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ここのカテゴリを見ていてふと思ったのですが、

VHS→VHSやDVD→VHS間のコピーガードというのは、どのような技術により実現されているのでしょうか?

A 回答 (3件)

そうですね。


簡単に言えば、データとキーワード(暗号)の組み合わせでディスクを作成します。
このデータとキーワードは2つで1組となっており、記録場所はディスク上の別の部分に記録されます。この二つをPCのドライブとDVDプレーヤーソフトや市販のハードウェアプレーヤーで照合しながら再生します。
コピーするとCSSの暗号化技術の影響で直接ビデオのファイルをコピーできなくなります。

VHSの場合も基本は同じです。コピーガード信号(マクロビジョン)と映像信号が一致した場合のみ正常に再生できます。ただ、ダビングすると、その一部の信号をコピーできないためコピーガードが動作し画面が乱れます。

DVDの場合はデジタルでCSS(コンテンツ・スクランブル・システム)を、アナログ(ハードウェア側に装備)でマクロビジョンコンテンツコピーガードを搭載します。

VHSの場合は、マクロビジョンのみをVHSソフトに搭載します。

この回答への補足

原理的には大体分かりました。
ただ、コピーガード用の信号は当然、本来のデータに比べて少ない容量しか使えませんよね。デジタルの場合はそれでも大丈夫ですが、アナログの場合は、本来のデータのどの部分に対して、コピーガード用の信号を発生させているのでしょう。
また、VHSの元々の規格にコピーガード信号用の帯域は用意されていたのでしょうか。それとも、拡張規格なのでしょうか。

それと、VHSの場合のハードウェア的にはどういう仕組みなのでしょうか、入力回路の途中で、コピーガード用の信号をカットしてそれをコピーできないようにしているのでしょうか。

補足日時:2001/09/17 19:13
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アナログのVHS→VHSの場合は画面に表示されない部分の走査線を録画した部分(NTSC方式では帰線消去期間と言う画面には現れない信号も映像信号に含まれている)に非常に高い(もしくは低い)レベルの信号を記録することで、録画側のヴィデオデッキのAGC(自動的に信号レベルを合わせる回路)を誤動作させ正常に録画できなくするものもありましたが、これはある程度の知識のある人間には簡単な回路を追加することで無効にできるので最近はあまり見ませんね。



まぁ、参考まで荷と言うことで投稿しました。
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マクロビジョンの場合は、どの部分と言うよりは、マクロビジョン社が規格したもので、対応のハードウェアを必要とします。

対応ハード以外では、コピーガードは動作しないです。(βビデオや古いVHSビデオデッキなど)
マクロビジョンはVHSの延長線上にある物ではなく、コピーガード規格として別に策定された物を著作権の保持のために利用したにすぎません。

来のデータのどの部分に対して、コピーガード用の信号を発生させているのでしょう?

帰線消去とは、走査から次の走査に移るまでの時間を言います。(簡単に言えばです)

またマクロビジョンは、ダビングする際にAutomatic Gain Control(自動信号益調整装置)を誤作用させるようになっているのです。そして、誤動作して六がされた物はブランキングに粗悪な信号が混入して画像の表示タイミングを失います。そのためダビング録画したビデオは同期が狂い画像は見るに耐えない物になります。

ブランキング(帰線消去)とは、走査から次の走査に移るまでの時間を言います。(簡単に言えばです)
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