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すごく大雑把に言ってしまうのですが

1.サルからヒトへ進化したと言うことは、現在のサルの子孫もいずれはヒトとなると言うことですか?

2.過去に絶滅した生物があるようにヒトもいずれは絶滅し、より進化した生物が誕生すると言うことでしょうか?

3.ヒトとなる一段階手前の(一歩退化した)生物って何ですか?

ご存知の方からすれば「そんなことも知らないのか?」と言われるような質問ですがお答え頂けるとありがたいです。

A 回答 (10件)

1番目ですが多分無理でしょう。

サルが人に進化したんじゃなくて、現在のサルと現在の人が共通の先祖から進化したということです。むちゃくちゃ遠い親戚ですね。どのへんで分化したかはもう一つはっきりしていませんが。

なおそういうわけで3にも明確な答えは無いと思いますが、まあ絶滅した一種のサルには違いないでしょうね。ついでながら退化をそういう意味で使うのは間違いです。進化の結果一度発生した器官が消滅したり痕跡程度になることを退化といいます。

2は不明です。ただ絶滅しないとしても多様化していくんじゃないかとは思いますが。
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この回答へのお礼

なるほど。サルからヒトでなく先祖が共通ということですね。
すみません、仰る通りです"退化"の使い方を間違えてしまいました。
多様化した場合、別の遺伝子を持つことになった場合
祖先がヒトであるにもかかわらず、別の生物って・・・なんか興味深いです。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/23 18:52

するどい質問です!



>3.ヒトとなる一段階手前の(一歩退化した)生物って何ですか?

 それが見つかってないんです。
ミッシング・リンクの問題と言われていて、
生物学上の大問題の1つです。

 単にまだ見つかっていないだけかもしれませんが、
人間より古い時代に生きた恐竜の骨が見つかる
のに、猿と人間の中間が見つからないなんて
おかしいんです。ちなみに教科書に出てくる原人とかは
人間です。

>1.サルからヒトへ進化したと言うことは、現在のサルの子孫もいずれはヒトとなると言うことですか?

 猿は人間より前から生きていているのに、
いまだに人間にならないわけですから、
進化は時間の問題ではなさそうです。

 進化するとしたら映画、猿の惑星みたいに、猿のままで
進化する・・・のかなー???
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この回答へのお礼

>ミッシング・リンクの問題と言われていて、
>生物学上の大問題の1つです。
そうだったんですか?私は無知なので猿人とか類人猿とか
~原人とか一体どれがどう関与してるのか知らないので
質問させて頂きました。

その原人の大まかな定義は「昔のヒト」ということでしょうか?
では彼らと現代のヒトは同じ遺伝子ということでしょうか?
つまり原人と現代人が性交を行えばヒトの子が産まれるということですかね?

>猿は人間より前から生きていているのに、
>いまだに人間にならないわけですから、
>進化は時間の問題ではなさそうです。
時が経てば生物は進化するというような単純なものでもないんですね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/23 19:02

1.サルからヒトへ進化したと言うことは、現在のサルの子孫もいずれはヒトとなると言うことですか?


 現在のサルから現在のヒトへと進化したのではありません。サルと一口に言っても様々な種があり、そのすべてが進化の度合いによって一直線上に並んでいるのではありません。
 過去、現在のサルとヒトは祖先となった同じ生き物が同じで、他の動物に比べればあとから枝分かれしたのです。
 木を想像していただければ近いと思います。一本の大きな枝からたくさんの小枝が生えています。その小枝一つが人間だとすると、現在のサルは同じ枝に生えている別の小枝のようなものです。
 小枝どうし根元は同じでも、生えている方向は別です。一つの小枝が成長しても、他の小枝の先にくっつくわけではありません。
 幹の他の部分にもたくさんの枝が生えているとします。が、サルの小枝と合流するまでの距離はずっと近いのです。
 ・・・かえってへんなたとえかも。
 すべての哺乳類の最初の祖先は、哺乳類的爬虫類から約2億年前に出現したと考えられていますが、その姿は断片的にしかわかっていません。ネズミに似た姿だったといわれています。
 その動物が、いろんな種にわかれて現在のような様々な動物に進化したのです。サルの一種とヒトとが同じ種であるという意味ではありません。
 
2.過去に絶滅した生物があるようにヒトもいずれは絶滅し、より進化した生物が誕生すると言うことでしょうか?
 いずれは人間も絶滅します。その後に現れる生き物があるとしたら、人間より優れた点をもった動物かもしれませんが、ヒトが進化した動物である可能性もないとは言えないと思います。

3.ヒトとなる一段階手前の(一歩退化した)生物って何ですか?
 進化と退化は違います。ヒトになる前の動物は、ヒトより退化した生き物ではありません。ヒトに進化する前の動物です。
 これは原人と呼ばれ、いくつかが確認されています。アウストラロピテクスはじめ、ネアンデルタール人、クロマニョン人や北京原人、ジャワ原人という名前で学校で学んだことがあると思います。猿人→原人→現生人類、という進化の流れであった、というふうに習われたのではないしょうか。
 現在では、これらが現生人類の祖先であった、という学説は否定されています。要するに、まだよくわかっていない、ということのようです。

