
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
そもそも、日本人という概念の中で、一般的な、普通そこいらにいる日本人の事を言っているのだと思いますが、、、
仏教、なかんずく自分の信仰する、あるいは祖先から受け継いでいる、信仰していなくとも『仏教』というものがある事は知っている、、、
そうした日本人が仏教の何たるかも知らずして、仏教を信じているという事は成り立たない。成立しない。
早速のご回答ありがとうございました。
たとえ<日本人が仏教の何たるかも知らずして>も<仏教を信じているという事は成り立つ>と思いますが。
知る知らないと信じる信じないとは別物でしょう。
No.14
- 回答日時:
日本人は不安になり易い人が多いとか、お金が沢山あったとしても心配性の人が多くてゆうつな気持ちで過ごしていると云った意見もある様です。
こういった背景が何処から来ているのかと云った原因を私なりに感じている事を書いてみたいと思います。
キリスト教の宣教師が日本に来て、日本人には今までの経験が役に立たないと云ったような事を本国に送っていたようですが、この事が後々の日本にキリスト教が大々的に布教しなかった理由にも関係すると思います。
釈迦の教えが仏教の元になっているようですが、その元は『一切皆苦』と簡潔に云い表す事が出来ると思います。
人生そのものが苦しみから出来ていると云ったような意味と思います。その釈迦の苦しみを推察するなら、普通では無いと思われるからです。
普通では、苦あれば楽ありとか、明けない夜は無いとかと云ったように、良い事も悪い事も、めぐって来ると考えるからです。
人生全てが苦しみで出来ているとする考え方は『精神疾患に罹った人の思考方法そのものの様に見えています。
『人間は生まれた時から、死刑が確定している。』とは禅宗のお坊さんの言葉です。是は正に精神疾患を患っている人と重なっています。
鬱も然り、恐怖症も然り、神経症も然りです。もっと言うならストレスを感じている人にも当てはまるかも知れません。そうとしか考える事が出来ない思考方法にハマっているからです。
こういった思考方法が釈迦の陥った一切皆苦の世界に通じていると思われます。
釈迦の素晴らしい処は此処からです。こう云った思考方法の原因と、そこから抜け出す方法を編み出した事を教えとして残して呉れているからです。
今ではインドでも、中国でも釈迦の教えは忘れ去られている様に見えています。処が今の日本では沢山のお寺が存在しています。
釈迦の教えの原点は『一切皆苦』と云ったものですが、簡単に言うなら『人生とは何ぞや・、とか自分は何者か?』といった素朴な疑問だと思います。処がこういった疑問にはまり込んだ事の弊害を説いています。
こういった閉塞感とか否定感に包まれて、其処から抜け出す事が出来無くなった状態を『精神疾患』いわゆるノイローゼ(恐怖症群や神経症群や難病性の疾患群)などが在りますが、こういった疾患の原因を教えている点です。
その原因は自分の生や死に対る恐れ、或いは人生に対する恐れが、その恐れの根底に存在している事です。そうしてその恐れの根本が何処に存在しているのかを発見した点のようです。
処が今の精神医学の世界では、こういった状態を『原因は分っていませんが、早期治療で早く良くなります。』と云ったインターネットの中での宣伝も見る事があります。処が原因を特定出来ない場合では根本治療とか完治を促す事の難しい状態が、寛解と云った宙ぶらりんの状態を生み出している気がしています。
その点からいうなら今から約2,500年も前にそう云った問題の根本を発見して、そう云った問題の根本的な解決方法を解き明かす事が出来た事は釈迦の教えの素晴らしい処と思います。
そうしてその教えを頑なに守り続けた、日本人の賢さも見逃す事が出来ないと感じます。
精神疾患の大元は『人生に対しての疑問から出発している様です。或いは人生に付いての怖れと云っても良いのかも知れません。』言い始めると限が無いかも知れませんが、生とか死に関しての恐れと云っても良いのかも知れません。
そう云った根本的な恐れを表現した言葉に『無明の故』という言葉が在ります。この言葉は、苦しんでいる人はその苦しみの原因が何処にあるのかが分からないでいる事が原因と云った意味です。
