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長野県の塩尻市や松本市の波田方面、山形村などには今のところ断層が少な目ではありますが、
地下深くの断層を細かく調べていないだけで、
まだまだ断層がいくつも存在する可能性は高いでしょうか?

ひとつの松本市の資料によると、波田方面は断層の調査対象外というように記載がありました。

質問者からの補足コメント

  • トモクンアヤチャン様

    ご回答くださり誠にありがとうございます。

    やはり、あらゆるところに断層がある可能性があるということですね。

    この地域でマイホーム建築をするのでしたら、
    糸魚川静岡構造線の昔から言われている大きな断層を避ければ(避けるといっても1.5キロ以上程ですが‥)、
    他の断層は真上でなければ、あまり意識しなくてもいいでしょうか。。
    (地盤は最低限チェック致します)

    建物は、予算内で出来る限りの耐震性は考える前提です。

      補足日時:2021/09/14 18:56
  • 天竜川の竜様

    ご回答くださり誠にありがとうございます。

    諏訪にお住まいなのですね。
    長野県はプレートの境目や大きな活断層があり、ヒヤヒヤする場所ですね。。

    ブラタモリ、見てみました。
    断層についても言っていましたね!
    地形や地質、歴史などを考えながらその地域をみると、非常に面白いなぁと思いました。

    ブラタモリのご紹介、ありがとうございます。

      補足日時:2021/09/14 19:06
  • yos1912

    ご回答くださり誠にありがとうございます。

    「松本市 伏在断層」で検索し、画像一覧をズラっと出してみますと、
    おっしゃる諏訪湖のあたりから伸びる糸魚川静岡構造線の延長のような位置に、伏在断層があるような画像が出て参りました。

    この伏在断層だけでなく、
    この伏在断層よりもずっと西側や、塩尻駅あたりにも、何らかの断層が走っている可能性も高いでしょうかね。。
    ローカルな話題で申し訳ありません。

    塩尻市は東側を避ければ、地震が比較的起きにくいのではと思いましたが、
    地下には発見されていない断層がある可能性も高そうですね。

      補足日時:2021/09/14 19:52
  • トモクンアヤチャン様

    ご返信ありがとうございます。

    なるほど、確かに断層が起伏したり地面の形状が変われば、一般的な木造はすぐさまに破壊されそうですね‥

    伏在断層が地震を起こすと仮定した場合、
    伏在断層があるとされる太いライン(幅100m程)の端から、
    垂直に110m程離れた場所でも家屋にかなり影響の出る起伏が出たりすることも多いでしょうか?
    伏在断層から垂直に100m離れるくらいでは、真上とあまり変わりないでしょうか。。。
    (液状化は除く)

    「安曇野に六つの断層、信大調査グループが発見」と検索し画像を見てみますと、並行して何本か断層があります。
    活断層かはまだわからないそうです。
    この断層と断層の中間程の土地ですが、
    それぞれの断層から110mほど離れるのですが、
    止めておいたほうが無難でしょうか?
    真上と変わりないでしょうか‥

    色々とお伺いして申し訳ありません。。

      補足日時:2021/09/14 20:32
  • yos1912様

    大変失礼致しました!
    「様」をつけ忘れてしまいました‥

      補足日時:2021/09/14 20:47
  • ①yos1912様

    大変お詳しくご返信くださり誠にありがとうございます。

    なるほど、県や市では(?)、
    牛伏寺断層や松本盆地東縁断層などを糸魚川静岡構造線断層帯としているけれど、
    これらの断層は東側が隆起しているため、
    諏訪湖南部の断層と同一のものか疑問になってくるのですね。

    yos1912様は、
    諏訪湖南部を通る断層は、塩尻駅の南を通って、
    原山先生がいう穂高岳あたりの断層に繋がっているのではないか、という見解でいらっしゃるのですね。

    糸魚川静岡構造線の、気になる図をみつけたのですが、
    安曇野市ホームページ内にある下記のページにある図です。
    https://www.city.azumino.nagano.jp/site/virtualm …