 またサルとヒトとをつなぐ中間の生き物は、ミッシングリンクといい、よくわかっていません。
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この回答へのお礼

1.への回答わかり易かったです。

2.>人間より優れた点をもった動物かもしれませんが、ヒトが進化した動物である可能性もないとは言えないと思います。

仮に↑の通りであるとした場合
現在の地球上の環境が何らかの原因でガラリと変り、現代人にとって生存困難な状態になり
最悪ヒトが全滅したとしても。
ゴキブリだけは生き残り、これらが次の世代へ進化し
これらの子孫が理知的文明的になった時
現代人は恐竜と同じような扱いになるんですね。
何ともワクワク致します。

3."退化"を間違って使ってしまい申しわけありません。
またしてもミッシングリンクですね。
何だかとても興味をそそられます。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/23 19:17

私も良く似たことをずっと疑問を思っていました。


このサイトで、過去の質問の「進化論」で検索いたしました。私なりに色々考えたのですが、
 どこまでいっても進化論自身いまだ仮説ということで納得いたしました。
 私は、無宗教ですが、「サルが進化して人になったのではなく、人は初めから人として発生したと思う」という風に友達に言うとバカにされましたが、私はそう考えています。只、素人ですので、それ以上はなんとも返答できませんでした。以上、ご参考に。
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この回答へのお礼

>私も良く似たことをずっと疑問を思っていました。
ですよね!?周りにこの類の知識のある人も少なく。
ここで質問させて頂きました。

>サルが進化して人になったのではなく、人は初めから人として発生したと思う
私も以前は素直に回答者様のお友達と同じく笑っていましたが
しかし、進化論のみにならず
「学校でそう教えている」
「皆がそう言っている」
「テレビでそう放送されていた」
ではそれが常識かもしれませんが、常識=事実とは限りませんからね。
昔は多くの人々にとって天動説が当然であったようにいつどんな発見があるかわかりませんもんね。

でこのような疑問が湧いてまいりました。

回答ではありませんでしたが、参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/23 19:27

実は私もそれについて考えていた時期があって、


そのときの自分なりの結論なので、
特に科学的な根拠のある回答ではないので
何の参考にもならないかもしれませんが・・・。

2.のヒトが進化して新人類が現人類を駆逐するのか、という質問ですが、
可能性としてありえるのではないかと思います。
そして、もし新人類が現れるとすれば、赤道付近の発展途上国の劣悪な環境に生きる人たちの中から現れるのではないかと思っています。

というのも、進化と言うのは、ヒトが苛酷な環境の中で生き残りをかけて順応しようとした時に起こるものであり、
逆に快適な家電製品に囲まれた先進国に生きる私たちはこれ以上進化する必要がないからです。
むしろ、現代人は数百年前の人類に比べて退化していると言われているくらいですから。

例えば、足の小指の関節はほかの指に比べて1つ少ないですよね?
これも、ヒトに見られる退化現象の一つらしいです。
(まれにちゃんと小指にも2つ関節がある人もいるらしいです。)

あと、赤道付近の、と限定した理由ですが、
進化するときには当然遺伝子的な変化も起こっているはずです。
この遺伝子的な変化というのは、強い紫外線に当たることによって起こりやすくなるのです。
最近では赤道付近以外でも、南半球にオゾンホールができているらしいので
ニュージーやオーストラリアあたりでもいいかもしれません。
ただ、基本的に紫外線によって遺伝子が変化するのは、生存に不利な変化のほうが圧倒的に多いです。
そして、遺伝子の傷の為に子孫を残せない事も多いです。
なので、ヒトが進化するためには
・苛酷な環境に住むヒトに
・偶然遺伝子の突然変異が起こり、
・その変異がその環境での生存に適していて、
・変異が子孫に受け継がれていく
必要があります。
この条件がすべて当てはまることはものすごい低い確率ですが、
ゼロではないのでいずれ起こっても不思議ではないです。

遺伝子と言えば、最近遺伝子治療やなんかで
先進国では遺伝子をいじくるのが流行ってますよね。
そのせいでうっかり新人類ができちゃうかもしれません。
ってか、こっちの方が確率は高いような気がします。
人為的な進化ですが・・・。

回答になっていたか分かりませんが、長くなってすみません。では。
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この回答へのお礼

回答でなくとも興味深いお答えをありがとうございました。

お礼日時:2005/04/23 19:44

私がいままで見聞きしたことから推測でご回答しますと、


1.現在のサルの子孫の中から現生人類なみの知能を持つ生物が現れる可能性はないとは言えないが、それはヒト(ホモサピエンス)ではなく、その場合もやはりほかのサルの子孫はヒトなみの知能を持っていないでしょう。またサル以外の動物からヒトなみの生物ということも考えられます。ただほかの方がおっしゃっているように長い時間とさまざまな条件が作用した結果なので、可能性は低いと思います。
2.ヒトより進化した生物が、ヒトから進化する可能性もあれば、上述のようにヒト以外から進化する可能性もあります。文明を持てるような生物はヒトが最初で最後という可能性も大いにあります。
3.「ヒト」の定義をホモサピエンスとすると、ネアンデルタール人と分岐する前の動物でしょうか。
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この回答へのお礼

>3.「ヒト」の定義をホモサピエンスとすると、ネアンデルタール人と分岐する前の動物でしょうか。
このへんが無知である私の最大の疑問の一つでもあるのですが
例えば上記の場合
ネアンデルタール人と現代人は遺伝子レベルで違うもしくは同じ生物なのでしょうか?