こういった意味から『仏教は知的』と云われているようです。
例えるならストレスという言葉ありますが、そのストレスを与えている原因は何処に在るのかというなら『当の本人の中に原因が在る』という意味です。
又人間には永遠に対する憧れが在りますが、その憧れが何処から来ているのかというならば、それも当の本人の中に在ります。人間の頭の中は永遠で出来上がっているからです。
以下にその原因を科学的に証明をしてみたいと思います。
その原因は脳の中に在りますので、その脳の機能の説明です、ちょっと古いものですが、ウイキぺデアの記事からです。
是はてんかんの治療のために左脳と右脳を繋いでいる脳梁の切断を一つの治療の方法として行っていた時代に、沢山の脳梁の切断された人が存在していた時代の研究成果の一つです。
”ロジャースペリー 分離脳
ノーベル賞受賞者
受賞年:1981年
受賞部門:ノーベル生理学・医学賞
受賞理由:大脳半球の機能分化に関する研究
ノーベル賞の受賞理由となった業績として分離脳研究がある。てんかん治療の目的で半球間の信号伝達を行っている脳梁を切断した患者に、片方の脳半球に依存することが知られている作業を行ってもらい、二つの脳半球がそれぞれ独立した意識を持っていることを実証した。”
自我意識は左脳に存在している意識です。右脳の意識は思春期頃『無意識の底』に隠れてしまって、自意識の前に現れる事が無くなる様です。
聖書の中でのアダムとイヴが知恵の実を食べたと云われる頃の話です。それから人間には苦労が付きまとうと云う話ですが、無意識の底に隠れた右脳の意識=無意識の自分の意識は命の働きという、本来の働きをするようになります。
その働きは『心的な働き』という意味では、感情や考えを湧き上がらせる働きをしています。自我意識に今現在の環境の情報を通じて、言葉に拠らない情報として教えています。この教えとしての情報は言葉に拠っていない事が特徴ですが、右脳には言葉が存在していないからです。こう云った左右の脳の性質とか、働きを脳卒中になってしまって、自らの経験として語っているものが在りますの載せてみます。
釈迦が悟りを開いたという内容は、脳梁の中での左右の脳の出会いの事を云っています。人間は絶えず左右の脳で通信をして、その通信記録は残っていない様です。
禅問答と云ったものが在りますが、大変分かり難いものですが、それは言葉の無い脳=右脳が書かせたものだからです。処が右脳の機能は言葉が無い処から推し測るなら、割り切る機能が無いという機能=無限から出来上がっている事が推察されます。詰まり永遠を理解している脳と云っても良いと思います。
人間が永遠に憧れを持つという意味は、右脳からのメッセージを受け取っているという意味になります。言い替えるなら死ぬ間際の人の笑顔です、死の淵に立っている人が、笑顔で微笑んで居られるのは右脳を通して永遠の自分を見ているからです。永遠からやって来て。又その永遠に帰って行く事によって安楽な心持で帰って行く事を意味しています。
右脳の機能は『仏性』=『命の働き』で出来ています。人間でいうならば腸の活動全て、心臓や肺などの臓器の全て、心に感情が湧き上る全て、人間の行動に関する全てと云ったら分かり良いかも知れません。
従って神経症等、自律神経失調症等、心に関係する全てにも関係しているようです。今の医学に関する計器で測っても異常が見付けられない症状の全てと云っても良いのかも知れません。
禅が日本に普及した時代では、侍達が命を張って戦っていました、そう云った時代に、命を惜しむ事が無い様な影響を持った禅が普及した事は必然だったかも知れません。
今の時代は大変な平和を日本は享受しています。戦時中にはノイローゼが急減していたようです。平和な時代では精神疾患が増えていますが、その原因は自身が自身の命と戦っているからと云っても良いのかも知れません。
心の矛盾が自分自身を苦しめているようです。それも無明の故にです。
No.11
- 回答日時:
現代では、信仰の意味が希薄化してるから、仏教じゃなくって神道じゃないの?
早速のご回答ありがとうございます。
1.普通の日本人は、仏教というはっきりした教義などのあるものを信仰しているのではなく、根底には神道があるのですね。
2.しかし、書簡集には仏書いているいる人が多い、というのはどのように解釈したらよいのでしょうか?
