一回も披露したことのない豆知識

速度記号っておかしくないですか?
記号の意味と実際の速さが合ってないように感じます。
Moderateは中くらいの速さという意味なのにBPM90くらいしかありません。

僕からしたら
~BPM30=物凄く遅い
30~140=遅い
140~170=少し遅い
170~380=普通
380~640=少し速い
640~1200=速い
1200~=物凄く速い
なんですけど、音楽の先生に聞いたら
「600でも少し速いってどういうことだよw付いて行けねぇよw」
って言われました。
・・・まあ、僕の聞いている音楽が世間一般で好まれている音楽よりも、大分BPMが高いのは分かってはいるのですが。

それでも、調べたらJ-POPとかK-POPのBPMは130~180が多かったので、
やっぱり
Moderate=中くらいの速さ=BPM90くらい
って言うのはおかしいんじゃないかと思います。

A 回答 (6件)

当然です。

私達が今使ってる記譜法は、西洋クラシックの中で確立してきた古いものです。つまりその当時のヨーロッパ音楽で最も「中くらい」と判断されたスピードが90程度ってことです。

よく、クラシックが音楽の基本などと言う無教養なクラシックファンがいますが、これは間違いです。
私達が一般的に義務教育で教えられる西洋クラシック音楽の歴史の中でも、ベートーベンの時代、ドビュッシーの時代、と作法や美意識や音楽理論に大きな変革が起きた時期がいくつかあります。「正しい・これが全て」とされたことが一気に通用しなくなったのです。(勿論、それ以前の数千年にも当然世界には様々な音楽があったわけです。)ですがその間でも記譜法には大きな違いはないので、どうしても現代音楽と認識に隔たりが出てきてしまうのでしょう。
西洋クラシックが伝えていることは、勿論現代でも学びになることは多くありますが、現代の私達は「昔のもの」として話半分で受け止めておく冷静さが必要です。

Moderate=中くらいの速さで、とされるのはあくまで「作法」であって、Moderateの言葉自体にもはや意味はありません。
前奏曲/プレリュード/preludeは元々組曲などの楽曲の前に演奏される曲ということでpreludeとなっているそうですが、西洋クラシックの時代にすぐにこの「前奏」の意味を失いました。なのでこの「前奏」の意味を間に受けてショパンの前奏曲集やドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」を理解しようとすると的が外れます。速度記号も同じことです。
西洋クラシックの音楽理論や体系にはそういったことが多いです。
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600bpmって1分間に600拍、つまり1秒に10拍。



>Moderate=中くらいの速さ=BPM90くらい
って言うのはおかしいんじゃないかと思います。
ナパームデスの速いやつが「少し速い」なんて感覚の人間におかしいとかなんとか言う資格はありませんよ。
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テンポは上限240ぐらいがせいぜいです。

300超えの譜面なんて見た事ありません。
音符の早さじゃありませんよ。あくまで基準のテンポです。600なんてありえません。その早さで指揮棒振れますか?
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社会もそうだが、音楽のテンポも時代につれ早くなっている。


200年前の「中くらい」は現代の「やや遅め~遅め」くらいだったりする。

おなじアーティストの同じ曲でも、ライブを重ねるにつれテンポがアップすることが多い。
アーティスト自身「久しぶりに原曲を聞いて『こんなに遅かったのか』と驚いた」とのたまっていたりする。

つまり、昔の感覚は今の感覚とイコールではない。

それと、「Moderate」という言葉自体、単なる速度記号ではない。
曲調や表情も含んでいる。
「ゆったりと」「落ち着きをもって」などなど。

落ち着きを持ちたいなら、スピードについてもアレグロと同列には解釈できない。
そこで相対的なスピード差ができるのである。
あくまで相対的であり「♪=80」などという絶対的な指示ではない。
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さあねえ。


感覚的な話になるので個人差が顕著に現れるのは致し方ないと思いますよ。

ちなみに600BMPなら特別 ”早い” ということはありません。
2時間くらい連続して刻めますよ。
運転中の思考がだいたいこのくらいです。(その後1時間ほど休憩が必要になりますけどね)
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音楽記号が出来たのは、自動車も電車もラジオもテレビも携帯も無い、中世ヨーロッパだよ。



その時代の生活時間は今より相当ユックリと進むんだよ。
歩く速さ=60、1歩歩くのに1秒。 これが当時の感覚なんだ。
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