    →続きます

      補足日時:2021/09/17 09:22
  • ②yos1912様

    (続きです)
    この図では、盆地の真ん中あたりに斜めに走るラインが「糸魚川ー静岡構造線(推定)」とあります。
    他の資料にも似た図があり、
    その中の「糸魚川ー静岡構造線(推定)」のラインは、500〜1000m東にずれていました。
    上記リンク先の図のほうが新しいと考えられますが、
    この「糸魚川ー静岡構造線(推定)」のラインはフォッサマグナの西縁で、
    図の注意書きにもありますように、地質境界線の糸魚川静岡構造線という事ですね。
    このラインは、活動性の高い断層ということになるでしょうか?

    構造線には「地質境界線としての構造線、
    活断層としての構造線(断層帯?)」の2種類あり、
    このあたりの地域の地震では、松本盆地の東側に位置する、牛伏寺断層や松本盆地東縁断層ばかり注目されておりますが‥

    →続きます

      補足日時:2021/09/17 09:24
  • ③yos1912様
    (続きです)
    また最近、安曇野市で見つかったいくつかの伏在断層もあり、
    その伏在断層や、
    上記リンク先の「糸魚川ー静岡構造線(推定)」のラインの活動性が気になります。

    安曇野市や松本市の場合、松本盆地東縁断層や牛伏寺断層での地震が1番の驚異(被害が大きい)なのか、
    それとも上記リンク先の図の「糸魚川ー静岡構造線(推定)」のラインでの地震のほうが、同じレベルもしくは、それ以上の被害になり得るのか‥

    Googleで「地震に備える 松本市 資料」と検索しますと、
    「地震に備える」と言う資料が2番目あたりに出て参ります。
    この50ページの図に、松本市の新村や和田に南北に伸びる伏在断層が描かれていますが、
    これが安曇野市にもずっと伸びている可能性が高いですが、
    これは活動性が高いのか、低いのか‥

    →続きます

      補足日時:2021/09/17 09:25
  • ④yos1912様
    (続きです)
    「安曇野市の 地盤と地震動に関する調査報告書」と検索しますと、資料が出てきますが、
    こちらの資料では、安曇野市で見つかったという何本かの伏在断層の図はありますが、
    「糸魚川ー静岡構造線(推定)」のラインについては、あまり記載されていないような感じが致します。

    活動性が高く震度が大きいとしても、地割れが起きたり、土地の形状がぼこぼこになってしまうようなことが少ないのなら、まだましと思うのですが、
    これらのライン付近はどのような被害が起こり得るのかが気になります。

      補足日時:2021/09/17 09:26
  • ①yos1912様

    何度も詳しくご回答くださり本当にありがとうございます。

    yos1912様は、
    松本盆地の西側(奈良井川より西)はあまり断層が無く、
    安曇野市の「糸魚川ー静岡構造線(推定)」のラインについては、
    図の欄外にあるように、
    「糸魚川ー静岡構造線はフォッサマグナの西縁で地質境界線である。活断層帯とは区別される」ということで、
    糸魚川静岡構造線断層帯ではなく、
    このラインが活動して地震が起こることは考えにくく、
    このラインはかなり位置が不確かなもの、という見解でいらっしゃるのですね。

    安曇野市・松本市・塩尻市の松本盆地内に大きな被害を与える活断層は、
    牛伏寺断層・女鳥羽川断層・松本盆地東縁断層・鹿島満願寺断層・信濃坂断層の主要な活断層で、
    特に気をつけるべきは牛伏寺断層・女鳥羽川断層といった感じでしょうかね。

      補足日時:2021/09/18 16:38

A 回答 (7件)

わかる範囲からだいぶ外れてきています。

調べればわかるかも知れませんが時間がかかりそうです。答えられる範囲で回答します。

安曇野市の図について
糸魚川静岡構造線の位置は無視した方がいいと思います。

被害を与える活断層について
どの断層が活動する可能性が高いかの評価はされていますが、資料は持っていないのでお答えすることはできません。
牛伏寺断層の位置を見る限りでは、松本盆地東縁断層と一体と見なした方がいいと思います。
 気をつけるといっても何をしたらいいのでしょう。地震に備えておくらいかなと思います。それなら、建物が断層をまたいでいない限りでは、震度に違いは出るものの、どこが動こうが関係ないような気がします。

