少し前になりますが、1/31付日経新聞夕刊15面タウンビート欄「プロムナード」に、いささかショッキングなことが書かれていました。
作家の盛田隆二氏が、同氏の長編小説『おいしい水』(同じ集合住宅に暮らす複数の夫婦の結婚生活と隣人同士の人間模様を描いた作品)を執筆するために30代、40代の主婦12人にインタビューした結果、「私のベストパートナーは夫」と答えたのは12人中たったの1人。そして小説の主人公の妻が最終的に選び取った道は、作者の思惑を超えて自ずと夫に厳しいものになった、とコラムを結んでいました。
これから結婚しようと思っている私は、いきなりカウンターパンチを食らわされた様な思いがしました。結婚はベストパートナーとするものではないのか。よく結婚式のスピーチで「結婚はゴールでなくスタート」と言われるが、まだゴールにも到達していない段階で早くも12人中11人が脱落してしまうものなのか。そうすると結婚生活で夫としてベストパートナーでいられる確率は僅か8.3%。結婚生活はかなり厳しい難関だということになります。
一体これはなぜなのでしょうか?
No.1
- 回答日時:
作家のコラムなどは、あまり根拠ないことを見識あるように見せつけるだけのものが多いので、あまり鵜呑みにはしないほうがよいと思います。
ベストパートナーという言葉それじたいがそもそもあいまいだとは思いませんか?人それぞれに基準を問うてみたいものです。
性行為が気持ちいいかどうか?洗濯ものを畳んでくれるかどうか?子供の世話をしてくれるかどうか?
人それぞれで12人中11人がどうこうというのは、あまり説得力がありません。それなら、夫が好きかどうかときいたほうがましだと思いますよ。
そもそも生きてきた価値観に違いがあるのですから、衝突は当然です。だからといって衝突が悪いなどということはありえません。結婚にベストかどうかなど一言でいいあらわせるのかどうかじたいを疑ってください。
No.2
- 回答日時:
結婚6年目の男です。
結婚するということは、これまでの性格、育ってきた環境等のまったく異なる他人と生活をしていくということです。
当然、結婚する前には、お互いに相手のことをベストパートナーと判断して、結婚するものだとは思います。
しかしながら、長く一緒に生活していくと、少なからずお互いの嫌な部分も見えてくるものです。
夫がベストパートナーでないと言っている方々は、夫が必ずしも理想とは思っておらず、他にベストパートナーがいたのではないかという、願望も含まれているのではないかと思います。
かくいう自分も妻がベストパートナーだとは思っていませんが。。。
No.3
- 回答日時:
(1)まず愛することと「ベスト」であることは違います。
愛した相手が必ずしもベストパートナーであるとは
いえません。
これは何をもって「ベスト」とするかによりますが。
家族を愛するのは自然のことですが
「うちの親みたいな性格の人と
結婚すると苦労するだろうなー」と思う事があるし、
弟や妹をベストパートナーだとは思いません。
(2)世界中の人間を知っているわけではないので
その人がベストかどうかは当事者にもわかりません。
そもそも「ベストパートナー」という言葉の定義が
茫洋としていて曖昧です。
(3)個人的意見です。
いまいる親友たち以上に相性の良い相手は
異性には見つからないと思います。
よって妻・恋人がベストである理由はありません。
No.4
- 回答日時:
こんにちわ。
わたしは、まだ結婚生活若輩者ではありますが、夫がベストパートナーだとおもっています。
人それぞれじゃないでしょうか?
たった12人の意見です。
100人に聞いてみたら、80人はベストパートナーだと答えるかもしれません。
そんな記事に心乱されることはないとおもいます。
相手をベストだと思えない=現在自分は幸せではない。ということも言えるんじゃないかとわたしはおもいます。
相手に幸せを期待したり、求めたりぜず、自分自身で常に自分の幸せを確保できるよう努力すれば、結婚生活も幸せではないかとおもいます。
パートナーは、その幸せを2倍にしてくれるだけで、パートナーが幸せを運んでくれるものではないということを理解できれば、そんなに結婚に頭を抱えることはないとおもいますよ。
わたしも、これからたくさんの障害がでてくるとおもいますが、30代40代になったとき『夫がベストパートナーです=わたしは幸せです。』と胸を張っていえる自分でいたいですね。
他人は他人。
あなた次第で、結婚は地獄にもなるかもしれないけれど、この上ない天国にもなるんじゃないかとおもいますよ。
一緒に頑張りましょうね!
