中国と日本の工事のスピードの差

Question

中国では、仮設の建物や道路等、突貫で工事して短期間で完了しているものがいくつかあります。日本は仮設の建物や道路などなぜ相当な期間がかかっているのでしょうか？中国では、仮設の住宅に１週間あれば完成するのに日本ではなぜ１カ月以上かかるのでしょうか？中国では絶対数の人がおり、マンツーマンで工事をやっているようで、対応が早いように見えます。日本の本音は、人手不足と働く方改革の休日数増しで、工事が遅れ遅れとなり、工期の遅れがルーズ化し、遅れの連鎖を作っているのでしょうか？

wellow · Accepted Answer

＃１０の方も仰っていますが、コンクリートは打コンして、同じコンクリートサンプルから作ったブロックの圧縮強度試験（破砕検査）を２８日後に行います。σ２８と呼びます。何で２８日なのかというと、最低限の強度が出るまでに２８日かかるからで、その後何年もかけて強度を増していきます。
なので、鉄筋コンクリート作りの建物は１ヶ月に１フロア以上は作れません。作っても良いのですが、下のフロアが強度試験に合格しなかった場合、そこを含めて上階は全部撤去です。

中国の強度試験がどうなっているのか存じませんが、特急で作って問題がないのは、完全完璧な資材品質と施工品質を例外なく誇るか、強度試験なんかやってないか、強度試験結果を偽装しているか、強度試験の結果は参照しないかのどれかです。

鉄筋量もマシマシ、壁厚も２ｍ、梁も至る所に入り捲くりといった経済原則を無視した超安全設計に寄せれば、部分的な部材強度不足はカバーできてしまうかもしれませんが、そんなことはないでしょう。ちなみに日本の公的機関の建物は安全率を高めにとり、不測の事態への耐性を上げていますが、σ２８を無視するなんてことはありません。あくまで施工上の不測の問題に対するものです。それでも耐震基準が厳しくなる度に補強材が追加される光景は見慣れたものです。

＞工事が遅れ遅れとなり、工期の遅れがルーズ化し、遅れの連鎖を作っているのでしょうか？

作業工程はパターン化していますし、どこがサイマル化できるか等もパターン化しています。発注から納期までもパターン化していますし、そのための事前調整期間まで盛り込まれています。人月計算が機能する世界です。

躯体ができた後の内装関係はしばしば軋轢があって、スケジュール調整がうまくいかないと管を通す前に壁を貼られるなんてこともありますが、それとて全体工程に影響がないように業者間調整が為されたり、徹夜で仕上げたりという工夫で元請けに迷惑をかけないよう（そうしないと次から仕事がこないですから）にしています。

工期が延びるのは、基礎工事の段階で遺物が出てきたり、人骨が見つかったり、給湯器の生産がいきなり止まったりしたようなときです。

日本の規制を全部取っ払って、中国レベルの人海戦術が日本でもできるならば、日本が中国以上に迅速かつ大量に違法建築を設けることは簡単です。

Mahler3.1 · Answer

コロナ化の最中に中国に一時帰国した日本に住んでいる中国人が書いていたが、仮設というのはものすごい乱雑でいい加減な造りのもので、日本ならあり得ないようながらくたの寄せ集めのような所に、コロナ化だと言うことで一時留め置かれたのだが、しかも、その料金が１流ホテル並みだったという。
中国では共産党の独裁で、何でも出来るし、誰にも文句は言わせないという国なのだと言うことを忘れていない？
韓国にしてもそうだけれど、中国も韓国も皆日本と同じと思っている人が余りにも多いので、話がおかしくなる。
先日も放送していたけれど、新しく入居した巨大な集合住宅だが、壁は波打っているは、柱は床から持ち上がった状態で、これでは当分引っ越しは無理だと言って嘆いていた。
日本ならすぐになおさせる所だろうが、中国では簡単ではないということなのだ。へたに文句を言おうものなら、警察に逮捕されかねないというのが中国なので。

rera1016 · Answer

高度経済成長期の日本の工事のスピードも速かったですが、今と違って耐震基準が緩かったのが大きいです。

仮設といっても、いつ大災害が起きるかわからないし、本設がいつ頃になるかもわからないので、雑な工事をするわけにはいかないでしょう。

もちからぼたもち · Answer

早く作ろうと思えば２時間もあればたぶん作れるけど失敗する確率は上がるし失敗したら命にかかわるしホテルで仮住まいできるならそっちの方が良かったりすると思うからちゃんと手数を踏んでしっかりしたものを建設しているんでしょうね。

seiji91 · Answer

仮設の建物や道路が倒壊したら　その後は何を言っても安心感も得られない。だから、より慎重に遂行する必要がある・・ですな。
まぁ、一般公共事業だと、納期遅れても役所はお金出してくれるから延びる体質はあるかもですが・・・

それより中国との比較は説得力が無いです。
こういうの良く記事で観る。新築マンションが倒壊したのもあったな・・

https://www.afpbb.com/articles/-/2763562
https://www.afpbb.com/articles/-/3403600
https://www.excite.co.jp/news/article/Searchina_20200313038/

sagida · Answer

崩落事故の犠牲者を生き埋めにしてでもやれば速いでしょうね。
https://courrier.jp/columns/184453/

のっぺり · Answer

地震国である日本の建築物は、耐震基準が世界一厳しいので、設計から施工まで時間と手間が掛かるんです。
早くやろうと思えば手抜きしていくらでも早くできますよ。某県のトンネル工事みたいに。

yamaya-hositaro · Answer

実際に作業をしているところを見ればわかりますが・・・
コンクリの塀を立てる時、日本は ちょっとずつコンクリートを塗って、それが乾いてから、その上に また塗ります。
さて、乾かすことをしないで、いきなり10センチの厚さのコンクリ壁を作った場合、中身は乾くでしょうか？

「おから工事」で検索してください。

yambejp · Answer

一つは地震の多寡による安全基準の違い。

makocyan1 · Answer

中国って土地が個人所有ではなくて国家のものなんですね。極端に言えば党が決めたらどこに何を建ててもいいわけ。そこに人が住んでたって強制立ち退きだってＯＫ。
　日本の場合は土地は個人所有だし、立ち退きなんて簡単にはさせられない。これに加えて今回のようなケースでは強固な地盤をもつ土地も少ない。建物を建てるにも建築基準法など様々な法律を遵守しなくちゃならない。
　法律を守らなきゃいけない国と党が法律の国との違いじゃないですかね。

中国と日本の工事のスピードの差

＃１０の方も仰っていますが、コンクリートは打コンして、同じコンクリートサンプルから作ったブロックの圧縮強度試験（破砕検査）を２８日後に行います。

高度経済成長期の日本の工事のスピードも速かったですが、今と違って耐震基準が緩かったのが大きいです。

仮設の建物や道路が倒壊したら その後は何を言っても安心感も得られない。

崩落事故の犠牲者を生き埋めにしてでもやれば速いでしょうね。

地震国である日本の建築物は、耐震基準が世界一厳しいので、設計から施工まで時間と手間が掛かるんです。

実際に作業をしているところを見ればわかりますが・・・

一つは地震の多寡による安全基準の違い。

中国って土地が個人所有ではなくて国家のものなんですね。

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