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先日島田荘司先生の龍臥亭幻想を読んだのですが、
一部謎が残っているように思いまして・・・
都井睦雄が描いた絵が水彩絵の具で覆われて、雨漏りで下に描いた絵が浮かび上がるというシーンがあったのですが、結局その点に関しては話の後半で触れられずに終わってしまいました。
私の読みこぼしなら申し訳ないのですが、この謎に関して何かこうなんじゃないかという推測があれば教えて下さい。

A 回答 (2件)

同様の疑問を抱いています。


たぶん、読みこぼしではなく、書かれていないのだと思います。
初期の島田作品は、ささいな謎にもすべて論理的帰結をつけていたように思いますが、昨今のものにはこの手の消化不良が多いと感じています。

まあ「幻想」ということですから。
雰囲気(島田ワールド)を味わうための演出だと目をつぶるしかないと思います。
このようにものにとらわれていると、「奇想、天を動かす」よりあとに書かれた島田作品は読めないような気がします。
ファンなだけに非常に残念ですね。
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この回答へのお礼

同様の疑問をもった方がいて安心しました。
通勤時に読んでいたので、私の集中力とか読解力的な問題かと少し不安だったので…
私は島田作品は御手洗シリーズしか読んでいないのですが、確かに一部作品の中には通常伏線にあたるエピソードが最終的に全く触れられずに終わってしまうものがありました。
ただ今回の絵画の件は、上巻でかなりページを割いてかかれていたので、なんらかのネタ明かしがあると思っていたんです。
それがないならとても残念ですが、幻想的な事件を盛り上げる演出ということで了解しました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/16 20:53

うろ覚えですが…


里美ちゃんが湿気の多い風呂場になんか飾っておいたせいで、上に塗りつぶした水彩絵の具が落ちてしまった…ということではなかったでしたっけ?
的ハズレでしたらすみません(汗)。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
私の書き方がいけなかったですね。
水彩絵の具が落ちたのは、確かに風呂場に置いておいたせいなんですが、睦雄が描いた時点では腕を切られたのは芳雄であって、お胤ではないのになぜ女性の腕を切られた絵が描いてあったのか…まるで真理子の死を予見したように。
そしてなぜ水彩絵の具で隠さなければいけなかったのか。
作中でも石岡君が疑問を抱いていたので、その点に関して話の後半で説明があるかと思ったのですがなかったので気になっています。

補足日時:2005/03/10 19:35
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