Harley-1999さんの考え方には思わずハッとさせられます。
「自分自身で常に自分の幸せを確保できるよう努力す」ることや、「パートナーは、その幸せを2倍にしてくれるだけで、パートナーが幸せを運んでくれるものではないということを理解」することってとても大切だと思いました。ありがとうございます。
No.5
- 回答日時:
私の主人は私にとってやすらぎなので、そういう意味では「ベストパートナー」かな、と思います。
でも夫婦で全く異業種なので、仕事の話は一切通じないし助けも求められません。経済的にもお互い自由です。
もし私が専業主婦となり、収入面で彼にお世話になる立場になったら、それは依存することになるので「ベストパートナー」ではなくなる気がします。私の方が「養ってもらってる」という意識が出てしまうと思うので・・。
私個人の意見としては、経済的にも精神的に自立してる二人の人間が一緒になった時「ベストパートナー」になれる気がします。だから主婦の中で「夫」と応えた人が少なかったのでは・・と推察します。
No.6
- 回答日時:
好き=相性がいい。
そういう思い込みが不幸な結婚につながります。
好きと、相性がいいは、全くといっていいほど関係ない。
男も女も好きな相手の前では見栄をはります。
見栄を見栄と見抜けないと、騙されたとか失望したとか
そういう思いが芽生えます。
好きだから、相手の欠点も我慢する。
欠点も含めて好きになるように努力する。
そういうあたりから、怪しくなってきます。
我慢と愛はおよそ無関係です。
愛とは自発的なもので、我慢とは、自分を抑制する行為で
似ていますがかなり中身が違います。
愛は喜びです。我慢とは対極にあります。
我慢を続けると最後には疲れて憎しみだけがつのる。
私何か我慢しているなぁと思ったら、それは相手との相性が悪いのだと
思うべきですね。
みんな、何度も同じタイプの異性に惹かれて、相手に見限られて、復讐戦みたいに
また似たタイプを好きになって
それって、前にも書きましたけど、あなたの心の傷が、求める相手であって
あなたにとっても最良の相性の相手ではない場合が多いです。
それと、できたら10人くらいの恋愛をこなしたあとで、結婚すべきです。
自分に最も合うタイプというのは、相手が教えてくれます。
前回の質問では大変お世話になりました。何だかyamadanaokakashiさんには私自身の苦い経験(トラウマ?)をあえて書かなくてもお分かりになっているような気がしてなりません。ありがとうございます。
No.7
- 回答日時:
多分12人中12人は「夫はベストパートナー」と思って結婚したはずです。
初めから違うと思って結婚する人は少ないと思います。
ただ何を持って「ベストパートナー」というかは人それぞれなので一概に言えないのが難しいところです。
例えば性格・経済力etc・・。
何に重きを置いているかによります。
自分が重きを置いた部分に不具合が生じれば「ベストパートナー」ではなくなってしまいます。
私は個人的な意見を言わせて頂けば、結婚後はお互い変わらないといけないと思っています。
独身時代には感じなかった、あまり関係なかった「守るべきもの(者・物)」を意識・自覚しなければならないからです。
それは結婚して初めて感じるものです。
自分でもどのくらい感じられるかわかりづらいのに、相手のそういう部分を最初からわかろうとするのは難しいです。
その解決方法は「話し合い」だと思うのです。
結婚は育った環境が違う者同士が一緒に生きていくものです。
考え方・価値観・感じ方にズレがあって当然なんです。
そのズレを解決、理解していくには「話し合い」が必要です。
話のわかる人か話をできる人かは結婚前からわかることです。
意外とこの部分は重要視されないので、解決や理解が出来ずズレがどんどん大きくなっていくケースが多いです。
これが11/12の原因ではないかと思うのです。
ddeennさん、前回はお世話になりました。そして今回も理路整然としたご説明、誠にありがとうございます。とても参考になりました。
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
結婚では
自分のありのままの姿をわかってくれる相手
を皆求めているのですが、価値観や行動パターンに一定の共通性が
ないと、理解したくてもわかってもらえません。
ありのままの自分を何も抵抗無く認めてくれる相手
それはある意味、自分と共通した苦悩を乗り越えてきた相手か
自分と似た金銭感覚や、人生の目標、価値観を持った相手です。
人には性格や人格の差異が10タイプ以上あるわけで、
ミーハーな嗜好を軽蔑する人もいれば、面白がる人もいます。
金は天下のまわり物と達観するタイプもあれば、ケチのかたまりのような
人もいます。
お洒落や美食を楽しむ人もいれば、贅沢な趣味を軽蔑するストイックな志向の
人もいます。
慎重な消費生活を好む人もいれば享楽的な消費に価値を置く人もいます。
人生何が正しくて何が間違っているか・・倫理や法律だけで判断できない
から多様で面白いわけです。
結婚とは共通の夢にむかって人生を歩むことではないですか。
幸福のイメージがどこかで共通点を持っていないと、同床異夢というか
