アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

化学の質問です。化学の分野で、「化学平衡の法則」がありますが、この法則がヒトや動物の集団に適用できるとすればそれはどのような事象に対してですか?具体例を詳しくお願いします。

A 回答 (2件)

「需要」と「供給」のバランスでモノの値段が決まるという市場原理は、「社会的平衡の法則」そのものです。



さらには

・円とドルの需給バランスから為替レートがきまる。

・「戦争反対」の世論と、「軍備強化」の世論は、「平和時」には「戦争反対」が増える方向に、ロシアのウクライナ進攻などがあると「軍備強化」が増える方向に変化する。

といった現象も「平衡の法則」の結果として起こります。
    • good
    • 1

>この法則がヒトや動物の集団に適用できるとすれば


 結論的には、あまりに無謀な発想だと思います。
 ∵基本の原理は、特定の化学物質に関する考え方であって、その一部分の概念を応用的に記述し、説明したところで、本来の法則の確からしさが保たれているかどうかが、問題となる。たしかに、細胞レベルで命の起源という極めて特定した化学実験の再現可能な実証を伴う動的均衡につき説明をしている科学者もおられるが、それはむしろ、化学平衡の法則を熟知した後の話。
 また昨今、コロナウィルスの集団免疫の考え方で語られた考え方の一つに、ある病原体に対して、人口の一定割合以上の人が免疫を持つと、感染患者が出ても、他の人に感染しにくくなることで、感染症が流行しなくなり、間接的に免疫を持たない人も感染から守られる状態を集団免疫と言い、社会全体が感染症から守られるという考え方がありましたが、その感染しないという飽和状態とこの化学均衡を短絡的に結びつけるのは、危険だからです。
 ∵実際、ウィルスには変異があり、集団免疫の仮説を実証すべき個々の要因には、個々の特性に因る代謝・吸収の問題や、ウィルス原に対する抗体に伴う疲弊やアレルギー等を含めた複雑なメカニズムが関与すると思われるからです。また、公衆衛生や予防医学的観点からのワクチン等の予防薬分野に於いて、類似の概念を観る場合がありますが、それに関しても、その事象を形成する詳細を検討すると、単なる化学平衡の法則通りの単純なものではないと思います。

 因って、単なる言葉上の連想から、実験的な特殊事項を、一般化することは危険だと思うので、人の特定の観念に因る社会事象の記述説明に関しては、説明しようとする事象を特定し、その社会的なメカニズムに於いて、検討することが適当だと思います。
 換言すれば、元の結論通り、当該概念の動物の集団の生態に直接適用することは、適当ではないと考えます。

 但し、当該動物集団を取巻く特殊な人工的な環境であれば、部分的な場面に於いては物理的な反応の話なので、適用というより、応用的な対処が可能な場合もあるかもしれないと考えますが、その場合でも、ルシャトリエの原理ですら、多様な反応と例外があり、また、固体に限らず液体での反応を含めれば、それぞれの物質の状態に因り、結果が異なることは多々ありますので。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!