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旋律を楽器ごとに調を変えて(複調)同時に演奏させているところがあります(ピッコロとホルンとチェレスタetc.)このようにすると、倍音が強調されて、摩訶不思議な音色になります。こんなことは、世界初の試みなのでしょうか?

A 回答 (1件)

平行音程で新たな音色のように響かせる手法はパイプオルガンに備わっていて、ラヴェルの時代…西洋音楽が近代化される時代より前にどの程度それが実用されていたかはよくわかりませんが、パイプオルガンのよく知られた表現手法の一つだったようです。

実際ラヴェルもこれにインスパイアされたのではという説もあります。

既にドビュッシーをはじめとして当時の音楽に平行和音はよく使われていたと思いますが、ドビュッシーの作品では調感をボカす目的でよく用いられていた一方、ボレロはご存知ハ長調で主にコードはシンプルなCが続くという明確な調感があり、管弦楽においてここまで「新たな響きの音色を作る」という目的で並行和音が使われたというのは珍しかったのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

じゃあやはり世界初でしょうか?

お礼日時:2023/06/22 00:37

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