ぎくしゃくするわけで、本当は、交際する中で、そういうことをじっくり確かめて
昔の人は結婚したわけですね。
結婚するまでは貞操を守る。
いまどきはやらない考え方ですが、お互い冷静に相手の性格や価値観を
見抜くには、いい方法なのかもしれません。
先人の知恵というか・・・でもやっぱり、結婚してがっかりは昔も多かった。
それでは、何かベストパートナーを見極めるコツはないものか
いろいろな異なるタイプの異性を知る。
そういう意味でも、自分が傷つかずに多くの人と恋愛を重ねる技術が
必要なのかもしれませんね。
住まいも、三回は住み替えないと、ベストな住居を得るのは難しいと
いいます。
結婚も三回とかいうわけにはいきませんが、傷つくことを恐れず失敗したな
と思ったら、別れられる恋愛があってもいいでしょう。
なんだか、今の結婚、みな成り行きと勢いですすんじゃっていることが
多くないですか。
後付けで、共通の趣味とか価値観の共通性とか探してみても駄目。
恋愛でさえも、燃え上がるばかりで、冷静になれない未熟な日本人の男女に
ベストパートナーを見つけるのはかなり難しい技だという気もします。
再度のご回答、重ねがさねお礼申し上げます。含蓄のあるご意見、誠にもっともだと思います。確かに勢いというか、その場の燃え上がりで結婚してしまうから、相手をベストパートナーだとは思えない結果が生まれるのではないか、という気がしました。
No.9
- 回答日時:
ベストパートナーという言葉の意味の曖昧さと、結婚後に感じた価値観の違い等からではないでしょうか。
夫のことは好きでも、ベスト(一番)かといったら、もっと合う人がいたかも?と思いつつ、でも幸せだからいっか!という感じの人もいると思いますよ。
なので、ベストパートナーではない→幸せではないという意味ではないと思います。
「結婚してよかったですか?」と聞いたら、答えは違うものになっていたと思います。
こちらでもよく、結婚してよかったか?と聞くと、大半の人がよかったと言っているのを目にします。
あとは、洞察力があまりないのでは?とも感じます。
これだ!とか違う!とか感じる力がまだ未熟なのかもしれません。
よしあしがわからないのは、自分磨きがあまりできていないのでは?と、互いに責任があるようにも思います。
お互いがよりよい生活をしていくために、どれだけの物を失うか?時には妥協し合うこともあります。でもすばらしいものがあること、それらを二人三脚で手にしていく目標意識や協力体制みたいなものに欠けているのかなぁと。
でも、結婚してすぐベストパートナーになるかといったら、そうではなくて、そうなっていくように互いを認め合ったりするわけなので、それらの作業を途中で諦めてしまうのもどうかと思います。
隣の芝生は青く見えるので、ベストとは思えないのかもしれませんね。
私はNo.7さんと考え方が似ていて、やっぱり何にウエイトを置いているかだと思います。
我が家はお金のことでしょっちゅうもめていますが、それでも話し合ってなんとかやっています。お互い幸せになりたいので、一緒に試行錯誤している感じなんですよ。相手のことを尊重しあっています。
その作業も楽しいですよ。厳しい現実を受け入れながら、結婚生活を楽しむことにどれだけ前向きになれるかですよね。
恋人同士の頃の方が、食事もおごってくれたし、いろいろなところにつれていってくれたし、楽しかったな~と思うこともありますが、夫婦単位の楽しみというのが今はありますから。
もしベストと思えなくても、幸せと思えたら、それでいいのではないのでしょうか。
そのためには、独身時代だけでなく、結婚後も自分を磨いていくことだと思います。
そうすれば、洞察力がついて、相手と自分が合うかもある程度はよめてきます。
ウエイトのおき方も、同じであれば、そこに向かって二人で走っていけますよ。
それにはケンカも必要なんです。そして、妥協することも尊重しあうことも。
12人中の1人になればいいんですよ。
なれますよ。
何となくmayuclubさんご夫妻の、ケンカしながらも実は仲が良くてお互いを尊重されてる様子が見えるようでした。ありがとうございます。こういうご夫婦なら熟年離婚なんてことは決して起こらないんだろうなあ、などと思ってしまいました。
No.10
- 回答日時:
結婚14年、主婦です。
30代、40代、って言うのが問題じゃないんでしょうか?
人生山あり、谷あり!
ちょうど山や谷を経験する年齢だから、迷いも出るし、愚痴もでるんじゃないかと思います。
それを乗り越えると、やっぱり自分の配偶者が一番、かけがえのない人、と気付かせられる時が来るんだと思います。
私も結婚はゴールではなく、スタートだと思います。
それも障害物競走の・・・
二人で全力で飛ばせる時もあれば、どちらかが転ぶ時もある。
息が合わないで、もたつく時もあるでしょう。
お互いを足手まといだ、と思う時期もあるかもしれません。
それが30代、40代だと思うのです。
その時期を乗り越えて、最後は二人で手に手を取り合って、ゴールしたいものですよね。
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