伏在断層が起こす地震について
 断層が動いた長さと地震のマグニチュードとの間に関係があることはわかってっています。松本地震で言えば余震域の長さが5kmほどなので、これを式に代入するとマグニチュードは6くらいとでてきます。
 見つけにくい伏在断層は小さいからだと考えてみると、それが引き起こす地震の規模は小さいといえます。これに対してわかっている活断層の長さははるかに長いので、当然それが引き起こす地震の規模は大きくなります。小さな断層の場所を警戒するよりは、大きな断層に注目した方がいいような気がします。遠くても揺れが大きくなることもあります。

安曇野市の伏在断層について
 松本市での調査でも同じなのですが、断層と断定するには測点の間隔が広すぎるような気がします。1kmも離れていれば断層変位によるなのか単なる急傾斜なのかの区別はできません。あくまでも、この間に断層があるかも知れないから詳しく調べてみる必要があるというくらいにしか読み取れません。伏在断層があると断定するのは早すぎると思います。
 断層であったとしてもこのうちのいくつかは深部のみなのですでに活動を停止していると思われます(活断層ではない)。
 なお伏在断層は地表地震断層を作ることはありません(回答済)。

 3年前の大阪府北部地震では、少ししっかりした地盤のところの方が被害が大きかったような気がしました。直下型地震の場合、P波の短周期の揺れが被害を大きくしているようです。この揺れは軟弱地盤では吸収され弱まりそうです。S波も軟弱地盤では伝わりにくくなります。
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この回答へのお礼

1つ1つの疑問に詳細にお答えくださり誠にありがとうございます!

大阪北部地震についてですが、キラーパルス
、短周期の地震での建物被害ですね。
揺れについて勉強不足でしたが、調べるきっかけをくださりありがとうございます。
大阪北部地震について調べてみましたら、
これは1つの要因にすぎませんが、
揺れにくい地盤で被害が集中したのは、その地域は戦後に盛り土をしたり、ため池を埋め立てたりした上に住宅地が造成されていたことも関係している可能性があるという記事がありました。
また別の情報では、短周期地震動は固い地盤ほど揺れが伝わる、とありました。
地盤が良いから、と単純な話ではないのですね。。


牛伏寺断層や松本盆地東縁断層の震度予測を見ると、断層の東側に震度が高く出るようになっているのですが、
東側に
東側が被害大きく書いてありますが、なぜ西ではなく東側が震度が高い予測であるのか、お分かりになるようでしたら教えてください。
西側が震度が高くなる可能性もそこそこあるけれど、どちらかというと東側の方がやや揺れやすいというだけでしょうか。

お礼日時:2021/09/19 18:54

安曇野の断層の位置について、昨日見ていた断層位置が書かれていた図を見直そうとしたら、なかなか見つけられず時間がかかってしまいました。

ここでした。
糸魚川‐静岡構造線断層帯変動地形資料集:http://danso.env.nagoya-u.ac.jp/istl-gis/monogra …

①糸魚川静岡構造線についての考え方なのですが、どうも認識が古かったようで、従来いわれていた松本盆地の西縁にあるものとばかり思っていました。最近の資料を見る限りではそういったものはなさそうです。
 原山先生のいう常念岳を隆起させた断層は、常念岳の西側(松本盆地と反対側)にあります。この断層による地盤の動きは、松本盆地付近はそのままの高さにしてでここを軸にして断層付近を大きく持ち上げた形(傾動)と書いています。従ってこの間(松本盆地とその西側)には断層は存在しない事になります。
 常念岳を持ち上げた断層は東側が盛り上がっています。

