A 回答 (11件中1~10件)
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No.1
- 回答日時:
ユダヤ教を親とし、キリスト教の弟みたいな宗教。
旧約聖書のほどんどが、3宗教共有。それに新約聖書を追加したのが、キリスト教。イエスもおおぜいいる預言者の一人とし、マホメットが最後の預言者としたのがイスラム教。
キリスト教、イスラム教、共に聖地まで同じことが、十字軍の遠征につながる。
No.5
- 回答日時:
基本的には、平和の宗教です。
モハメッドは、国を憂い、洞窟の中で瞑想をしているときに、神からの啓示を受け、その言葉を書き綴り続けたのが、コーランです。
部族間の争いが絶えなかった中東地域を国レベルで結束させるのに役に立った。
ただ、創始者のモハメッドがなくなってしまってからは、後継者争いが絶えなかった。スンニ派(サウジ)とシーア派(イラン)に分かれて今でも反目しあっています。
一日五回、聖地メッカにむかって、土下座の姿勢で礼拝をおこなう。偶像禁止。モスク内には、人の形をした装飾はありません。
男女間の交流を禁じていて、モスク内でも、男性と女性の礼拝場所は別です。男性に経済力があれば、確か、四人まで妻帯可能。女性が弱い立場だった時、路頭に迷わわせないためだったように考えられます。
No.6
- 回答日時:
イスラムが攻撃的になったのは
十字軍の侵略があったからです。
近年では石油利権のため、欧米キリスト教国家の
食い物にされました。
勝手に引かれた国境のため、紛争が
耐えません。
男尊女卑だ、というのは疑問。
・結婚は契約。婚姻時男が女に契約金を渡す。
これは女の個人資産で夫も手を着けられない。
七世紀から、女にも男の1/2の相続権。
結婚後、生活の面倒は総て男の責任。
そのため、結婚すると女の財産が増える。
サウジの金の50~60%は女の金。
男から離婚を言い渡す時には違約金。
婚姻時定められかなりの高額になる。
なかなか離婚できない。
・片手に剣、片手にコーランはキリスト教のウソ宣伝。
No.7
- 回答日時:
マホメット(ムハンマド)
アラビアのメッカに571年 キリスト教時代に生まれた
7世紀初頭「最後の預言者」とされるムハンマドによって確立されました
イスラムとは 平和、従順、素直、受諾、純粋、遂行、の事で
アラビア語で alーlslam 「平和である事」また「絶対に帰依する事」と言う意味です
神アッラーに任せ、他人に対して善行を施す事こそイスラムの真の意味である。との教えがあります
イスラム教は平和な宗教です
一部の過激派をもって論ずる事は間違いです
No.8
- 回答日時:
名前は知ってるよ。
これほど誤解されている宗教もないと思ってるよ。
特に西側諸国から。
7世紀、ムハンマドが預言者となり発祥した宗教。
ムハンマドの前の預言者はイエスであり、つまりキリスト教とは同じ神を信奉する兄弟分の宗教である。
そのためキリストから見ればイスラムは「神の教えを捻じ曲げた異端者」イスラムから見ればキリストは「無効となった神の啓示にしがみついているやつ」となり、激しい対立を生み出している。
世界から誤解されやすいのも、有力マスコミが西側諸国に偏っているから。
それを打開しようと「アルジャジーラ」が発足したが、まだ力関係の均衡には至っていない。
No.9
- 回答日時:
-------------
イスラム教とは
-------------
まず、一神教である、ということ。只一つの神しか認めない。しかも、その神は人格神です。山の神とか、火の神とか、太陽の神とか、そういう自然神とは全然違う。
こういう一神教の宗教は世界で三つだけです。ユダヤ教、キリスト教、そしてイスラム教。ムハンマドが神がかりになったときに、相談したハディージャのい とこはキリスト教徒でしたね。また、ムハンマドがイスラム教の教義を確立したメディナの町はユダヤ教徒の住民がかなりいたところで、ムハンマドはかれらからも大きな影響を受けています。
つまり、イスラム教はユダヤ教、キリスト教の兄弟宗教で、一神教三兄弟の末っ子なのです。
