレスになってしまいますので,その場合は絶対に避けてくださいね。

5.禁煙(喫煙者のみ)
「喫煙=ストレス」です。
喫煙についての説明は,この一言で終わることが出来るでしょう。
ですから,喫煙している場合は,スパッと禁煙してください。
ただし,禁煙しますと,「タバコを吸わないストレス」を感じてしまいます。
ですから,禁煙したからといってすぐにストレスから解放されると言うことではありません。
ではといって,軽いタバコに変えても,喫煙によるストレスの強度は変わりませんから,やはり,スパッと禁煙する以外にありません。
「タバコによるストレス」には習慣性がありますから,どうしても常習になってしまいますが,「タバコを吸わないストレス」には習慣性がないため,しばらくしますと,自然に解消されます。
恒常的にストレスを感じているのと,一時的にストレスを感じているのとでは,どちらが健康的なのか,たぶん,誰でもわかることだと思いますよ。
そうそう,禁煙の最中は,水分の摂取量を多めにしてくださいね。

6.食事開始時刻をほぼ同じにする
食べ始める時刻がバラバラですと,体はいつ消化の準備をして良いのかわからなくなってしまいます。
そうしますと,まず,唾液の分泌量が少なくなってしまい,食事が味気ないものになってしまいますし,唾液による消化も不充分になってしまいます。
また,胃液の分泌量も減少すると考えられますから,ここでも消化が不充分になりやすいと言えると思います。
逆に,ほぼ同じ時刻に食事を開始していますと,その時刻が来ることで,自然と唾液の分泌量が増加し,胃の動きも活発になり,「お腹がすいた」という感覚を感じるようになるのです。
この状態を私は「食事の準備が出来た」と言っています。
そして,この食事の準備が出来た状態にすることが出来ますと,充分な消化が可能になると考えています。
ですから,例えば,夕食を19時30分頃に多く食べ始めているとしますと,19時~20時の間に夕食を開始するようにすると言ったように,朝昼晩の食事それぞれで,割と多く食事を開始している時刻を中心に,前後30分ずつまでの範囲の中に,食事開始時刻を集中させるようにしてみてください。
なお,どうしてもそれから大きくずれてしまうことがある場合は,1週間に1~2℃程度であれば,OKだと考えています。

ここまで食事について書いているのは,それなりの理由があります。
もしかしたら,栄養はどの場所にも均等に分配されていると思われているかもしれませんが,実際は違います。
体の各場所には,生命維持にとって重要となる「順位」があります。
その上位にはいるのが,脳,心臓,肝臓などです。
そして,その下位にはいるのが,髪の毛,肌などです。
栄養というものは,この順位の上位から分配されていき,下位の部分には,その他の場所で使われて残った「残りカス」がまわされているのです。
そのため,少しでも足りない状態が,ある程度続いてしまいますと,下位グループの髪の毛にその影響が出やすいのです。(個人差がありますから,髪の毛ではなく肌その他に影響が出る人もいます)
ですから,充分な量の栄養が吸収され続けることが大切になるのですよ。

ということで,また,torotoronyankoさんが女性と言うこともありますから,

7.ダイエットは正しく
食事を抜かすなどというダイエットは厳禁です。
また,栄養バランスを無視したダイエットも厳禁です。
もし,ダイエットをしたいのでしたら,前出の「第6次改定日本人の栄養所要量について」のページで生活強度からワンランク下のエネルギー(カロリー)量を求め,それを元に,「糖尿病食事療法のための食品交換表」を利用してダイエットするようにしてください。

食事以外にも留意するべき点はあります。
その一つに「睡眠」があります。

睡眠というのは,体の修復と成長をしている時間です。
もちろん,体の修復と成長にも順位が存在していて,これは栄養の分配の方と同じです。
つまり,重要な部分から修復が始まり,髪の毛の成長は1番後回しといっても良いくらいなのです。
ですから,まず,充分な睡眠時間が必要になるのです。

