これまでで一番「情けなかったとき」はいつですか?

防衛大学校卒業は幹部候補生学校をパスできるのなrsまだも大卒者と同じように幹部候補生学校に行かないと行けないです
一般大卒者なら1年厳しい訓練を我慢するだけで幹部になれるのに防衛大に行くと防衛大の4年+幹候学校1年=5年も訓練を受けないといけないです
これで同じA幹部として扱われるのですから不公平で一般幹部候補生で入った方が短い期間の教育訓練で幹部になれてお得じゃないですか?防衛大卒幹部自衛官と一般幹部候補生から入ってきた人では3尉任官時に質に差があるのではないですか?いや、むしろないと何のために防衛大に行ったんだって思いますよね

質問者からの補足コメント

  • なるほど、やはり実際には大きな差があるのですね
    候補生学校でや幹部になった後に防衛大卒の人たちから差別的な扱いを受けたりすることはあるのでしぃうか(旧軍で学徒出身士官が士官学校卒士官に差別されていたように)

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2024/05/14 22:50

A 回答 (2件)

防大卒と一般大卒は幹部候補生学校に入校したら、完全に平等な扱いを受けるというのが公式の見解です。



しかし、これは制度としては真実ですが、実際には区別や扱いの差を感じる部分はあるというのが正解です。 幹部になりたいなら迷わず防衛大学校に行くべきです。 

防衛大学校は確かに厳しい場所ですが、しかし、幹部自衛官として生きていくならここ以上の学歴は存在しません。
 
その最大理由は、「たて」と「よこ」のつながりです。 4年間で防大の同期が手に入れていて、一般大卒の幹部にはないものです。

まず、「たて」のつながりが圧倒的です。 4年間在学していれば、先輩で3期別、後輩で3期別の知り合いが出来ることになります。 防大での先輩・後輩は一般大でのそれとは異なります。

同じ部屋で一緒に暮らし、指導され、指導した仲です。「その人がどんな人間なのか」ということを期別を越えて知っています。

そして、「よこ」のつながりも圧倒的です。 4年間もの間、様々な厳しい訓練、辛い環境を共に過ごしてきた仲間です。 基本的に集団行動です。 朝起きてから、夜寝るまでの文字通り四六時中ずっと一緒にいる存在です。
そしてこの「たて」と「よこ」のつながりを強めているのが校友会という存在です。 防大では、何かしらの校友会に所属しないといけません。 校友会とは、一般大のクラブ活動と同じようなものです。

校友会ヒエラルキーとか言われたりしますが、大規模な校友会は人数もすごく大勢参加しています。 ラグビー部なんて至る所に同じ校友会の人間が存在しています。
そしてその強力な「たて」と「よこ」のつながりが陸・海・空の全自衛隊に及んでいます。卒業したら、ほとんどが自衛隊の幹部になるんだから当然の話です。

この陸・海・空の全てに多くの知り合いがいるというのは、一般大卒の幹部ではまずありえません。 恐らく、ずっと勤務してもこれほど多くの知り合いは出来ないでしょう。

「統合運用」が重要なキーワードとなっている現在、このつながりは重要です。

やっぱり知り合いが多い方が調整がしやすく、防大卒同士で通じ合う場面は多々あります。 もし、自分と同じ出身大学の人とあったら「同じ大学」という共通点で話が弾むし、多少親近感が沸くと思いますが、自衛隊では「防大卒」という共通点から様々な話ができます。 

お互いに初対面でも、共通の知り合いくらいなら簡単に見つかるのです。

一般大卒にも同じ大学のつながり、それも一流大学の卒業生ならいろんな業界に総合職の知り合いがいるはずです。 しかしながら、自衛隊においてこのつながりにあまり意味はありません。 なぜなら、自衛隊という組織は非常に閉鎖的だからです。

何か新しい技術や革新的なサービスがあったとしても、それを導入するには長い時間と膨大な数の承認が必要です。 自衛隊が認めているものやサービスしか業務において活用することはできません。

このような環境の中で、いろんな業界・業種に知り合いがいてもそれを活かせる機会はほぼないでしょう。

一般大卒の人脈が活きることがあるとすれば、それは官公庁間でやりとりをするようになった時くらいでしょう。 しかしそれは、幹部になって10年以上経ってからのことです。

現在の幹部候補生学校では、防大卒も一般大卒も全く同じ扱いで教育を受けます。 ですから、入校当初~夏季休暇くらいまでは防大卒と一般大卒ではかなり 自衛官としての素養にかなり差があります。

しかし、成績をつける時にその事は一切考慮されません。防大卒と一般大卒は平等に扱われるからです。

また、重要な役職も防大卒に優先的にまわってきます。 というより、「一般大卒はまだ出来ないから防大卒にやらせよう」って感じです。 実際、一般大卒の人にやらせても確かに防大卒と同じようには出来ないはずです。

当たり前ですが、目立つ役職や重要な役職をしているほうが、失敗しても評価されます。 どうしても防大卒と評価の差はついてしまうのです。

そして、その差を卒業までに取り返すのはなかなか大変です。

幹部候補生学校での成績はずっと残るものです。 海上自衛隊では幹部候補生学校の成績が全てみたいですが、陸上自衛隊では幹部初級課程であるBOC、三等陸佐昇任志願者の必修課程であるAOCの成績、そしてCGS(指揮幕僚課程)にどれだけ早く合格できるかが重要です。

指揮幕僚課程(CGS)は高級幹部になるための登竜門です。AOC修了後から受験することができ、 最大で4回まで 受けることが出来ます。

この試験において一般大卒は不利なのかということですが、公式としては平等ですが、1選抜(1回目の選抜試験)や2選抜での一般大卒の合格者が著しく少ないもの事実です。

少なくとも1次の筆記試験においては差はないようです。 2次の口述試験・人物評価では詳細が明らかにされないため理由を調べることは出来ません。

結論として、実際に合格している一般大卒の幹部は多くいます。 しかし、1・2選抜で合格している一般大卒の幹部は少ないのが実情です。

「一般大で専門知識を学んだり、多様な経験や価値観を持った人材を幹部候補生として採用することで幹部の多様化を図る」ことが一般大卒の幹部を採用する目的です。 しかし、 自衛隊の多くの職域・役職において大学で学んだ専門知識や、多様な価値観が活かせることはかなり少ないと言わざるを得ません。

「理想の幹部像」や「あるべき部隊の姿」による画一的な価値観、教範事項を絶対視した訓練・指揮幕僚活動があるだけです。

自衛隊の価値観や考えを抵抗せずに受け入れることが求められるのです。

「一般大卒の幹部の強み」は自衛隊においては本当に存在しないと思われます。

更に、幹部自衛官になる上で一般大卒にメリットがない以上、高い学費を払って大学に行くだけ無駄です。 逆に防大では給料がもらえるわけで、経済的に大きな差が生じます。 一般大学に行くメリットは、防大よりも自由な学生生活を送れると言うだけです。
この回答への補足あり
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あなたにはどちらも関係ない世界の話だから判らないのでしょうね。



4年間授業料をはらうか給料を貰うかだけで年金を含めた生涯収入が数千万は違ってくるでしょう。

それに見かけは同じでも実際には出世のスピードが違いますね。
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