イスラム教の唯一神をアッラーといいますが、アッラーというのは神様の名前ではありません。注意してください。アッラーというのはアラビア語で「神」と いう意味です。一般名詞です。日本語で「神さまー」というように、アラビア語で「アッラー」というのね。だから「アッラーの神」という言い方は間違いで す。
では、神様の名前は何かというと、あえて言えば「ヤハウェ」です。キリスト教徒が信じているのと同じ神さまをイスラム教は信仰しているのです。
イエスはユダヤ教を改革しようとした人でしたね。だから、キリスト教の神さまはユダヤ教と同じ「ヤハウェ」でした。そして、その同じ神をイスラム教も信じている。
だから、人類はアダムとイブからはじまったとイスラム教徒も考えているのですよ。
ムハンマドが神がかり状態になるときに、神の言葉を授かるのですが、神はずっと昔からムハンマド以外の人にも言葉を与えてきた。それが、「ノアの箱船」のノア、「出エジプト」のモーセなど、旧約聖書の登場人物たちです。ムハンマドはそれらの人物を預言者として認めます。
さらに、イエス。かれも預言者の一人だった、とムハンマドは言う。
ただし、神はこれまでの預言者たちにすべてのことを伝えたわけではない。言い残した言葉がたくさんあったんだ、という。人間たちに言い残した言葉を伝えるために選ばれたのがムハンマドなのだ。
というわけで、イスラム教でのムハンマドの位置づけは「最後にして最大の預言者」です。何しろ、神さま今まで言い残していたすべてをムハンマドにしゃべってしまったので、もう何も人類に伝えることはない。だから、ムハンマドは最後の預言者なのです。
キャッチフレーズとしては滅茶苦茶にうまい。おいしいところに目を付けたな、という感じですね。
ムハンマドが他の人間と違うのはそこだけで、他に奇跡を起こしたりとか特別な能力を持っていたりということはありません。
イスラムという言葉ですが、これは「神への帰依」という意味です。帰依というのは「深く信仰し、その教えに従う」という意味ですよ。だから「イスラム教」という言い方はそのまま訳すと「神を信仰する宗教」という意味になってしまって、なんだか居心地が悪いね。
イスラム教徒のことを「ムスリム」といいます。意味は「神に帰依した人々」です。
神がかり状態のムハンマドの言葉を集めたイスラム教の聖典が「コーラン」です。この「コーラン」は、考えようによってはものすごい本です。たとえば仏教のお経やキリスト教の新約聖書は、ガウタマ=シッダールタやイエスの言葉がどれだけそのまま伝えられているか、という点から見ると、かなりあやふやなものです。
しかも、ガウタマ=シッダールタやイエスは人間ですから、かれらの言葉が正確に書かれていても人間の言葉に過ぎない。
ところが、「コーラン」は神の言葉そのものなのです。神がムハンマドの肉体を通じて語りかけたのだから。しかも、それをリアルタイムで聞いていた信者たちが、書き留めてまとめたものです。
他の宗教の経典はのちの時代の信者たちが教祖の言葉を解釈してまとめたもの。「コーラン」は神の言葉を解釈抜きで書き留めたもの。この違いはすごい。
ムハンマドはアラブ人ですから、アラビア語をしゃべりました。神がかり状態の時もアラビア語でしゃべったのです。ということは、神はアラビア語でしゃべったのです。
神の言葉を人間が勝手に変えることはできません。だから、翻訳した「コーラン」はもう神の言葉ではない。日本でも本屋に行けば日本語訳の「コーラン」を 売っていますが、正確には、これは「コーラン」ではありません。私たちが、イスラム教がどんなものか知るのにはそれで充分ですが、もし、入信するならアラビア語で誦まなくてはダメです。
だから、ムハンマドの死後、イスラム教が西アジアからアフリカ北岸に広がっていくとアラビア語もそれにつれて広まっていった。「コーラン」によってアラビア語が西アジアに広がった。
「啓典の民」。これは、イスラム教が同じ神を信仰しているユダヤ教徒、キリスト教徒を呼ぶ言い方です。ユダヤ教、イスラム教を尊重した言い方だからね。
ただ、イスラム側が尊重するように相手方は尊重してくれないんですが。まあ、「最後にして最大の預言者」がムハンマドで「コーラン」が神の言葉、などと言われては尊重できないでしょうね。
No.10
- 回答日時:
