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龍の絵や彫刻には必ず玉も描かれています。
中国のお祭りで見る龍は玉を追いかけています。
龍と玉の関係・由来はなんですか?

A 回答 (5件)

中国の「龍」は北方起源の神馬が、黄河上流域の蛇神と習合されて成立した想像上の動物です(なにかしら実在したようでもありますが・・・)。


漢の劉邦は一農民から皇帝へと駆け上りましたが、血統上で王族・貴族に連なる筋目がありませんでした。おそらく家伝の先祖伝説に夏(?)時代の劉累(龍を飼育していた御龍氏の祖で、劉氏の先祖とされる人物)があり、そのあたりから龍神を劉家の象徴とする動きがあったのだと思います。
これ以降中国において「龍」は皇室の象徴として尊貴な存在となり、地方地方に残っていた土地神的な龍神と併存していき、ポピュラーな存在となっていきます。

「玉」は、インド起源の「ナーガ」の持つ如意宝珠という神通力をこめた珠が起源です。
「ナーガ」は天竜八部衆という形で仏教に取り込まれ、何度かの仏教伝来に従って中国へ入ってきます。
「ナーガ」は本来は蛇神(コブラ)ですが、中国語に訳されるときに「龍王」とされた為に中国の龍と混同されることになりました。

こうして中国起源の「龍」とインド起源の「玉(如意宝珠)」が組み合わせられ、その後の絵画や造形などに現れるようになったようです。
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中国の竜の元祖はインドのナーガラージャ(竜王)です。

これが仏教と一緒に伝わったのですが、インドの竜王には、頭に、望みを叶える宝石を乗せた竜王がいるそうです。
なので、竜と玉の関係はそこからきているのかもしれません。
日本には、幸若舞に、苦しみから逃れて成仏したいがために、宝珠を奪おうとする八代竜王の話なんかもあります。中国を通して日本に入ってくる中で、いろいろな意味が加えられてるのだと思います。
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龍と玉をモチーフとした彫刻や絵画は数多くあります。

その多くは一頭の龍が玉をくわえている、あるいは複数の龍が一つの玉を奪い合う場面を描いています。龍の玉が描かれていない 龍も、顎の下に玉を隠し持っているそうです.

十二支の中で唯一の架空の生き物である龍は、中国皇帝の象徴であったように、権力の強大さや地位の高さを表しています。そしてその龍の大好物が玉なのです。玉自体もあらゆる幸運や運気を引き寄せるものとして古来より信じられてきました。つまり龍と玉は、世の中の全てのものを手に入れるという人間の究極の欲望を表現したものなのです。
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十二支のなかで唯一、架空の動物である龍は、中国皇帝力のシンボルだったそうです。

権力の強大さや地位の高さを表しています。そして、その龍の好物が、玉なのです。玉は、あらゆる幸運や運気を引き寄せると信じられてきました。
龍と玉は、世の中のすべてのものを手に入れたいという人間の欲望を表しているのだそうです。
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龍は、中国では、吉兆をもたらす聖獣とされ、最古の皇帝たちは龍の化身と言われてます。


五色に光る玉は、龍の力のシンボル・源泉と言われてます。通常龍のあごの下にあると言われてます。
日本でも、竹取物語の中で、大友大納言に出す、結婚の条件は、この龍の五色の玉を捕ってくることです。
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