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質問です。

表題の通りです。

なぜ、人間の脳って良い思い出より、事件・事故・災害・失恋・失敗・別れといったネガティブな記憶の方が残りやすいのでしょうか?

ネガティブな記憶➡”命を脅かすかもしれない危険なもの”として記憶に強く植え付けることによってそれをトラウマとして強制的に思い出して”危険”を回避するという本能的なプログラムですか??

よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

> ネガティブな記憶➡”命を脅かすかもしれない危険なもの”として記憶に強く植え付けることによってそれをトラウマとして強制的に思い出して”危険”を回避するという本能的なプログラムですか??



そのようなメカニズムが働く可能性を完全に否定することは難しいでしょう。 しかし、その可能性は低いと思います。 《”命を脅かすかもしれない危険なもの”として》には、《判別・識別》というプロセスがなければなりません。 動物実験などで確認されている「一回のエピソード記憶」の研究では、《その瞬間に、かなり感情的な生理反応が、脳細胞に引き起こす変化》が関係しているようです。 その脳の部位を刺激すると、エピソードの全体が想起されてしまうようです。 エピソード記憶(経験した出来事に関する記憶 = 出来事のそのものの内容の記憶 & 出来事を経験したときの周囲の環境・時間・空間・文脈/流れ・自己の身体や心理的状態などの記憶)ではなくて、意味記憶(名前や数学の公式や英文や規則などを意味的に記憶する記憶)、あるいは、手続き記憶(調理や自転車運転、楽器演奏、スマホ操作など道具の使用に使う記憶)とは様相が違います。 武器や爆薬、毒薬、登攀用具などについて教わったり、戦い方について数度教えられた程度では、命や安全に強く関係しているから覚えようとしても、すぐに覚えられることは少ないです。”命を脅かすかもしれない危険なもの”として認識し、自分でも頑張っても記憶にの着せるものではないようです。

海馬―大脳嗅内皮質から前頭前皮質への神経刺激と、恐怖記憶に関わる扁桃体から前頭前皮質への神経刺激の両方が 同時に前頭前皮質のエングラム細胞(記憶に関わる細胞)に働くと、他の細胞に比べ強く活動しはじめ、結構内外時間活動して樹状突起の数が増え続け、前頭前野での神経細胞同士のつながりが強化されて、記憶が定着してしまうらしいです。 
問題は、いろいろな記憶が脳の内部にものすごく大量にあるにも関わらず、その(恐怖記憶に関わる扁桃体から前頭前皮質への神経刺激が加わったときに出来た樹状突起のたくさん育った前頭前皮質のエングラム細胞)に関わるエピソード記憶ばかりが、用もないのに頻繁に想起されるのかです。 記憶にはあっても、無用に想起されなければ、PTSDにもならないし、特定の恐怖症、限局性恐怖症、パニックにもなりにくいでしょう。 学校時代のことや、子供時代の記憶などは、いろいろなきっかけ情報を手がかりにして糸を繰るようにやってやっとこ「あぁ、あのときは~~~だった」と想い出すのとは大違いです。 学校で勉強した内容を想い出すのも、呻吟しないと想い出せないのと、恐怖を起こしたエピソードの記憶想起とは、ずいぶん違います。

どうやら、大脳嗅内という部分に何かの変異が起きてしまい、エピソード記憶の想起・再生の機能が変調を起こして(神経原線維変化と呼ばれる病変を起こして)、異常動作をしてしまうらしいです。
 (この部分は、まだまだ研究中らしくて、どこにどう異常が起きるのか、その異常を軽減する方法までは、進んでいないようです)

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原因⇒結果、目的や理由⇒行動や感情、思考の傾向 こういう理解方法は、説明としては、理解し易いですが、実際に起きていることを正しく表現していることは、案外少ないと思います。

  :ネガティブな記憶が簡単に忘れ去られると、生存が危うくなる。
  :ポジティブな記憶は忘れても生存の危険は少ない。
長い歴史の中で、ネガティブな記憶を残す生物が生き残った自然淘汰の結果というのは、怪しいと思います。
自然淘汰はあると思いますが、適者生存という単純なことにはならないです。 
昆虫、鳥、爬虫類、ほ乳類、魚類、いろいろ種?があり、その中にも無茶苦茶多数の種が生きています。 
心理でも、知能や技能、運動能力でも、視力でも、適者生存、適性のある性質を持つものが残るというようなのは、まずないです。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございました。

勉強になりました。

お礼日時:2022/01/18 22:53

現代の脳科学では、質問者の方の考え方が支持されているようです。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

そうですか。

お礼日時:2022/01/18 22:53

良いことも悪いことも、その強さに応じて残ります。


ネガティブな記憶だけが残りやすいということはありません。

ご質問者はネガティブな出来事のほうが多かったのかもしれませんが、ネガティブな出来事も、そのネガティブさを前向きに捉えることが出来るかどうかで随分違ったものになるでしょう。

人生万事塞翁が馬。禍福は糾える縄の如し。失敗を糧にすることが出来るかどうかが問題ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2022/01/18 22:53

生物は、生き残ること、生存が


第一です。
それが、最優先の本能です。

ネガティブな記憶が簡単に忘れ去られる
ようだと、生存が危うくなるからです。

その反面、ポジティブは、忘れても
生存の危険は少ないです。

進化心理学では、このように説明
されています。

勿論ですが、実証はされていません。

実証はされていませんが、まあ
正しいだろう、ということになっています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2022/01/18 22:52

元彼は記憶から消した。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2022/01/18 22:52

103歳の祖母曰く、嫌なことは全部忘れた、楽しい思い出しか覚えていないわ。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2022/01/18 22:52

防衛本能によるもの


納得できていないから

そんなことのようです。
https://www.career-rise.info/blog/forget/

記憶力がいいとか、人一倍負けず嫌いとか、正義感が強いなどもあると思います。怒りのパワーってでかいですからね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2022/01/17 23:58

私は、時間がたてば、ポジティブな事の方をより、覚えていますよ。



例えば、A君と何年間か付き合ってから別れたとします。

別れる時は勿論嫌だから別れるけど、長年過ぎると、辛さが風化されて、楽しかった思い出しか思い出せなくなりますよ。

booreasさんは、きっとまだ若いんですね。

これから少しずつ辛かった記憶も風化されて、楽しい思い出を懐かしんで暮らしていける時が来ると思いますよ( =^ω^)

だから、安心してこれからの人生を通して様々な体験をしていって下さいね。

実り有る人生を送れますよう、お祈りします\(^-^)/
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2022/01/17 23:58

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