②安曇野市の地図にある糸魚川静岡構造線について
地図の欄外に、「糸魚川静岡構造線はフォッサマグナ西縁の地質境界線である。活断層とは区別される」と書かれています。従って、これが活動して地震が起こるということにはなりません。
 実際には、東側のフォッサマグナの地層、西側にあるはずの日本列島の基盤岩が明確に接している事は確認できていないと思います。東側の山の岩石と西側の山の岩石を見比べてみて、この間に糸魚川静岡構造線があると考えその真ん中に線を引いただけだと思われます。当てずっぽうレベルで、ここにあること自体はっきりしないと思ってください。

③松本市の新村和田の伏在断層について
 断層の書かれていたPDFの42ページからその詳細が書かれています。簡単に説明すると次のようになります。松本市神林町神と神林川西で岩盤に達するまでの深さを調べたところ、町神の方が780m深かったのでこの間に断層があると推定したようです。断層の延びは2地点のを結ぶ線に対して直角に引いたようです。
 この付近みると川西のすぐ西側に扇状地状の地形があり地理院地図では河岸段丘としています。さらに西側には山地が迫っていることから、松本盆地の堆積物がたまる前にすでにここに急斜面があったと考えても無理はなさそうです。断層にしておいた方が注意して再調査するのではというくらいの意味だと考えます。

④伏在断層は地表では確認ができない断層です。もし地震が起こってボコボコを作っていたとしたらそれから断層線を引くことができますから伏在断層ではなくなります。ぼこぼことかは作らないと考えた方がいいでしょう。
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この回答へのお礼

yos1912様

補足がもう書き込み限度に達しましたので、こちらに補足①の続きを書きますm(__)m

つづき→
2011年に松本市で起きた地震は、
後日の調べでは震度6弱あった地域があるとされていますが、
さっと調べた限りでは、地割れや地面の隆起が起きたような被害報告は見当たりませんでしたし、震度や建物被害からも、
そこまで大きな地震ではなかったと個人的に思うのですが、
松本盆地内には、2011年に松本市で起きた地震を引き起こした伏在断層のような断層は他にもあるかもしれないけれど、
引き起こされる地震レベルは小規模〜中規模といった感じでしょうか。

安曇野市で近年見つかった何本かの伏在断層も、活断層かは不明で(市の資料にこの伏在断層は活断層かはまだわからないとありました)、
仮に活断層で地震を引き起こしたとしても、
2011年の松本市での地震のような規模で、
地割れや隆起を引き起こす確率は低い、
と認識しても良いでしょうか。
(安曇野市の伏在断層については、
「安曇野市の 地盤と地震動に関する調査報告書」で検索しますと出て参ります。67ページあたりから図があります。)

よって、塩尻市は北や東以外、
松本市は奈良井川よりも西、
安曇野市は伏在断層は幾つか見つかりましたが 147号線や大糸線より西でしたら、
軟弱地盤を避ければ比較的良好といいますか、
地割れや隆起などの地面の大幅な被害などは無い、と考えても良さそう‥ですね。。
(建物の被害は、建物の耐震性に大きく影響されるかと思いますが‥)

お礼日時:2021/09/18 16:48

糸魚川静岡構造線は、フォッサマグナ西縁の断層と認識していました。

それなら西側が隆起するような断層を想定します。諏訪湖南部の断層はまさにこれにあたります。そのままの変位で延長していくとすると高い山の東側にみられるものと考えることができます。場所的には塩尻駅の南側を通りそうです。
 話題になっている牛伏寺断層は東側が高くなっているので、変位のようすが一致しません。同一ものか疑問となってきます。

 松本市の防災マップ(地質編)を中心に「糸静線重点的調査観測・変動地形調査のページ」から判断してみると、糸魚川静岡構造線は左横ずれ(垂直変位もありますが)の真っ直ぐ延びる断層と解釈しているように見えます。経路としては諏訪湖南岸からみどり湖、高ぼっち山西麓から続いていって牛伏寺断層に至ります。
 これだとすると篠ノ井線西側の低地には糸魚川静岡構造線が通りませんので活断層調査の対象外となります。松本市防災マップに赤字で書かれているように梓川・波田地域が調査地域外というのも納得できると思います。

