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シンクロナイズドトレモロのついていたギターにフロイドローズを自分で取り付けようと思っていますが、2本のスタッドボルト(旧タイプ:木ねじ式)の位置がなかなか決まりません。22フレットからどれくらい?真ん中は?スタッド穴の幅は?など、悩みは尽きません。どなたか、ご存知でしたら、教えてください。ブリッジは、オクターブなどで取り付け位置は重要ですが、あまり気にしません。図や画像があれば、可能であればお見せください。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

すでにお2人の素晴らしいアドバイスを拝見しましたが、そう言えばそのフロイドのユニットは中古で仕入れたために、取り付け説明書が無い?というのが問題なのでしょうか?



まずその辺りが疑問に思ったもので・・・
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 NO.1のかたの書かれた内容と重複してしまうことも多いかと思いますが、参考までに書かせていただきます。



 これまで、4本ほどフロイドローズの取り付けを行った経験がありますが、やはり、それなりの道具や器具がないと、自分で行うのはけっこうたいへんな作業となり、決して甘く見ることはできないものになります。

 まず、ひとくちにフロイドローズと言っても、モデルや生産時期によって各部の寸法は異なってきますので、使われるものの寸法を実際に測定してデータを得たほうが、かえって確実でしょう。
 スタッド穴の幅は、ブリッジのスタッドが当たる部分の幅を測定すれば済むことになりますし、ネックからの穴位置等に関しては、取り付けられていたシンクロナイズドのサドル位置を実測すればokということになります。

 フロイドローズのサドル位置がこれと同じようになるように、スタッドの穴位置を決定すれば良いわけですが、やはりオクターブピッチのことは考慮しておかないと、後々たいへんなことになる恐れがありますので、決して外せないところです。
 これがマズイと、開放弦と12フレットの音がどうしても合わずチューニングできない、和音(コードの音)がきれいに出ない、バンド内で他のパート(ギター/ベース)の音と合わない等のことが発生する可能性があります。(⇒要は、そのギターは通常の演奏が不可能になるということです。)

 これもNO.1のかたが書かれていたことになりますが、とりあえずの目安として、理論上は12フレット位置はナットとサドルの中間点(2分の1の長さの点)になるわけで、サドルのオクターブピッチ調整の範囲も含めて、実際には、位置はこれよりも多少後部側(⇒ネックと反対側)寄りということになります。
 いずれにせよ、現在のシンクロナイズド時の実測データを参考にすれば良いでしょう。(実際には弦高の相違等もかかわってきますが)
 また、センター位置を出すには、ネック(フレット)各部のセンターに印を付けた上で、ネックからブリッジ方向に向けて糸を張って位置決めを行う方法あたりがお手軽です。


 しかし、これらよりも問題になるのが、ブリッジ全体の高さの設定に関わることです。
 フロイドローズのユニットは、シンクロナイズドタイプと異なり、フローティング状態が基本となります。また、これに関係して、アームアップが可能な状態とする必要もありますから、通常のストラトキャスターのタイプのボディであれば、アームアップのために、ブリッジ後部が当たるボディ部分にザグリを入れる(⇒ブリッジ後部が当たる部分をえぐる)か、または、ブリッジの高さを従来の状態よりも高い位置にする必要があります。

 この後者の場合には、ネックをボディに対し上下方向に角度を付ける必要もありますので、ネックのジョイント部の加工を行うことになりますし、加えて、ボディ裏のスプリングを収める部分をさらに深くえぐる必要がある等、けっこうな大工事となります。
 また、前者の場合でも、シンクトナイズドとフロイドローズのブリッジとの寸法の相違により、やはりボディのスプリングを入れる部分に加工を施すことが必要になることが多いです。(ノミでボディ穴を削る等の加工になります。)

 
 ということで、このように、けっこうな作業量となりますし、やはり精度を出すことを心がけないと、取り返しの付かないことにもなりがちですから、それなりの覚悟の上で、ということになります。
 少なくとも、正確な寸法を測るためのノギス等の測定器具(⇒0.1mm単位レベルでの精度は必要です)と、正確に垂直な穴を開けるためのボール盤等の工作機器、また、ボディ穴を加工するための各種ノミ等は用意した上で取り掛かるべきとなるでしょう。
 かえって、店に依頼したほうが費用がかからないということにもなりますので、十分に御検討ください。
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こんにちは。

これの逆(フロイドローズ→シンクロ)をやったことあります。正確には付け替えではなくフロイドローズ付きギターのレプリカを、トレモロのみシンクロに変えた状態で自作しました。
一言で言えば、駒(サドル)の位置が上下左右前後で同じになるようにします。ボルトの位置は全く違う場所になる可能性大です。
>22フレットからどれくらい?
→ギターによって異なります。ナットから12フレット迄の距離の2倍地点がブリッジ(駒)の位置です。ただしこれは理想的な弦(太さゼロ、弦高ゼロ)の場合で、押弦時のテンション変化を考慮し駒は1~3mm後ろにずれます。
>真ん中は?
→トレモロによってピッチ(弦間)が微妙に違うと思うので、3弦と4弦の真ん中がセンターに来るようにしています。
>スタッド穴の幅は?
→トレモロ機種に依存します。
尚、フロイドローズの自分での取り付けはそれなりの知識、スキル、工具が必要です。「Make Your Own Electric Guitar」等の文献で勉強されたほうが宜しいかと思います。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0953104 …
蛇足ながら、フロイドローズを自分で付けられるスキルが身についた頃には、あらためてシンクロの良さが判ると思います。私は今はフロイドローズを捨て、シンクロ派です。
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