
0.90kg 2.7kg
・------・-------------・
A 点c B
(絵文字が使えずわかりづらい絵になってしまい申し訳ないです...)
[問題]
質量がそれぞれ0.9kg,2.7kgのおもりA(・),B(・)が質量の無視できる60cmの棒の両端に固定されている。重力加速度の大きさを9.8m/s^2とする。
問)Aから10cmの点cのまわりの力のモーメントの大きさを求めよ。
解答)
Aから10cmの点cのまわりの力のモーメントは,
0.90kg×9.8m/s^2×0.10m−
2.7kg×9.8m/s^2×(0.60m−0.10m)
=0.822 N・m−13.23 N・m= −12.3 N・m
よってモーメントの大きさは,12 N・m となる。
とあったのですが、計算して重心がAから0.45mの所にあるので、点cを支点にしてもかぶる力はないと思います。だから省く力はないと思い、全ての力を足したのですが、なぜか負の向きの重力分の力が引かれていませんでした。なぜこうなるのかわからないので解説よろしくお願いします。
No.3
- 回答日時:
それで問題なく計算できますよ。
何か計算違いをしているのでしょう。
【証明】
A, B の重さを m1, m2
Ac間の距離を L1, cB間の距離を L2
重力加速度を g とします。
おもりBが下がる回転方向を正とする力のモーメントを N とすると
N = m2gL2 - m1gL1
です。単純ですよね。
AとBの重心位置は A から (L1+L2)m2/(m1+m2) ですから
ここに全質量が集まっているとしてcに対する
力のモーメントを計算すると
N = (m1+m2)g{(L1+L2)m2/(m1+m2) - L1}
= g{(L1+L2)m2 - L1(m1+m2)} = m2gL2 - m1gL1
で上の力のモーメントと一致します。
一般に、剛体による力のモーメントは、剛体の質量が
重心に集中しているとして計算できます。
No.1
- 回答日時:
>計算して重心がAから0.45mの所にあるので、点cを支点にしてもかぶる力はないと思います。
だから省く力はないと思いその「かぶる力」とか「省く力」って何?
重心は「力のモーメントがつり合う点」だけど、ここでは「点cのまわりの力のモーメント」を求められている。
「点cのまわりの力のモーメント」は
・おもりA
働く力:0.9 [kg] × 9.8 [m/s^2] = 8.82 [N]
腕の長さ:0.1 m
力のモーメントの大きさ:8.82 [N] × 0.1 [m] = 0.882 [N・m]
力のモーメントの向き:半時計方向
・おもりB
働く力:2.7 [kg] × 9.8 [m/s^2] = 26.46 [N]
腕の長さ:0.5 m
力のモーメントの大きさ:26.46 [N] × 0.5 [m] = 13.23 [N・m]
力のモーメントの向き:時計方向
よって、合計の力のモーメントは「時計回り」を正として
13.23 [N・m] - 0.882 [N・m] = 12.348 ≒ 12 [N・m]
「重心」を考えるのなら、「重心位置」に
0.9 kg + 2.7 kg = 3.6 kg
のおもりがあると考えて、
腕の長さ:45 cm - 10 cm = 35 cm
で、時計回りの力のモーメントが
3.6 [kg] × 9.8 [m/s^2] × 0.35 [m] = 12.348 ≒ 12 [N・m]
としても同じ結果になります。
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