 糸魚川静岡構造線問題は解決なのですが、もう一つ気になることがあります。現在の飛騨山地の急激な隆起です。断層を境にして盛り上がったと考えられます、その断層がどこを通っているかが問題となります。安曇野で見つかったのがこれに該当するかが気になります。松本図幅にはこの近くに活断層が引かれています。
 断層を見つけた原山先生は「超火山槍穂高(山と渓谷社)」という本の中で、槍ヶ岳や穂高岳は西側にある断層の所が高く隆起し。東側はあまり隆起しなかったため東に傾いていると書いています。常念岳(山地)も隆起した時代はちょっと古いけれども同じように東に傾いているそうです。これからすると、松本盆地西縁には断層はないか、あったとしても古くて活動は停止しているものと考えることができます。

 いろいろ見直してみて想像したことです。最初に思っていたより断層があるという可能性は低くなっています。

 話は変わります。阪神大震災の時に、淡路島で野島断層が動いているのが見つかりました。この断層を追いかけてみると途中で見えなくなり、また違うところで出てくるというとが起こっています。途切れ途切れの上に、まっすぐではないということです。
 明石海峡を渡った六甲山側では地震の記録からは地下で地面が動いているというのがわかるのですが、どこを探しても見つけることはできませんでした。
 地下に断層があったとしても、地表にはそれがでてくるとは限らないし、真上にできるとも限らないと言えます。とくに氾濫原の土砂が厚く積もっているところでは断層が地表に達しないこともあります。
 地学的には、地表で見つかる断層を地表地震断層といい、地下にある断層を震源断層と呼んで区別しています。
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日本国内で断層を避けられる土地はないと思っています。

少しでも過去の活断層から遠いところという気持ちはわかります。100年先を想定しているわけっでゃないのですから。
なるべき避けるということでいいと思います。
地盤調査は活断層とは関係なく、地盤の軟弱性を計測するものですから、建物(木造2階建てで約10t)の自重で傾斜・沈降しないためです。断層が起きたら何の意味もありません。断層にはあらゆる耐震・免振は無力です。地面がなくなるのですから。そこまで考えるのは無駄です。宙に浮く家でも考えないと。
普通は、ベタ基礎で耐震等級3が最大ですが、3でも耐震等級1の1.5倍。
震度7は震度6の30倍なので、1.5倍にどういう意味があるのか疑問です。
これもどこまで想定してどこまで対策可能かの兼ね合いでしかありません。
阪神淡路大震災でも、絶対倒れない高速道路が倒れた数百m先では家が倒れていません。直下断層でなければ大丈夫と踏むのもいいと思います。
ご健闘をお祈りいたします。
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断層は、地面にでている岩石を丹念に調べてその分布を追跡することによって見つけることができます。

場合によっては、断層そのものを探すこともあります。その結果は、地質図に記入されます。代表的なものは、産業技術総合研究所地質調査総合センター(旧地質調査所)のものがあります。
塩尻;https://www.gsj.jp/data/50KGM/JPG/GSJ_MAP_G050_1 …
松本;https://www.gsj.jp/data/50KGM/JPG/GSJ_MAP_G050_1 …

 図中、活断層は赤線で、それ以外の(活動していない)断層は黒線で記入されています。推定される場所は破線になっています。
 確かに松本南部から塩尻にかけての地域には断層がみられません。
この付近で一番気になるのは、糸魚川静岡構造線です。本体は諏訪湖南岸にそって北西-南東方向に通っているとみられます。その延長が図の中に入ってきていてもよさそうです。
 その場所にみられるのは、現在の奈良井川や梓川が運んできた土砂による扇状地もしくは氾濫原性の堆積物で厚く覆われていることです。これでは、岩石や断層そのものが露出する事ができませんので、発見するのは不可能です。活断層は地形のわずかな変形から見つけることもありますが、おそらくここの場合は川が運んでくる土砂で埋積される方が早いので見つけることができなかったのでしょう。
といった事情でこの地域には断層線が引かれていないと思われます。