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イスラム教徒の義務
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ムスリム、つまりイスラム教徒にはどんな「おつとめ」があるのか。
「六信五行(ろくしんごぎょう)」という義務があります。
「六信」とはムスリムが信じなければならない六つのことです。
「神」「天使」「啓典」「預言者」「来世」「天命」。この六つ。
「啓典」は、「コーラン」のこと。ユダヤ教やキリスト教の教えを引き継いでいますから、イスラムでも最後の審判はあって、人々は天国と地獄に振り分けられる。「来世」とはそういうことです。最後の「天命」というのは、どういうイメージなのか私はよくわかりません。
「五行」は、ムスリムが行わなければならない五つのことです。
「信仰告白」「礼拝」「断食」「喜捨」「巡礼」の五つ。
「信仰告白」というのは、「アラーの他に神なし。ムハンマドはその使徒なり。」と唱えることです。声に出さなければダメです。この「信仰告白」というのは、次の「礼拝」と一緒におこなわれます。
「礼拝」。正式には一日五回、メッカの方向を向いておこなう。
ムハンマドはイスラムの教義を作り上げていくときに礼拝の方向を決めました。はじめはイェルサレムに向かってとか、いろいろ試行錯誤するんですが、最終的にはメッカのカーバ神殿に向かって礼拝することにきめました。世界中のムスリムが礼拝の時間にはメッカのカーバ神殿に向かって拝むのです。
このカーバ神殿というのは、ムハンマドが生まれるずっと前からメッカの町にあった神殿で、多くのアラブ人の信仰を集めていました。イスラム教の登場以前のアラブの宗教は多神教ですから、カーバ神殿にはたくさんの神さまの像が祀られていた。
ところが630年、ムハンマドはメッカを占領したときに、これらの神々の像を全部破壊しました。イスラム教の特徴の一つに偶像崇拝の徹底的な否定という のがある。ユダヤ教でもキリスト教でも偶像崇拝は否定しているのですが、イスラム教はもっとも徹底して否定する。唯一の神以外の神像は、当然破壊するし、 唯一神は偉大なものだからそれを人間が描くなんてもってのほかです。しかも、神像を拝むと言うことは神そのもの以外のものを拝むことになりますから、一神教の教義に反するのです。
ムハンマドはそれまでの神像を全部破壊して、そのあと神殿の中はどうなったか。空っぽです。なーんにも入っていない。神殿の建物があるだけです。
宗教というのは「祈る・拝む」という行為と切り離せません。礼拝のない宗教はない。拝むときには、やっぱり拝む対象が欲しいでしょ。みんながてんでバラバラの方を向いていたんでは信者同士の連帯感も生まれにくい。
ムハンマドが苦肉の策で、考え出したのが空っぽの神殿に向かって拝むということだったんでしょう。
だから、世界中のムスリムは空っぽに向かって礼拝をしているのです。
ただ、正確に言うと、カーバ神殿には何もないのではなくて、神殿の壁の一カ所に「カーバの黒石」と呼ばれる石がはめ込んであります。いん石らしいのですが、この石がアッラーの指先とされています。ここに巡礼に来た人たちが千年以上もさわり続けて、だいぶんへっこんでいます。
とにかく、このメッカに向かって「礼拝」をする。ところが旅行中とか外国にいるとメッカがどちらの方向かわからなくなる。そこで、旅行者向けに「メッカ 探知機セット」が売られている。この地図で緯度と経度を調べて、コンパスでメッカの方向がズバリわかる。こんな商品があるくらいに、「礼拝」は大事な 「行」です。
「礼拝」。
まず、メッカを向いて直立。次に、手のひらを広げて耳の両脇に持ってきて「神は偉大なり」と唱える。手を下ろして、お辞儀をしながら「神は偉大なり」をもう一度。
ひざまずいて額を地面につけながら「神は偉大なり」。これを二回繰り返して、また立ち上がって、お辞儀。この時も「神は偉大なり」と言う。
また、ひざまずいて額をつけて「神は偉大なり」を二回。
最後に、ひざまずいたままで軽くうつむいて、神を讃えて預言者とムスリムへの神の祝福を祈ります。さらに、首を左右に振って「アッサラーム・アライクム (あなたの上に平安がありますように)」と唱えておしまい。この時、両手は膝の上に置いているのですが、右手をよく見てください。人差し指だけを伸ばして いる。これは、神は唯一、という印です。