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/25 17:33

 残念ながら,日本では「進化」についての教育が不十分で,何か間違った「思想」みたいなものがはびこっているのが現状と言えます。


 生物学上での進化の一般的な定義は,世代ごとで生じる遺伝子頻度の変化のことを指します(小進化)。DNA上に生じた変異(突然)が生物の集団内で広がり,それによって,その集団における変異した遺伝子の占める割合が高くなったり低くなったりすることを意味しています。これは,人間の集団でも当てはまることなのです。
 確かに,新しい種が生じることも進化(大進化)といいますが,それは,小進化が積み重なった結果生じたものと考えられます。しかし,「種」というものが何であるかをはっきりと定義できていないのが現実なのです。つまり,学者によって考え方が違うのです。
 小学校~高校では平気で,この事も教えず仮説の進化論を真実のように教え,また進化はすばらしいものといった考え方を学生に教えているのです。これは,劣るものはやがて滅び,それより優れたものが栄えるという考え方を与えるだけで,科学ではない。進化は教科書から姿を消すそうですが…。

進化は,「よりすばらしいもの」という意味は全くないのです。この事をはっきりと理解して頂きたいのです。

 私自身はミトコンドリアのDNAの塩基配列から,ある生物の進化を調べているのですが,同じ種内ですら,配列は異なっているのです(と言っても数%ですが)。これは,様々な地域から採取した個体ごとを比較すると明らかです。これは,紛れもなく生物学の言う進化と言えるでしょう。ただ,こういう研究をしていると感じるのですが,やはり,親と同じものしか生まれないと思うのです。ヒトの子はヒトだとしか思えない。
 進化論を肯定するのも科学,否定するのも科学です。
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この回答へのお礼

>小学校~高校では平気で
仰ることが同意ではないかもしれませんが、
進化のメカニズムを現在の人間社会に無理矢理当てはめている感が私にはありました。
例1)ヒトは時として我が子の命を絶つというような愚行をするが、野生動物はそうでない。
(実際は野生動物にも人道的にむごいと思われる場合も多々ある)
例2)極論ですが、民主主義や経済主義は自然淘汰の中から生まれた=進化の過程というような論。

>進化は,「よりすばらしいもの」という意味は全くないのです。この事をはっきりと理解して頂きたいのです。
はい、この世全ての矢印が人間にとっての益の方向へ向っているのではないですからね。

>私自身はミトコンドリアのDNAの塩基配列から
このような経験者様の回答を頂けて幸いです。

>進化論を肯定するのも科学,否定するのも科学です。
この言葉に私かなり感動してしまいました。

私の周りでは進化論を唱えると反キリスト教徒、
進化論を否定するとオカルト信者と捉えられる場合も
少なくなかったので、
自身としてはもっと否定肯定でなく第三者的立場から道徳、人情等を排除して事実のみを素直に
知りたかったので質問させて頂きました。

専門者でありながらわかりやすい回答をありがとうございました。

お礼日時:2005/04/25 18:00

ネアンデルタール人の絶滅原因は、「新人」による迫害だったといわれています。



他の動物の場合、自然淘汰によって、適者生存で「主流派」がだんだんと入れ替わっていくのですが、
人類の歴史は、自らを「主流派」にするためにあえて「旧主流派」を放逐することが行われたのだと思います。

この回答への補足

ということはヒトは他から進化したのではなく、
もとからヒトとして存在したということでしょうか?

補足日時:2005/04/29 20:30
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#8です。



もとからヒト、というと、神様がつくったことになってしまいます。

ネアンデルタール人と共通先祖から進化、ということでしょう。
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この回答へのお礼

ネアンデルタール人は自然淘汰ではなく
共通先祖を持つ新人である我々に
迫害つまり故意に絶滅へ追いやったという論なわけですね。

我々も次世代人に同じ事をされる時は来るのだろうか?

とても興味深い回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/05 22:49

回答ではありません。


考古学の一分野とされる、文化人類学では、
人間:ホモ サピエンス 、ヒト:ホモ属の生物 、人類:アウストラロピテクス属(あるいは、アルディピテクスやオロリン)以降のここから派生した生物
というあまり厳密ではない不文律があるようです。だとすると、ヒトの前はアウストラロピテクス属の一種ではないかと思います。質問者様の意図を組み入れた答えではないとは思いますが、一応、書き込みました。
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この回答へのお礼

いいえ、十分有益な回答でございます。
つまり
私たち=人間=ヒト=人類なわけですね?
やはりミッシングリンク。
クローン技術があっても
現代の私たちに最も近い祖先がわからないとは、まさに皮肉とも思えますね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/05 23:05

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