では,充分な睡眠時間がとれていればいいのかというと,実はそうではなく,睡眠にとって一番大切なのは,睡眠リズムです。
というのは,睡眠リズムが狂ってしまいますと,睡眠中,成長ホルモンの分泌量が増加しにくくなってしまうからです。
睡眠中にされている体の修復と成長には,成長ホルモンが関わっていて,このホルモンの分泌量が増加しないことには,睡眠が浅くなりやすい上に,修復や成長がままならなくなってしまうことも多いのですよ。
そのためには,起床時刻を毎日同じにすることが大切です。
起床時刻は,睡眠リズムの起点です。
なぜなら,成長ホルモンの分泌量が増加するのは,起床時刻の約15時間後だからです。
ただし,これも毎日,平日も休日も同じ時刻に起床している場合であって,もし,起床時刻がバラバラですと,成長ホルモンはいつ増加して良いのか迷ってしまい,就寝してからあわてて増加するようになってしまいます。
ですから,成長ホルモンの増加量が充分になるために,毎日同じ時刻に起床する必要があるというわけです。
なお,起床時刻は,この時刻でなければいけないというものはなく,torotoronyankoさんの生活にあわせた時刻で構いません。

起床時刻が毎日同じになりましたら,今度は就寝時刻をほぼ毎日同じにしてください。
ベストなのは,起床時刻の8時間前です。
というのは,睡眠中にはノンレム睡眠とレム睡眠が90分交替で切り替わり,その切り替わり時に起床しますと,目覚めがすっきりしてストレスを感じにくくなるといわれています。
そして,起床時刻の約15時間後,つまり,反対に考えますと,起床時刻の約9時間前に成長ホルモンの分泌量が増加しますから,これを充分生かすためには,ノンレム睡眠×3回,レム睡眠×2回で起床出来るようにするのがベストだと考えられます。
で,たぶん,計算すると7時間30分となるので,「あれ,計算が合わない」と思われると思いますが,実は,就寝してから最初のノンレム睡眠を迎えるまでには最低約30分という時間が必要なのです。
ですから,この30分を足して,起床時刻の8時間前がベストといえると考えています。

ということで,睡眠は,休日も含め,毎日同じ時刻に起床することと,起床時刻の8時間前に就寝することが大切だと言えると思いますよ。
なお,就寝時刻に関しては,1週間に1~2度程度であれば,夜更かししても構わないと考えています。(といっても,必要もないのに夜更かししてはいけませんよ)

あと,「育毛剤は毛穴を閉じてしまうので、かえって良くない」というのは聞いたことがありません。
もし,友人などから聞いたことであるのなら,これは間違いだと考えて良いと思いますよ。
また,育毛サロンなどがその発端であっても,そういう事実があれば,私の耳にも聞こえてくるはずですから,これも間違いだと思います。
というのは,たぶん,ちょっと前に,「自然脱毛した毛穴は,一度塞がり,その部分,または,そこから近い部分にサイド毛穴が出来て,毛が生えてくる」と言われていたことがあります。
これを元にしたことだと思いますが,実際はこれ自体が間違いです。(そうでなければ,1つの毛穴から2本以上の毛が生えていることが証明出来なくなってしまいますからね)

入浴時の頭皮マッサージですが,湯槽に入っている状態では,絶対にしないでください。
お湯による圧力の関係らしいのですが,かえって,良くないのだそうです。
ですから,シャンプーをしている最中か,または,お風呂上がりにするようにしてくださいね。
ちなみに,ベストは,シャンプー中だと思います。
特に,毛穴の皮脂を搾り取る頭皮マッサージをしているのであれば,シャンプー剤の洗浄成分で皮脂を取り除きませんと,また,絞り出した皮脂が毛穴に戻ってしまうこともありますからね。

今,ふと,気になったのですが,(酸性雨は別にして)雨やシャワーなどで頭皮が濡れたとき,痒くありませんか?
そういうことがあってもなくても,これは教えてください。
そして,それに基づいて,シャンプー剤などについてもアドバイスさせていただきますから・・・。

