古文の質問です。 花の散らむは、あながちにいかがはせむ。 （宇治） ＝桜の花が散るようなのは、無理に

古文の質問です。

花の散らむは、あながちにいかがはせむ。　（宇治）

＝桜の花が散るようなのは、無理にどうすることもできない。

訳の「どうすることもできない」についてですが、否定の意味はどこから来たのですか？

No.3 ベストアンサー 回答者： かやの 回答日時： 2021/08/19 23:30

「いかが」＝どのように、どうして

「せむ」＝しよう
→どのようにしようか
ですが、#1さんの言う様に、反語の意味を含みますので、
→どのようにしようか、いや、どうしようもない
になります。それを意訳して
→どうしようもない
としております。

「せむ」→「せん」として否定の意味にとらえるのは、よくあるミスなのでご注意を。この場合の「む」は推量や意思を表すものです

この回答へのお礼

わかりやすい解説、ありがとうございました！

お礼日時：2021/08/26 14:27

No.4 回答者： OKAT 回答日時： 2021/08/20 12:32

反語表現だから。

「無理にどうにかすることが出来ようか。いや、どうすることも出来ない。」

No.2 回答者： raizo-ichikawa 回答日時： 2021/08/19 23:06

「せむ」が現代語の「せん」=「しない」なんでござります。

よう知らんけど。

No.1 回答者： エドワード8739 回答日時： 2021/08/19 23:02

枕草子｢中納言」の言葉、「如何はせむ」から来てる。

どうしようか、いや、どうにもならない。 しかたがない。
▽反語の意を表す。