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バカボンはいつも着物を着ていますが、戦後、そんな小学生はいないような気もします。

なぜバカボンはいつも着物を着るのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

「天才バカボン」の連載開始は1967年です。


つまり昭和42年。どうでもいいですが私も同じ年です。

たしかに着物を着る子供はほとんどいませんでしたが、
我々の祖母の代くらいまでは、和裁は主婦のたしなみであり、
作る気になれば着物を作れる人は多くいました。

今考えるよりは着物に対しての違和感はなかったのです。
ただ、それでも珍しいことにはかわりはありません。
やはりこれには意味があると思います。

バカボンは「バカ」です。
マンガだから「バカ」と言ってほほえましい感じになりますが、
現実だったら、「知的障碍児」ということになります。
あの着物はそれを象徴していると思います。
あれはきちんとした和服ではなく、
浴衣であり、寝間着です。
知能に障害のある子供に対して、
着せるのに易しい衣類として、着物が選ばれたのではないでしょうか。

昭和40年代頃の知的障碍児が、現実に着物を着ていたかどうかはよくわかりません。
ただし、私がバカボンの着物から受け取ったメッセージはそうでした。
そういう、現実世界の悲しみが無意識に表現されることで、
「天才バカボン」はあれだけの傑作になったのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

凄く感銘をうけました。
あの物語は深い話だったのですね・・・

それをあんな形に“昇華”させる赤塚先生はすごいと思います。

お礼日時:2005/03/22 19:34

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