この回答への補足

育毛剤が良くない、というのは間違いだったんですね。先日、髪の毛に関するサイトで「髪之助」という育毛剤を見つけ、無料サンプルを試してみました。頭皮に塗るだけでマッサージ等はしない、という物で、説明書にあった通り、頭皮が温まり柔らかくなるのを感じました。購入してみようかな、と迷っていたところです。
起床時間は平日は同じですが、仕事の関係もあり睡眠時間は6時間あるかないかです。喫煙・ダイエットはしていません。

補足日時:2005/02/21 09:40
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。
読ませていただくと、かなり間違っていたコトをしていたように思います。(頭皮マッサージ、湯船でやってました(--;)
頭皮が濡れたとき、痒いというコトはありません。
ただ、時々、頭皮に赤く出来物みたいなのができてるようです(美容室に行った時によく言われます)

お礼日時:2005/02/21 09:39

友人がやっぱり困っていてお手入れ方法を色々調べまくってましたよ(-_-;)


現在彼女は無添加シャンプーか無添加石鹸で洗髪していいます。リンス・コンディショナーは使っていないとの事。リンス等の油は毛穴に詰まってしまうのでよくないとお医者さんに聞いているようです。

とはいえ、やっぱりシャンプーだけだとパサパサしてしまうので、「椿油」を少量手に取りつけていました。こちらはクチコミなのかお医者さんに薦められたのか聞いていませんが・・・。ちなみにパーマやカラーリングは避けています。

早く健康的な髪に戻るといいですね(^o^)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
リンスやコンディショナーも良くないんですね(-_-;)
「椿油」以前から気になってました。試してみたいと思います(^^)

お礼日時:2005/02/18 09:33

私もあまり髪の毛が多くないので、心配でお手入れに力を入れていますよ。


まず、髪の毛に優しい生活をしてますか?
もちろん、規則正しい生活・バランスのとれた食事これは髪の毛にも同じ事が言えるそうですよ。
後、ストレスなども原因かも。そして、何より髪の毛を染めていたりパーマをあてていたり、やはり一番髪にとってはダメージが大きいのです。そして、シャンプー&リンスにも気を遣います。
私の場合
まず、毛根が汚れていると髪の毛に悪いのでマッサージするようにシャンプーします。シャンプーで油分をすっかりとってしまうことになるので乾燥しますよね。だかリンスで補います。逃避を洗う時には爪でごしごししちゃわないように気を付けています。指の腹で。
シャンプー&リンスですが、流行のもの、香りなどの良いもの、メーカーのものという選び方ではなくて肌にやさしくナチュラルなものを遣っています。(値段は高いですが)髪の毛はロング、ショートによっても負担が違います。やはりロングにはそれなりの負担がかかてしまうそうです。(私はロング)ですので、ショートの方が髪にはいいそうですよ。くしで髪を解かすときなど優しく丁寧にするのがベストです。頭皮マッサージもお勧めです。
すぐによくなる、改善されると言うわけではないですが、地道な努力が必要です。私は今のところ気を付けていますので目立つほど薄い部分はないですよ。
もし、髪の毛を染めたり、パーマもしたいということであれば、美容院で草木染めなどの天然素材を取り扱っている店舗などもありますので、相談されては如何でしょうか?できるだけ、こういったことは避けた方が良いように思いますが・・・
お互い気をつけましょうね、頑張りましょう!!
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この回答へのお礼

早速ご回答いただきありがとうございます。
食事のバランスには気をつけているつもりですが、ストレスは…う~ん(^^;
薄毛が気になる、と言いつつ、ロングでカラーとパーマをかけているので、やはりダメージが大きいんですね。
poo3poo3さんが使っているシャンプーのメーカーなど教えていただけたら嬉しいです(^^)

お礼日時:2005/02/17 15:27

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