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クアッドは、自由や民主主義、法の支配といった基本的価値を共有する日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4か国の枠組みです。

しかしながらインドは、上海協力機構にも参加しています。
上海協力機構とは中国とロシアが主導する地域協力組織で、中国、ロシアのほかインド、パキスタン、中央アジア4か国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン)、イランの9か国が加盟しています。軍事、政治、経済・貿易、科学技術、文化面などの包括的協力をうたった憲章を持っています。2007年以降、ほぼ毎年、加盟国による合同軍事演習も実施しています。最近はロシアが掲げる「ユーラシア経済同盟」や、中国が掲げる「一帯一路」構想の実現に向け、加盟国や準加盟国、対話パートナー国を増やし、経済分野での協力を強化しています。

インドが枠組みのキーマンになっていますが、インドの思惑と立ち位置を教えてください。

A 回答 (4件)

知らない人も多いのですが、


インドは社会主義国です。

だからソ連と親和性があり、
軍事関係はソ連の援助を受けており
今でもロシア拠りの政治を採っています。

中国とは犬猿の仲ですが、それでも
同じソ連の門下生として共同したい
という面があるのです。


今のところ、欧米と中ロの間を
バランス採ってやっていこう、という
感じですね。

こういう政治を振り子外交、といいます。
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>自由や民主主義、法の支配といった基本的価値を共有する



これは方便で、不自由で独裁主義、人治の支配である中国への対語です。

>インドが枠組みのキーマンになっていますが、インドの思惑と立ち位置を教えてください。

クアッドは対中包囲網です。インドは中国(と中国の支援を受けたパキスタン)と対立しています。だからこそ、西側に接近しつつも、その保険でロシアとの関係も維持したいのです。

クアッドの対中最前線はインドです。他の国はインドを利用しています。インドも他のメンバー国を利用しています。そして様々な場面でロシアに付き、西側を牽制します。

各国は反中国という一点でのみ、インドとつながり、利用し、利用されているのです。
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両方の良いとこ取りをしたいだけ。


片方に都合が悪い部分は協力しない。
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インドは歴史的に他の諸国と軍事同盟を結ばないというスタンスです。


中立政策なので、状況にあわせて対応するというスタイルですよ。

ですからインドは中国との国境紛争をかかえていますが、場合によっては中国とも協力し、またアメリカとも協力しています。

ちなみに世界各国では軍事同盟に加入している国は少数です。
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