No.10
- 回答日時:
No.8です。
>知る知らないと信じる信じないとは別物でしょう。
たとえば、「善」と「悪」。
これを知らずして、信じていれば良いのであれば、「悪」に縁すれば地獄に落ちることを日蓮は言っています。
正しいのか、正しくないのか??
その為にも、正しい知識が必要だという事です。
◆話しを変えますが、、、
>昭和二十三年に戦犯で死刑に処せられた人たちの
戦犯にさらされて処刑になるならまだ良い。
この国を亡国として、自ら裁判に臨むことを恐れ命を絶った人間はどうなるのだろう??
まさか、再び人間として生を受けるなんて虫の良い話しはないと思いますよ。
そこまで、こいつらが分かった上で話しをしていたのか疑問ですね。
再度のご回答ありがとうございました。
*
*
後段について
二種類の人がいると思います。
1.鎌倉武士のようにこの世から潔く去る人
2.7生報国と戻って来る人
No.7
- 回答日時:
「死」というものに直面した人、特に「今から死ぬのだ」と分かっている人が「死そのものへの理解」を求めるのは当然だと思います。
その理解が正しいか・間違っているか、はあまり関係なく「自分の心が納得して死地へ赴けるようにしてほしい」わけです。
そうでなければ、死への覚悟ができず、刑場に引きずられて連れていかれるようなみっともないことになるでしょう。
そのような瞬間には科学ではなく「心の安定・納得」のための哲学が要求されます。他の回答者が「縋る」と書いておられましたが、すがっているのかもしれません。
もしそれがキリスト教徒なら「私の死はキリストが磔にされたのと同様、犠牲である」という納得の仕方をするかもしれませんし「死ねば天国に行って主と共に神の王国を作れる」という考え方をするかもしれません。
とにかくそこには「死そのものへの目的意識と納得」があるわけです。
一般的に日本人はキリスト教徒ではありません。神道はほとんどの場合「死そのものの哲学的回答」を有していません。となると日本人が利用するのは仏教しかない、ということになります。
ただ個人によってその概念は異なるでしょう。極楽浄土という認識の人もいれば、西方浄土で死んだ身内や友人と会えるという人もいるかもしれません。場合によっては「解脱である空(虚無)である」という人もいるかもしれません。
どのような形であっても「本人の心が安定する」なら良いわけですが、神道は教義そのものを持たないので、利用できる人はほとんど居ないだろうと思います。
早速のご回答ありがとうございます。
<自分の心が納得して死地へ赴けるようにしてほしい」>
心<の安定・納得」のための哲学が要求され>
<日本人が利用するのは仏教しかない。>のですね。
(西洋ではキリスト教しかない、と同じ)
No.6
- 回答日時:
死刑に処せられた人たちは、学のある人が多いでしょう。
学問ならば仏教でしょ。神道は至って素朴な宗教ですからね。
とはいえ、博学な両者にしては、底が浅いように思われます。
世界的には日本の仏教は、大乗仏教どころか超大々乗仏教という仏教の枠を外れた宗教だと言われている点を全く考慮に入れていません。
他の仏教国から云わせれば、念仏を唱えるだけで極楽往生できるなんていう教えはあり得ないのです。
この安直さは、神道そのものです。
結局のところ、いつの時代であれ、日本人は神道から抜けられないのです。
No.5
- 回答日時:
日頃参拝はおろか、初詣も行かない人が圧倒的ですが、
困った時の神頼みと言って、死にそうな事態では、
「神様、仏様、南無阿弥陀仏」と唱える人は多そうです。
だからと言って心底においては仏教を信じているかは微妙です。
10年ひと昔で、昭和23年の頃と、現代では隔世の感が有ります。
葬式では、圧倒的にお寺ですが、仏教を信じているからでなく、
そこに父母の墓があるからです。
国民レベルで言えば、もはや無宗教でしょう。
早速のご回答ありがとうございました。
<昭和23年の頃>のはなしです。
<困った時の神頼み>が仏教だったのですね。
先頭の神頼みに、おそらく一番信頼している仏教を選択したのでしょうね。
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