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映画やドラマの監督と演出はどう違うのでしょうか?
撮影の時に「アクション!カット!」と言うのが監督なのはわかりますが、それ以外の仕事の分担はどうなっているのでしょうか?

A 回答 (2件)

いちおうかつてメディア系にいたものです。


監督と演出がほぼ同義なのはNo1の方の言うとおりです。

もともと映画は歴史的に監督が全てを管掌していました。例えば北野武や宮崎駿、黒沢明のように、監督が絶大な権限をもっていて実質的に企画段階から広報に至るまで口出しする(できる)場合は、実際に全体を“監督”しているわけです。
ただし、現在はどこまで管掌するかは人ないし作品に寄ります。プロデューサー等が主導で制作される場合においては役割としては現場監督的なものです。

他方、ドラマにおいては基本的にプロデューサーが主導します。特に連続モノなんかだと演出家が並行して各話を撮影していくので、全体統括は必然的に難しくなります。よって役割としても実質的に“演出”のみのケースが多くなります。
もともとテレビドラマは生放送が主体でしたので、映画的というより舞台的な作り方をしていて、舞台の場合は演技を付ける人を演出とよんでいたので、その流れもあってドラマの場合は演出というようです。(演劇における監督はセットや照明、音効等を統括する人です)

そういう経緯で、映画は監督、テレビは演出と表現していると、かつて業界のエライ人に聞いた事があります。
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一般的には映画が監督。

テレビドラマが演出のようですね。

ただ、映画によっては、監督のほかに演出というものがある場合もあるらしいですが、この場合、立場的には監督のほうが上。オムニバスなんかの場合、各話の監督を演出と呼んで、総合的な監督のみ監督としたりするらしいです。
そうじゃない場合は、各話ごとは監督、総合的な監督は総監督とかになるみたい。

アニメなんかだと、作画監督というのが総監督の下にいたり、格闘がある場合はアクション監督なんかが総監督の下にいたりするようです。この作画やアクションの監督を演出という肩書きにしている場合もあるようですね。

結局のところ監督も演出も作品を仕切ってる仕事ということのようですよ。内容的には同じだけど、演出という肩書きより、監督という肩書きのほうが上みたいですね。

TVドラマじゃまず「監督」という人はいないでしょう。「演出」がほとんど、いや、「演出」だけかも知れませんね。
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