重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

電子書籍の厳選無料作品が豊富!

どうして、主にSDカードが残ったのですか。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83% …

A 回答 (2件)

「SDを使う機器が多い」は結果論なんですけど・・・



SDメモリーカード(SD:SDHC、SDXC、SDUCを含む)以前には、スマートメディア(SM)、マルチメディアカード(MMC)、コンパクトフラッシュ(CF)などがあったし、SDと同時期のモノとしては、メモリースティック(MS)、xDメモリーカード(xD)などがあったけど、プロ/ハイアマチュア向けのカメラにCFやCFから発展したCFexpressなどが採用されているけど、コンデジなどのアマチュア写真家用のメディアとしては、SD以外の規格は淘汰されたも同然の状態になっている。

淘汰された規格のうち、SMは、メモリーのコントローラを機器側に組み込むためメモリーカードが安価に供給できるというメリットがあり、初期のデジカメに採用例が多かったけど、薄いけど、比較的大柄なサイズ、大容量メモリに対応できない(機器のコントローラの交換という非現実的な方法しかない)とか、端子が表面に剥き出しで取り扱いに注意を要するなどのデメリットから次第に廃れてきた。
SMのサイズや大容量への対応を改善した規格が、富士フイルムやオリンパスが中心となって開発したxDなんだけど、「端子が剥き出し」という欠点が残ったままで余計に取り扱いに注意が必要だったし、2社以外に採用するメーカーがなかったので、撤退も早かった。

ソニーが開発したMSは、三菱電機製携帯電話などに採用例があり、ソニーブランドの強さから、一時的にはユーザーが多かったけど、ソニーの面子だけで生き延びたも同然の規格であり、他社の参入が少ないことで、価格や他社カメラとのメディアの共有などで不利になったりしたことや、サイズ面でMSとMS Duo、著作権保護対応の有無でマジックゲート、電気仕様でMSとMS Proなどの”規格乱立”の影響もあって、次第にユーザーが離れていった。

CFは、書き込み/読み取りの速度や容量の面でSDを含む他規格に勝っていて、1眼レフだけじゃなく初期のコンデジにも採用例が多かったけど、コンデジが小型化するにつれ、筐体の大きなDFからSDに移行していったモノで、コンパクトデジカメに採用されなくなると販売数が減少し、価格面でも不利になったため、市場も縮小している。
しかし、高速化/大容量化で有利であり、プロの現場なら”存在を主張する”大きな筐体も不利にならないハイエンド1眼デジカメの世界でCFは生き残り、CFast、XQDから、さらに高速・大容量(かつ非常に高価)のCFexpressに発展している。

SDは、MMCの発展系と言える規格で、(ある程度だけど)接点が保護されている、筐体が小さいなど、SMやCFのような欠点が少なく(速度面ではCFより遅いけど、写真撮影に使う限り不満が出るレベルではない)、上位互換性を持った大容量化や、電気的な規格を変えずにサイズだけ小さくしたminiSD、microSDなどを展開したことなどから、デジカメのみならず、周辺機器などのメーカーも続々とSDを採用した結果、一種のデファクトスタンダート(業界標準)となったモノなんだな。

あ、SM、MMC、CF、SD、SM、xDを持っている(使ってきた)けど、今はSMやxDのカメラの出番でもアダプターを介してMicroSDで使っていたりして(CFのカメラもあるけど隠居状態)、個人的にも「SDの一人勝ち」状態なんだな。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

よく分かるご回答でした。ありがとうございます。

お礼日時:2021/05/03 00:27

ビデオテープのVHSとベータのときと同じく、SDを使う機器が多いから。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

採用機器数との関係でですね

お礼日時:2021/05/02 20:28

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!