ドイツが在韓国連軍に加盟したそうですが、これでドイツ軍は、日本の基地を自由に使えるようになる？

ドイツが在韓国連軍に加盟したそうですが、これでドイツ軍は、日本の基地を自由に使えるようになるんですよね？

No.2 ベストアンサー 回答者： kantansi 回答日時： 2024/08/06 12:37

ドイツが在韓国連軍に加盟しましたが、これでドイツ軍は、日本の基地を自由に使えるようになるわけではありません。

　

これから、ドイツが「国連軍地位協定」を締結すれば、朝鮮国連軍の基地を兼ねる在日米軍基地である、横田基地（東京都）、嘉手納基地、普天間基地、ホワイトビーチ地区（以上、沖縄県）、横須賀基地、キャンプ座間（以上、神奈川県）、佐世保基地（長崎県）の7カ所が使用できるようになります。　これらは日本の基地ではなくて、日本が米軍に提供している（無理やり提供させられている）在日米軍の基地です。　

横田基地が朝鮮国連軍の基地を兼ねているのは、1954年に日本政府と朝鮮国連軍との間で締結した国連軍地位協定が根拠となっています。

いずれの基地にも星条旗と並んで国連旗が掲げてあるものの、朝鮮国連軍の専用施設があるわけではなく、滑走路、港湾などはいずれも米軍施設を利用することになります。

また、ドイツの加盟で在韓国連軍加盟国は計18か国になりましたが、これらの基地を利用できるのは、国連軍地位協定締結国の日本、オーストラリア、カナダ、フランス、イタリア、ニュージーランド、フィリピン、南アフリカ、タイ、トルコ、米国の12カ国で、国連軍地位協定を締結していない、ギリシャ、コロンビアなどの5カ国は上記基地を利用することができません。　

ところで、No.1の回答は大嘘です。　ドイツが国連軍地位協定を締結すれば、日本に通告して、在日米軍の許可さえ取得すれば上記の基地を自由に使用することができます。　2021年に米軍横須賀基地に寄港した英国のクイーンエリザベス空母打撃群を始めとして、近年欧州の軍艦が度々日本に寄港していますが、国連軍としての作戦活動のみならず、台湾海峡の自由航行など、朝鮮国連軍の作戦とは関係ない単独行動の為にも、上記米軍基地を使用しています。

この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、ありがとうございました！

お礼日時：2024/08/10 19:34

No.1 回答者： zawayoshi 回答日時： 2024/08/05 17:41

自由ではなく必要に応じて…ですね。

国連軍としての作戦活動において使われますけど、ドイツ軍単体での活動ではありえないです。