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ロバート・ラスティグという人の書いた 「果糖中毒」
という本に書いてあった記述に関しての質問です。
「運動をすると健康にいい3つの理由」 の中の記述の意味が理解できなくて困っています。
(ちなみに、何を言っているのかが知りたいだけです。
  本の内容が正しいかどうかが知りたい訳ではありません。)
下記、記述1ー3は本の中では連続しています。

記述1.「運動は肝臓のクエン酸回路のスピードを上げて、」
この記述の意味はどう理解したらいいでしょうか。
たとえば 「肝臓の処理スピードが上がる」 程度の言葉で教えてもらえると助かります。
(ピルビン酸とか、アセチルCoAとかいった話は抜きで…)

続いての記述、
記述2.「エネルギーがよりクリーンに燃やせるようにしてくれる。」
これも分かったような分からないようなで、結局分かりません。
簡単な言葉で解説して頂けたら嬉しいです。

結論の記述は次のようでした。
記述3.「これは、ミトコンドリアから送り出されて
     肝臓脂肪に変換されるエネルギーの量を左右する。」
とのことでした。「左右する」 は文脈から言って、「減少させる」 かなと
思っています。

詳しい方、解説して頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

わたしはその本を読んだことが無く、


前後の文脈が分からないので、以下は推測です。

1.
運動すると、エネルギーがたくさん必要になります。
クエン酸回路のスピードが上がると、
エネルギーがたくさんとり出せます。
よって、
運動すると、
→エネルギーが必要になる、
→クエン酸回路のスピードが上がる、
ということかなと思います。
なお、あえて「肝臓」に限定する理由は分かりません。
クエン酸回路は、ミトコンドリアのあるところなら
どこでも回るはずです。
肝臓は、ミトコンドリアの多い場所ではあります。

2.
何と比べて「よりクリーン」だと言っているのか、
この文章だけでは、よく分かりません。
エネルギーを取り出す方法には、クエン酸回路のほかに
解糖系という方法もありますが、
解糖系とクエン酸回路との比較だとすれば、
解糖系はエネルギーを取り出すとき乳酸が出て、
筋肉痛になるので、人体にとってクリーンではないが、
クエン酸回路は二酸化炭素が出て、体外に排出されるので、
よりクリーンである、ということかもしれません。

3.
クエン酸回路を回すための材料は、余ったら、
将来のために貯蓄されます。
材料をそのまま保存しておくことはできず、
中・長期に貯蓄するためには、脂肪に変換します。
よって、
運動すると、
→ミトコンドリアでクエン酸回路のスピードが上がる
→クエン酸回路の材料がたくさん消費される
→材料の余りが減り、肝臓脂肪として貯蓄される分が減る
ということかなと思います。
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この回答へのお礼

丁寧なご説明、大変ありがとうございました。

ここで補足させて頂きますと、
「果糖中毒」という本の「訳者あとがき」に、

 (著者が文献を読み漁るうちに気づいたこととして)
 ブドウ糖は体内のあらゆる細胞で代謝されますが、
 果糖は(アルコールと同じように)主に肝臓で代謝され、
 その一部は「新生脂質合成」と呼ばれるプロセスによって
 脂質に変えられます。
 そのため、多量に摂取すると血液中の脂質が増加するだけ
 でなく、アルコールと同じように脂肪肝をもたらすのです。

ということが書かれていました。

(以下は本文より)
そして、果糖には中毒性があるとし、
 「果糖中毒の解毒剤」として

 運動は「自分にしてあげられる最高のプレゼント」

をあげ、運動をすると健康にいい3つの理由にあげたのが、

理由1.多くのエネルギーを燃やす
理由2.ストレスを減らし、血圧を下げる
理由3.肝臓脂肪に回されるエネルギー量が減る

この理由3.の説明が

 おそらくこれが最も重要なことだが、運動は肝臓の
 クエン酸回路のスピードを上げて、エネルギーが
 よりクリーンに燃やせるようにしてくれる。
 これは、ミトコンドリアから送り出されて肝臓脂肪に
 変換されるエネルギーの量を左右する。 

でした。

おぼろげですが、少しわかってきました。
大変ありがとうございました。

お礼日時:2021/11/05 20:04

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