立ったり座ったり、なかなか忙しい。これが礼拝ですが、正式には礼拝にはいる前に手や顔を決まった手順で清めなければならない。また、立っている間に「コーラン」の一節を唱えたりもしますから、結構時間がかかります。
実際に一日五回の「礼拝」は、イスラム教国に住んでいれば問題なくできますが、そうでない地域で生活していると実行は難しい。
たとえば、このクラスにムスリムの生徒がいて、授業中に「先生、礼拝の時間になりましたので失礼します」といって、「アッサラーム・アライクム…」とやられてはちょっと困る。学校ならまだ許されるかもしれませんが、出稼ぎで日本の工場で働いていたりすると、5回の礼拝は無理です。
ですから、今では住んでいる地域によって、朝晩以外の礼拝は簡略化してもよいとか、しなくても構わないとか、柔軟になっているようです。
「断食」。一年に一ヶ月断食月があります。ラマダーンと呼ばれる月です。これは、まったく何も食べないのではない。日の出から日没まで、太陽の出ている時間帯に食べ物を口にしない、というものです。日が沈んだら、食べてもよいのです。
なかなか、しんどそうですね。
ところが、イスラム教国の人たちには、このラマダーンはそれなりに楽しいものらしい。お祭りに近いものがあるということです。
自分だけダイエットして、好きなものが食べられなくて空腹というのはつらいけれど、ラマダーンにはみんなが食べられない。「あー、腹減ったな、つらい な。」と思う。隣の奴の顔を見るとそいつも「あー、腹減った。」という顔をしている。こいつも、あいつも、みんなつらいけど我慢しているんだと思うと、なんだかともに戦っている、みんな仲間だという連帯感が芽生えてくる。
さあ、日が沈みます。「やったー!」ってみんなが思うのですよ。この時の開放感がたまらないらしい。親戚や友人がみんなで食べ物を持ち寄って、夜はパー ティです。イスラムはお酒は禁止だから、食事会。こういうお祭り気分が一ヶ月続く、それがラマダーン。イスラムの「断食」です。
「喜捨」。これは富めるものが貧しいものに財産をわけあたえることです。イスラムは商人の倫理が根っこにあるから、まともな取引で儲けることはいいこと なんですが、儲けっぱなしで、財産をため込むことを卑しいこととします。儲けたなら、それを貧しいものに施すことを勧めます。
これは、逆から見ると、貧しい者は豊かな者から恵んでもらって当然だ、という考えになる。日本人がイスラムの国に旅行した。駅を降りると乞食の人が寄って来るんだって。「金をくれ!」と言うその乞食の人の態度が滅茶苦茶でかい。日本人から見ると威張っているように見える。ムッとして「なぜ、お前に恵まなければならないんだ?」と問いかけたら、「お前は日本人だろう、お金をたくさん持っているはずだ。俺は貧しい。豊かな者が貧しい者に恵むのは当然のことだ。俺がお前の金をもらってやる。そうすればお前は喜捨ができて、来世で救われるのだ。」と理屈を言ったそうです。
喜捨と関係するのですが、イスラム世界ではイスラム銀行という銀行がある。この銀行は日本や欧米の銀行とは違って利子がないのです。預金を何年しても利子が付かない。なぜ、預金者はこんな銀行に預けるのか?
銀行は預金の運用益を喜捨的な事業に使うのです。だから、イスラム銀行に預けるということは間接的に喜捨をすることになる。
巡礼。これは、メッカに巡礼することです。一年に一回巡礼月があって世界中からイスラム教徒がメッカに集まってくる。テレビでも最近よくやるので見た人もいるでしょう。現在メッカはサウジアラビアにあるので、サウジ政府は巡礼者の受け入れに非常に気を配っている。また、それがサウジ政府の威信を高めるこ とにもなっているようです。
メッカに巡礼するということは、交通の不便だった昔はなかなかできることではなかった。一生に一度はメッカ巡礼を果たすことがイスラム教徒の悲願でした。だから、今でも巡礼をした人は「ハッジ」と呼ばれ地域の人々から尊敬をされます。
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