 阪神大震災直後に、全国で主要活断層の調査がおこなわれました。ここでおこなわれたものは知っている限りでは、トレンチ調査といって、活断層のある場所に直交するように溝を掘り、壁面に現れた地層のずれを調べて、断層の活動年代を調べるというものでした。この方法は。断層がある場所とわかっている場所に限られます。問題の地域ではできなかったでしょう。おそらく今後もできないでしょう。
 人工地震を起こして地震波の反射のようすから、地下構造を推定することもできます。同時に調査されたのかどうかは、不勉強でわかりません。もし見つかっていれば、現在の活断層図に書かれているはずですから、見つけなかった可能性は高そうです。

 この地域に見つかっていない断層があるかという問題ですが、地下深部には糸魚川静岡構造線関連の何かはあるでしょう。それが、活断層なのか活褶曲なのかそれ以外の何かといったことはわかりません。
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この回答へのお礼

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こちらにコメントさせていただきますm(__)m

安曇野の活断層については、
「安曇野の大地 大塚勉」と検索すると出て参りました。
この資料によると、鹿島満願寺断層・信濃坂断層は活断層と表示がありますので、最近の調査では鹿島満願寺断層・信濃坂断層は活断層のようです。

この資料の最後には「盆地の東端の大断層に注意」とありますので、
鹿島満願寺断層・信濃坂断層よりは、
東側の松本盆地東縁断層の方が危険度が高いといった感じかもしれませんね。

お礼日時:2021/09/18 19:00

たしかに、糸魚川-静岡構造線という大断層が、松本付近を通っていますが、その代表的な非常に危険な「牛伏寺(ごふくじ)断層」が、松本盆地の東の山すそを通っていますね。



質問の様に、たしかに、松本盆地の西側の飛騨山脈(北アルプス)の山すそには、断層の表示は無いですね。
無いから言っても、断層は見えないだけなので安心は出来ません。

松本の断層
https://www.google.com/search?q=%E6%9D%BE%E6%9C% …


糸魚川-静岡構造線
https://www.google.com/search?q=%E7%B3%B8%E9%9D% …



私は、諏訪湖(標高759m)の周辺の平地に住んでいます。
諏訪湖は、前記の「糸魚川-静岡構造線」という大断層帯と、「中央構造線」の交点です。
諏訪湖の「中央構造線」の交点から東側は、画像では多くが点線で推測の場所です。
おそらく、噴火の浅間山を通って、関東平野の人口密集地の地下を通って、銚子市の北側で海に行くらしいです。
関東平野の「中央構造線」の続きは、富士山の火山灰が深く積もっているので断層が分かりにくいらしいし、また、霞ヶ浦は断層らしいとのことです。

中央構造線(画像)
https://www.google.com/search?q=%E4%B8%AD%E5%A4% …


中央構造線の上には、いろいろなパワースボットが点在しています(画像)
http://gs-adventure.jugem.jp/?eid=201

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今夜、NHK総合の「ブラタモリ」で、松本のロケが出ます。
断層や、石や、土地などに詳しい「タモリ氏」が、松本盆地の断層の事をどこまで説明するか、たのしみです。

先週?だったか「ブラタモリ」では、諏訪の事が出ていました。
パワースボットの諏訪大社、「糸魚川-静岡構造線」と「中央構造線」の圧力よる石の変化・生成物、諏訪湖の成り立ちなどでした。
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断層は地表の至る所にありますから、調べても見つかるだけです。


また、断層がない地域でも、新たな断層ができることがあります。
過去に置いたところだけに起きるなんて非科学的です。
ただし、断層が多くある地域=過去に断層がたくさん起こった地域=断層が起きやすい地域という論法は成り立ちます。
松本市周辺はフォッサマグナの西境界線付近に位置し、いわゆる糸魚川静岡構造線の範囲にあります。過去に大きな地震もあり、大きな活断層も点在している地域です。断層が真下にあるかないかという微視的な見方は危険です。あるかないかではなく、あってもおかしくないという見方がよろしいのではないかと思います。
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