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日食なんて数時間で終わります。

A 回答 (3件)

私たちは地上の物体も空の星も同じ法則だということが分かっていますよね。

ところが中世では欧米でもアジアでも空の星などの法則と地上のものとは全く違うと思われていたのですよ。

空は地上の世界とは全く違う神々の世界だったのです。当然神々の世界ですからそこは完全な調和のとれた美しい世界と考えられていたのです。

ところが日食なんかは完全な存在である日輪が突然真っ暗になるわけです。あきらかに「完全な世界」が破られているととらえたのですよ。日食にかぎらず彗星の出現や超新星の出現などもそうです。

ですから「完全な世界」である天の世界の調和がくずれたのだから、地上の世界ももっと混乱に陥る、すなわち凶事がおきると考えられたのです。
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この回答へのお礼

混乱するから凶事が起きるという考えはよく理解できないですね。混乱は混乱、凶事は凶事なのでは。

お礼日時:2024/06/26 22:25

日食そのものは確かに災害とは


何の関係もないですよね。
まあ、太陽と月の引力が一直線に並ぶので、
潮汐力が集中することなども含めて、
地震や大型季節風の発生について、
可能性は示唆されていますが。

ですがもちろん
現代でもそれは科学的根拠のないことですし、
日食の仕組みを考えると、
この天体現象と災害とを結びつけるのは、
難しいですよね。というのが現代の考え方です。

しかし日本でも、邪馬台国なんてかなり古代から、
日食の発生を予知しようとしていたことは、
No.1さんも指摘されている通りで、
これはもちろん日食という天体ショーを、
みんなで楽しもうとするためではないと考えられます。
それは地震や風水害、飢饉などの災害が、
日食の前後で発生する可能性が高いと、
信じられていることで、
全く関連性のない地震被害や、風水害、飢饉等が、
「日食のせいで引き起こされたんだ」と、
そのように解釈されていた可能性も高いです。
でもそうすると、
現代のように結局何事も起こらなければ、
「なんだ 何も起こらなかったじゃん」で済むことですね。
疑問に思われるのはそこなのではないでしょうか。

そこでもう一つ
こういう可能性が浮上してくるんです。
天災ではなく人災です。
日食の前後で都を揺るがす天災が起こる可能性がある。
そういう風評被害によって、経済が停滞してしまうことです。
そして都が天災によって被害を被る可能性が高いので、
この隙に都を襲撃しようという動きが高まる可能性があります。
日食の前後に戦乱が多く発生する傾向もあるようで、
これは日食によって内政が混乱している隙を狙う。
こういう一面はあるのではないかと考えられます。
たとえば日食ではありませんが、
前々回のハレー彗星最接近時には、
彗星のガスに地球がまかれて、地球人類は死滅する。
というデマが流布しました。
もちろんそんな事象は全くありませんでしたが、
世界中で経済が停止寸前の状態に陥った
事例がたくさんありました。
この時に戦争を仕掛けられると、
確かに苦しかっただろうと思います。
つまりこうしたデマの流布による人災の広がり、
それが日食を天災の前触れに仕立て上げてしまった、
要因の一つなのではないかとも考えられます。
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この回答へのお礼

それはあります。しかし事実として日食と自然災害には何の相関もありません。だから「厄災がある」という迷信が成立する余地がないのです。

お礼日時:2024/06/26 12:41

古代、日蝕は天変地異の前触れとされていたからです。


特に王が太陽と関連付けられるような地域では、王そのものへの凶事の前触れとされました。
しかし、天文観測を行っていれば、定期的に日蝕が発生することがわかり予測可能です。そのため、日蝕が発生する前の時間帯から王が祭祀を行い、その祭祀のおかげで減退した太陽はまた復活したというストーリーで王の権威を逆に高めたのです。
一説には、卑弥呼の死は日蝕発生の予想を外したので殺されたも言われています。それくらい古代の人たちにとって日蝕は恐ろしい現象だったのです。
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この回答へのお礼

でも、日食では何の被害もないですよ。実質何の影響力もないものに対する「恐れ」なんていうのは消滅しませんか?

お礼日時:2024/06/26 08:56

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