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絵という媒体は小説とは異なり、行為の内容だけでなく外見をも義務的に見せなければなりません。外見を見せるということは五感から視覚(+聴覚)を切り取るということであって、視覚情報から触覚を(幻肢痛のように人間の生理的な反応たる共感覚として、自分の感覚として「覚える」のでなく)他人の感覚として「想像する」のは、外見から行為の内容を二次的に再構成した後に行われます。ゆえに、特殊な観察眼を持たない大部分の人は、絵を外側から見るに過ぎず、内側から見ることがありません。

つまり、絵では視覚や聴覚が特殊な位置を占めているがゆえに、対象が客体化され、鑑賞者はその人物の身になって考えるよりもその人物を客体として消費することを選んでしまう可能性が高くなるから、絵は対象の人物が具体的にどのような感触を覚え、思っているのかを、読者本人の常識や経験から想像を膨らませることを促すことができない。

映画や漫画がある点で絵よりも優れているというならば、あるいは、漫画がある点で絵や映画よりも優れているというならば、それを使って絵の問題が解決できなければならない。具体的には、上記のような「絵では解決できない問題」を、「フレームの不確定性」や「読むスピードの自由さ」とやらで補い、絵と文章の双方の長所を併せ持つようにすることができるという結果が欲しい。もしそれができるのであれば、その具体的な方法と注意すべき点を教えてください。また、そのようなことを実際に行った漫画があれば、教えてください。

A 回答 (1件)

視覚情報を与えてしまう漫画では,小説の情景描写の自由度に欠けます。


逆に,小説は深達度で情景の差異が生まれる。
つまり,描写だけ(一切セリフを書かない)で描くのがいいと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。確かにセリフ無しだと、何故かそんな感覚がします!

追加で質問なのですが、この方法で鼻や顎の感触を感じさせることはできますか?
例えば「恋人に顎クイされる絵」(特に顔を正面から見た絵)で顔が(きらら系漫画みたいな)極端にデフォルメされている場合、顎クイしている人の指の感触やされている人の顎の感触を追体験することが、一旦絵から目を離すこと抜きには難しいように感じます。これはどうしても払拭できないのか、それとも回避する方法があるんでしょうか?

お礼日時:2023/01/09 05:40

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